長崎カステラの起源は?ザラメで選ぶならおすすめはこの販売店!

スポンサーリンク

長崎の土産と言えば長崎カステラが思いつきます。土産屋で色々な製造店のカステラを試食して購入するのが楽しいです。

長崎はポルトガルとの貿易でさまざまなものが伝来しましたが、やはり長崎カステラの起源もポルトガルなのでしょうか?

長崎カステラはフワフワしたケーキに近いものですが、当初のカステラは今とは違ったと言います。どんなものだったか想像してみてください。

長崎カステラの起源と当時のカステラなどタイムスリップしてご紹介します。

カステラのイラスト

長崎カステラの起源とは?

長崎カステラの起源、発祥はやはり貿易が関係しているようです。調べてみると

  • 長崎カステラはポルトガルから伝わった南蛮菓子。
  • それを日本風にアレンジされたのが和菓子。
  • 日本の各地にカステラと称するものはあるが、元は長崎カステラと言われている。
  • 貿易港だった長崎に中国からの砂糖が豊富に入港されていて、長崎でカステラが発展した。

16世紀後半の鉄砲伝来の頃です。フランシスコザビエルが来日してキリスト教の伝来が始まったと同時に南蛮菓子といって、金平糖やカステラなどが日本に伝わりました。

鎖国の中、長崎は貿易港として海外文化や砂糖などの食材が手に入る地でした。その為、長崎ではカステラを作る習慣ができ、長崎の土産として根付いていきました。

長崎カステラの語源は?

カステラと呼ぶようになった語源についても諸説あります。どれも近い解釈なのですが微妙な違いに注意してご覧ください。

  1. カステラはスペインのカスティーリャ王国で生まれたお菓子と言われている。
  2. ポルトガル語でカスティーリャ王国のことをカステラと発音する。
  3. 元々カステイラとよばれていたのが、カステラになった。
  4. 製菓過程で卵白をツノが立つまでかくはんした時の形が城のようであることからポルトガル語でカステローと呼ぶ。

など、どれも採用したいほど今の長崎カステラに見合った語源ですね。

長崎カステラは伝来当時は違う食感・味だった?

長崎カステラは、今でこそどこも似たような形と食感と見栄えですが…

「元々は砂糖菓子に近い、甘い菓子で贅沢品だった!」

ということです。そして、長崎カステラの特徴であるあの「しっとり感」は水飴がカギとなっています。最初は卵、小麦粉、砂糖で作るカステラは乳製品を使用していない為、「パサパサ」していました。

その食感が好まれていなかったことから水飴を使用するようになりました。また、当時のカステラのパサパサ感を消すために、砂糖蜜で煮たという説もあります。

このようにして、現在の日本人に好まれるしっとりした長崎カステラが生まれ、定着しました。

長崎カステラの「ざらめ」やフレーバーをご紹介

長崎カステラを購入する際に、迷うのが「ざらめ」というザクザクの砂糖が底についているか、そうでないかです。好き好きですが違う食感で楽しいですね。

また、フレーバーも迷います。チョコやチーズなど全て試食させてくれる店もあります。団体観光客を迎え入れるような店で行っています。

ザラメで選ぶならおすすめはこの販売店!

<福砂屋>

カステラの老舗店舗です。本家と言っているほどです。ここのザラメは本格的に感激するほどついていますが、福砂屋はブランド力もあり少々お高いです。全国展開しているのでお目にかかることがあるのでは?

<文明堂>

こちらも老舗店舗です。この程度ついていれば合格といった感じでバランスよくザラメが広がっています。

「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂…」といったCMフレーズがあったあの文明堂です。大浦天主堂やグラバー園に続くグラバー通りなどにもあります。観光のついでにどうぞ。

 

そして、フレーバーも気になりますね。たくさん味見ができる店は…

<ハウステンボス内カステラの城>

日本一の品ぞろえと言われるカステラ専門店です。たくさんメーカーのカステラの販売はもちろん、なんといっても毎日行われる試食会が楽しみです。

この試食会の為にショーケースをぐるりと囲んで行列ができます。そのショーケースの周囲にはさまざまなカステラが並んでいるので、1周すると20種ぐらいは試食することが出来ます。知らなきゃ損します!行かなくちゃ!

<グラバー通りは試食の宝庫>

清風堂:

しっとりしたカステラで有名です。チーズ、チョコ、抹茶、紅茶など試食を大々的に行っています。買うお客さんであれば店員の愛想が良いです。

和泉屋:

団体の定番スポットのようなところですが、大量に試食ができ、お茶も飲めます。人がたくさんいるときを狙ってたくさん食べている人もいます。

観光店:

その他土産物屋でも常時試食があります。是非、定番のカステラの他フレーバーも買ってみましょう。

まとめ

長崎カステラの起源はポルトガル説が有力ですね。カステイラ?城?製法?など諸説あるものの貿易港である長崎で南蛮文化が日本流に変化していったことには間違いありませんね。

長崎カステラは良質の卵などにこだわっている店はやはり高額です。お手軽価格のものでもおいしい長崎カステラです。

グラバー通りに行く際には、行きがけは試食だけにして帰り道で本当に購入したい店に入りましょう。というのも、お買い得品は登って行く道の半ばにあるからです。ある店では1本1,000円でも違う店では3本1,000円などかなり違います。

土産にするなら本数が多い方が配りやすいですね。是非、長崎カステラの試食を満足にして納得いく買い物をしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました