牡蠣は栄養があるのよなんて良く聞きますが、どんな風に良いのか分からなくてもおいしいからつい食べているという人もいるでしょう。牡蠣は海のミルクとも言われます。牡蠣のミルクとはどういう理由があるのでしょうか?
是非、冬の真牡蠣や夏の岩牡蠣など年中食べられるおいしい牡蠣の魅力的な成分について知ってみましょう。是非、読んで食べて元気になってください。
牡蠣が海のミルクと言われる理由とは?
牡蠣は「海のミルク」と言われる理由は何でしょうか。海でミルク?その理由は次の通りです。
- 身がミルクのように乳白色だから
- ミルク=牛乳のような栄養素を豊富に含んでいるか
海のミルクと呼ばれる牡蠣は冬が旬の真牡蠣を差しています。大きな身が特徴の夏が旬の岩牡蠣は「海のチーズ」と呼ばれるそうです。
栄養があると知られていても、タウリンなど魚介類に多い栄養素のことかと思ったら他にも豊富だというから驚きです。牛乳のような栄養素?海の中にあって牛乳のような栄養素とは何が含まれているのか大変興味がありますね。次の章でご紹介します。
牡蠣が海のミルクと言われる驚きの栄養成分とは?
牡蠣が海のミルクと言われる理由に牛乳の栄養成分に似ているとご説明しましたが、実際には「牛乳よりもはるかに多い栄養成分が含まれている」と言うのです。その代表的な成分は3つあります。
<亜鉛>
亜鉛は不足気味と言われていて、サプリメントも発売されています。亜鉛が不足すると…
・味覚障害・肌荒れ・成長に影響・肝臓機能の低下
などが起きる可能性があるそうです。亜鉛には
・免疫力向上や成長につながる皮膚などの形成
などに重要な役割を担う為、積極的に体に摂り入れたい食材です。牡蠣1つで1日の摂取推奨量の「1/3」の亜鉛を含んでいるというから驚きです。
<鉄分>
牡蠣は鉄分が多い事で有名です。鉄分が不足すると…
・貧血
になることがあります。特に女性は積極的に摂取したいと言われています。血液検査で鉄分が少なめの方は、是非、今までより牡蠣を食べる頻度を増やすと良いですね。こちらも牡蠣1つで1日の摂取推奨量の1/3を含んでいる為、優秀な食材です。
<ミネラル:カルシウム、マグネシウム>
ミネラルは体内で作ることができず、食事から微量を体に摂り入れる必要があります。牡蠣はカルシウムやマグネシウムを豊富に含んでいます。
<ビタミン類>
牡蠣には色々なビタミンが含まれていますが、中でもビタミンB12の含有量が素晴らしいです。水溶性ビタミンで血中のヘモグロビン生成を助ける為、先述の鉄分と共に貧血の頼もしい味方です。
また、脳からの指令伝達神経を正常に保つと言われていています。ビタミンB12は過剰摂取しても排出される為、食べ過ぎの心配はありません。
<タウリン>
でました!やはり魚介類につきもののタウリンが豊富に入っています。タウリンは疲労回復の栄養ドリンクに含まれているほど、その効果が期待されています。疲労物質である乳酸を増やさない他、消化作用などにより胃腸の調子も整えると言われています。
海のミルクと言われる牡蠣は、これだけの頼りになる魅力的な栄養素をたっぷり含んでいるので疲れた時や、やや風邪気味の時などに積極的に摂りたいですね。
まとめ
牡蠣が海のミルクと言われる理由は牛乳に類似していることが由来であることがわかりました。牡蠣は食あたりの原因になることがあります。
表示されている方法で保存したり食べたりしましょう。食あたりさえ気にしなければ、風邪気味の時に牡蠣の豊富な栄養素を体に入れると良いと言われます。
1個で十分な栄養素がありますので、是非、料理に摂り入れましょう。調理が面倒なら惣菜コーナーの牡蠣フライでも良いので食べたいものです。
築地で岩ガキを食べました。大人の手のひら程の大きさでした。いえいえ、大げさに言っている訳ではありません。本当にびっくりする大きさでした。
一口ではもちろん食べられない!5口程で食べる際には、中のミルク成分をたっぷりと感じられ、まさに海のチーズでした。オイスターバーなど牡蠣専門店も展開されているので、是非、日ごろのご褒美に贅沢な栄養素を含んだ牡蠣を食べて、さらにパワーアップしてみましょう。
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