冷え症におすすめの飲み物といわれる「しょうが湯」ですが、自分はどうも苦手です。確かに冷え性に良さそうですし、血液循環が良くなりそうで納得はするのですが飲めないのです。
辛い飲み物は砂糖を入れても苦手です。同じような人もいるのではないでしょうか? そのような人は何を飲めば良いのでしょう?
もちろん冷たい飲み物よりは温かい飲み物が良いのですが、温かくても体を冷やす傾向にある飲み物もあるのです。冬はこたつで温かい緑茶を飲むとほっとするという人もいるでしょう。
はたして緑茶は冷え性におすすめなのかどうなのか?飲み物にも冷え性に良い物があるのでその法則をしっかり知っておきたいですね。
そこで、今回はしょうが湯に頼らない冷え性の人におすすめする飲みものをご紹介します。いつも愛飲しているドリンクを思い描きながら確認していきましょう。
冷え症におすすめの飲み物の法則1:発酵
冷え症には発酵食品が体を温めると言われており、おすすめします。さて発酵した飲み物と言われてもヨーグルトぐらいしか思い当たりませんが、何があるのかというと
体を温める傾向にある発酵飲料:
- ヨーグルト・紅茶・ほうじ茶・ウーロン茶など
紅茶やウーロン茶はもともと緑茶なので緑茶も体を温めるのでは?と思うのですが「発酵」がポイントになっている為、緑茶のように茶葉そのもので煎るなどして乾燥しただけのものは発酵しているとは言えないのです。
冷え症におすすめの飲み物の法則2:ポリフェノール
ポリフェノールは色々な分野で健康的に活躍している成分ですが冷え性にもおすすめできる飲み物と言われています。ポリフェノールは手足の他、腸も温めることが期待できます。
ポリフェノールの含まれている飲み物:
- ココア・緑茶・紅茶・コーヒーなど
ホットココアは冬にうってつけです。いやあココアは甘くて苦手だ…という人いませんか。ココアは純ココアといって砂糖やミルクが入っていないココアそのものも販売されているし、甘くないココア飲料が出来上がるビター仕様も販売されているのでお試しください。
自分も子供のころから飲み慣れた森永のミルクココアを飲んでいましたが、大人になり糖分が気になり、今はビターを購入して砂糖抜きでミルクを入れて飲んでいます。砂糖抜きのココアは慣れるとコーヒーの砂糖抜きのような感覚で普通に飲むことが出来ますよ。
それでもココアは…という人にはポリフェノールたっぷりの赤ワインはいかがですか?今は冷たいワインではなく「ホットワイン」にして飲むものも販売されていますね。可能な限り温かい赤ワインを選んでみましょう。
冷え症におすすめの飲み物の法則3:スパイス
冷え症におすすめの紅茶やココアなど発酵とポリフェノールの関係が分かりました。さらにその飲料にプラスすると良いスパイスがあります。
冷え症におすすめのスパイス:
- シナモン・こしょうなど
体を温める傾向にあるスパイスを使いましょう。ココアにシナモンを追加したり、インドのマサラチャイのように紅茶に胡椒などを追加すると更に冷え性対策に期待できます。
マサラチャイは最初に飲んだ時はびっくりしますが、自分は冬に飲むようにしています。スパイスを砕いて鍋で紅茶と一緒に煮出すのですが、今はティーパックに入っているものも販売されています。
マグカップに牛乳とそれを入れてレンジでチンするだけで出来上がります。何といってもマサラチャイに使われるスパイスは
「こしょう・シナモン・クローブ他、体に適量取り入れたいスパイスが入っている!」
何だか温かくなりそうな気がしてきました。砂糖は入れても抜きでも構いません。一度お試しください。
まとめ
残念ながら日本人になくてはならない日本茶よりも紅茶のほうがよいみたいですね。
茶葉の製造過程をしっておくと発酵レベルが理解できます。ポリフェノールやスパイスも積極的に体に摂り入れてポカポカと体の末端まで温めておきたいです。
ただしスパイスなどの取りすぎは良くありません。少しずつを意識的に摂取していくことが大切です。
赤ワインにもポリフェノールが入っていますが、ホットワインはヨーロッパでは風邪をひいた時に飲むとも言われています。ホットワインにスパイスが入っていることもあります。冷え性対策とはいえ、楽しんでお好みの飲み物を探してみましょう。
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