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ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの違いにみる諸説が面白い!

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コンビニのコーヒーはとても美味しいです。コーヒー店でなくても香り豊かな味わい深いコーヒーを飲めるようになり、時間潰しの目的以外には喫茶店に寄らなくなりました。

自分はミルク入りが好きなのでアメリカンコーヒーのような薄いコーヒーは飲まないし、ブレンドコーヒーはブレンドだから店によって味が違うはずという先入観でアメリカンコーヒーとブレンドコーヒーを見てきました。

しかし本当のところ、定義などがあれば知っておきたいです。なぜ、アメリカンコーヒーと呼ぶようになったのでしょうか?毎日飲むコーヒーなのできちんとご説明していきます。

コーヒーのイラスト

ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒー違いは?

ブレンドコーヒーは数種類の豆を混合したコーヒーです!

なるほど。ブレンド=混ぜたという連想は合っていたようです。そしてアメリカンコーヒーは日本で使われる名称であり世界的には通用しない呼び名です!

そしてアメリカ式8段階のコーヒー豆焙煎度分類上、浅煎りの豆を使用しているものです!

つまり、日本でアメリカンコーヒーというと豆の種類のことではなく煎り方による呼び方と言うことになります。

ちなみにアメリカ式8段階焙煎度は浅いものから順に

  1. ライトロースト
  2. シナモンロースト
  3. ミディアムロースト
  4. ハイロースト
  5. シティロースト
  6. フルシティロースト
  7. フレンチロースト
  8. イタリアンロースト

で、アメリカンコーヒーは1~3あたりの浅煎り豆を使っている様子です。一般的な抽出に使われるのが④あたりで、エスプレッソは5~7、アイスコーヒーは8あたりになります。

アメリカンコーヒーは浅煎りの為、苦みは少なく、酸味が強いというのが特徴です。

ブレンドコーヒーは何をブレンドしているの?店によって違いがあるの?

ブレンドの豆に指定はありません。その為、店によってブレンドコーヒーの豆が違い、味も違ってきます。ブレンドコーヒーは安い豆をたくさん使っているから安く飲めるのかというとそれも違います。

店によってコーヒーの好みも違い、お気に入りの豆を多く仕入れることがあり、それを主に使い数種類を混ぜていることが多く、安い豆だからブレンドというのではなく、その店の個性が出るコーヒーだということが出来ます。

アメリカンコーヒーにしろブレンドコーヒーの味が口に合うお気に入りの店を見つけられると良いですね。

逆に、ブランド豆のグアテマラやハワイコナなど、その豆だけを使ったものはストレートコーヒーとなります。同じブランド豆に絞って飲む方なら、店によって違う焙煎の仕方や時間の差などは、容易にその味の違いがわかるでしょう。

アメリカンコーヒーと呼ばれるようになった諸説の違いも面白い

呼び方の由来には諸説あるのに驚きです。

<東京喫茶店説>

深煎りが主流だった1960年代に何杯も飲めるようにしてほしいというリクエストに応えてコーヒー豆の量を少なめにして、しかも大きいカップで提供したという説。

<豆節約説>

第二次大戦中の物資不足に対応するためにコーヒー豆を節約した飲み方だったという説。

<日本でコーヒー豆が高かった>

一時期、日本でコーヒーが大ブレイクした際は豆が高価だった為、メーカーが薄めのコーヒーをアメリカンと呼び、それが広がったという説。

<アメリカで飲まれていた?>

西部開拓時代に暖を取るためにたくさんのコーヒーを飲んでいたが、薄いコーヒーなら砂糖を入れずに飲めるし煮詰まりしないからと、好まれていたという説。

コーヒー

諸説違いがあるものの、やはりコーヒー豆の節約の知恵?が生かされているような気がします。

日本ではミルク入りコーヒーは濃いコーヒーが合うと推奨されていますが、アメリカでは薄いコーヒーにもミルクや砂糖などをしっかり入れることがあるというから、文化の違いや思い込みの違いって面白いです。

まとめ

ブレンドコーヒーとアメリカンコーヒーの違いについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

私が、コーヒーの味の違いを知るようになったのは、働いたお金に余裕が出てきたころです。それまではインスタントコーヒーを飲んでいたので、コーヒーの種類はあまり気にしていませんでした。

味の違いが分からない20代の頃、スーパーで試飲をした際のコメントに「ホットする味ですね。」なんて、メーカーが本来望む「深い」や「酸味」や「コク」などのセリフが出て来なくて申し訳ないなあと思ったことがあります。

アメリカンコーヒーが浅煎りで薄めのコーヒーであることがわかりました。ブレンドは店の特徴が生かされている看板メニューでもあることから、一度その店の味を試してみる必要があることにも気づきました。店にお任せのブレンドコーヒーですが是非、違いを楽しんでみませんか。

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