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ぬいぐるみの汚れ・カビは漂白剤で撃退できる?やり方と注意点

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ぬいぐるみをクリーニングに出した際に言われたこと…。

仕上がりまで3週間かかります。」

はあ?3週間?そんなに長い時間がかかるの?毛並みのせい?

「いえ、ぬいぐるみは中綿までしっかり乾かさないといけないから3週間かかるのです。」

不安になる子供に

「ごめんね。○○(ぬいぐるみの名前)3週間入院するから我慢してね。」

でも3週間ってほんとに長いし、クリーニングに出すと費用もかさんでしまいます。どうにかならないのでしょうか。

子供のお気に入りのぬいぐるみは、一緒に寝ている間によだれや汗まみれになって、大変汚れていきます。

汚れるだけならまだしも、やっちゃいけない、見ちゃいけないあの「カビ」が生えてしまうことがあります。

他にも、ぬいぐるみ放れしてしまい窓際などに飾っておいたら結露で立派なカビがついてしまった…。そんな経験がありませんか?

ついてしまったからには、後悔しても仕方ありません。とにかくカビを取る方法をご紹介しましょう。ただ、ぬいぐるみというのは乾きにくいことや肌触りなどの関係で、洗濯の注意事項が結構あります

まして、カビともなると漂白剤の出番で更に注意が必要です。下手をすると色落ちなどで処分するはめになるかも知れまえん。

大切にしてきたぬいぐるみを処分などしないで済むように注意点を見ながら対処する方法をご覧下さい。

クマのぬいぐるみのイラスト

ぬいぐるみの汚れ・カビは漂白剤で取れる?

ぬいぐるみの汚れやカビをを自宅で漂白剤をつかってどうにかすることはできないのでしょうか。結論からいうと、漂白剤を使って汚れやカビを落とすことはできますが、いくつかの注意点があります。

…ということで注意点は次のとおりです。

注意点1:中綿の種類によっては洗えないものがある

ぬいぐるみの中身が低反発クッション素材などは洗えません。

注意点2:漂白剤でカビはとれるが生地の色素も抜ける可能性がある

カビはすぐに取れても、ぬいぐるみが変色したら台無しです。必ず目立たない所で様子をみながら試します

全体に漂白剤が行き渡るとあっという間に変化してしまうので取り返しがつきません。

注意点3:しっかりと…異常なまでに中綿を乾かす必要がある

風通しの良い所なら…そんな甘い考えでは、表面のカビはなくなっても中身にカビが生えます。中身に生えてしまうと、より一層対処が難しい為、根気強く行う必要があります。

注意点4:電池やオルゴール仕様のものは洗えない

ぬいぐるみによっては電池が入っていたり、オルゴールがついていたりしますが、こういったものを選択してしまうと、サビや故障の原因になります。どうしてもの場合は外側を部分的に行いましょう。

注意点5:洗濯機で脱水できない大きいぬいぐるみは自宅では洗わない

大きな風呂場で洗濯はできても、脱水ができないと乾きにくいです。

その為、コインランドリーを利用する前提でカビ取りとすすぎまで済ませ、乾燥だけコインランドリーを利用するとコイン代が節約できますね。コインランドリーは乾燥だけ…であっても結構お値段が高いのが難点です。

では、以上の注意点を踏まえた上で、次は具体的に漂白剤を使って、ぬいぐるみの汚れやカビを取り除く方法について説明していきたいと思います。

ぬいぐるみの汚れやカビを漂白剤で取る方法

注意点の素材などの確認が済んだら洗っていきましょう。漂白剤でぬいぐるみのカビを取る手順について説明していきます。

ぬいぐるみを漂白剤につける前に準備するもの

  • 洗面器か洗面台(大きなぬいぐるみは浴槽)
  • 衣類用漂白剤
  • 試し用の綿棒1本
  • 柔軟剤
  • フェイスタオル
  • バスタオル
  • 洗濯ネット

漂白剤を使ってぬいぐるみの汚れやカビを取る手順

では、準備するものを確認してから、まずは手洗いです!ドライクリーニング衣類のように手押しで洗います。それで汚れやカビが落ちきらないことを確認していただきます。

さて、漂白剤を使ってぬいぐるみの汚れやカビを取る方法について説明していきたいと思います。

手順1:相性テスト

ぬいぐるみと漂白剤の相性をテストすることは必ず行って下さい。面倒だからといって、この作業を省略すると、大切なぬいぐるみを失うはめとなりかねません
  1. 衣料用の漂白剤を綿棒につけて、ぬいぐるみの目立たない部分のカビにつけてみる!
  2. 色落ちしないが、カビも取れない時はキッチン用漂白剤(キッチンハイターなど)を使ってみる。
  3. カビが取れ、色落ちしなければ次の手順へ行く
  4. 効果が確認できない、もしくは色落ちしてしまう場合は、他の漂白剤をテストしてみます。

塩素系の漂白剤が駄目でも酵素系なら大丈夫という場合もあります。

手順2:漂白剤をつける

洗面器や洗面台に湯をはり、2Lに漂白剤をキャップ4分の1程度の薄い液を作り、カビの部分を歯ブラシなどでトントンとつけていく。

手順3:すすぎ

綺麗なお湯をはり濡れた生地の部分を指でつまみだすようにすすぐ。3回繰り返し、生地のヌルヌル感がまだあれば、なくなるまで続ける。

手順4:柔軟剤の使用

生地表面につけば良いので柔軟剤を薄めた湯に表面だけ濡らし、表面を湯で洗い流す。

手順5:脱水

フェイスタオルで表面の湯を拭き取る。バスタオルに包み、更に洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水する。(脱水が激しいとぬいぐるみがほつれて壊れます。)

大切なぬいぐるみの命にかかわる危険な作業なので、慎重に実施してください。

手順6:乾燥

できれば上記の脱水の後に、洗濯機の乾燥機能で乾燥させてください。我が家には立派な乾燥機はありませんがプチ乾燥機能で充分でした。

浴室乾燥や布団乾燥機や靴乾燥機など使えるものを使っていきましょう。最近はコインランドリーが増えてきていますが、乾燥だけ利用するという方法もあります。

洗濯機に乾燥機能がない場合は、ドライヤーや扇風機などをあてると乾くのが早くなります。靴の乾燥機は、ひとつあると雪の日や梅雨の時期などに便利です。

手順7:毛並みを起こす

歯ブラシや衣類ブラシで毛並みを起こすようにぬいぐるみの生地をなぞります。

手順8:陰干し

強い日差しで一気に干したいところですが…陰干しを5日ほどします。冬や曇りなど、もともと日差しが弱い時にはそのまま天日干でOKです。

乾燥しにくい冬の洗濯はできれば避けた方が良いです。強い日差しは変色の可能性があるだけですので、乾燥に重点を置きカビ予防したい時には天日干しも可能です。

手順9:再度、洗濯機の乾燥機能

これができると、中綿も含めふっくら仕上がります。難しくはありません。ただただ…丁寧にということだけです。

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まとめ

ぬいぐるみの汚れやカビを漂白剤で除去する方法についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

大好きなぬいぐるみは、汚れならまだ抱っこできるのですが、さすがにカビとなると触るのも抵抗がありますね。

抱っこしたいのに出来ない…切ない子供の気持ちを受け止め、頑張って洗ってみましょう。もしも…もしも色落ちした…とか肌触りが疲れた感じの生地になってしまっても…処分するよりは良いです。子供と同様に年を重ねた分、大事にしてあげましょう。

どうしても購入当時のぬいぐるみ独特の生地にまで戻したいというのであれば、クリーニング店にご相談下さい。メニューの中に「ぬいぐるみ」というのがあるんですよ。

自分は、普段の汚れやカビは家でしますが、これぞ!というぬいぐるみの生地を戻したいという時だけクリーニング店を利用しています。

ぬいぐるみの老化現象は大事にしてきた証拠だとも思っています。「買った時は気持ち良い肌触りだったのよー。」という会話もぬいぐるみには付き物です。それも経験の1つかなと思います。どうぞ失敗を恐れずにトライ下さい。

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