朝の眠たい中、やっと布団からはい出て何となく着替えをして、いざメイク。普通なら寝ぼけ顔も化粧をするうちに、鏡を見て笑顔と元気な顔を取り戻していきます。しかし、何故今日はダメなの。化粧のノリが悪いことぐらい、寝ぼけていてもわかるものです。
思い当たるのは寝不足や昨夜の洗顔を適当に終わらせたからなど浮かんできます。忙しい中、どうにもならない化粧ノリの悪さに元気もなくなります。
仕方がない、とりあえず出勤するのですが、その1日顔の状況は良くありません。そんな化粧ノリの悪さの原因を知って毎朝、元気顔になれるようにしましょう。
化粧のノリが悪いって、どんな時に使う?
バッチリメークや薄化粧など人それぞれですが、化粧のノリが悪いと感じるのはどういう時があるでしょうか。
<洗顔、化粧水>
■ザラザラ感
化粧品のCMで「卵肌」と良く言いますがアラフォーの頃、洗顔をした時に「アレっ。なんかザラついてツルンと滑らない。」と初めて卵肌でない自分に気づきました。若い時は常にツルンとした卵肌なので年齢を重ねてやっと卵肌でなくなることの意味がわかりました。
<ファンデ>
■なじまない、浮く感
パウダーファンデーションをいつも通りに顔に滑らせますが、いかにも塗りました的な残念な感じ。そしてファンデーションがつかない部分があります。例えるならば、ハケでペンキを壁に塗るときに最後の方は色が所々かすれています。それです。
<乾燥肌>
■皮膚がカサカサではがれている感じ
これも年齢を重ねて知ったカサカサ。唇もカサカサで口紅が塗りづらくなります。
<オイリー>
■油浮き
乾燥肌の部分も持ちつつ、鼻の横などオイリーになります。オイリーを解消しつつ部分的には乾燥対策も必要となると面倒です。
<化粧持ちが悪い>
■すぐに化粧をしていないような皮膚
顔をこすってもいないのに、化粧を落としたようになります。オイリーな状態です。
<吹き出物>
季節の変わり目は硬い吹き出物が出ます。これも年齢を重ねて知った事実です。
化粧ノリの悪さの原因はコレかも!対策はコレ!
原因1:寝不足
経験上、これが一番の原因です。子供が病気になった時に昼は仕事、夜中は数回起きて看病する生活を1週間続けた時、二重の目が四重ぐらいになって、肌のハリはないし、化粧ノリは悪いしと良い事がありませんでした。
子供の体調が回復し、休日にしっかり睡眠をとるとあっという間に肌も化粧ノリも表情も元に戻りました。
<対策>
一般的にゴールデンタイムと言われていた(今では諸説あり)22時から2時の睡眠に限らず、睡眠後3時間の熟睡ができると肌の調子が良いようです。
忙しい時には出勤直後や昼食後の5分だけでも眠れると良いです。たった5分ですが夢を見ることもあります。移動中の電車などの中でも貴重な睡眠を取るようにしましょう。気分的にもリラックスできます。
原因2:洗顔不足
遅くまでの残業や夜の会合などで帰宅が遅いと、何となく、とりあえずメイクを落とすことがあります。酔っぱらって化粧をしたまま寝るなんて論外ですが、メイク落としがしっかりできていないと、翌日の化粧ノリが良くないです。
化粧ノリというより就寝中に肌が良い呼吸をしなかった為、肌質が悪化し、カサカサ、ザラザラします。
<対策>
泡洗顔と良く言われますが、本当です。油脂部分をゴシゴシしたところで解決にはなりません。クレンジング剤で化粧をしっかり落とし、洗顔は泡洗顔を心掛けましょう。
化粧のノリは化粧品ではなく洗顔が決め手です。その為、高価な化粧品を選ぶよりは、より良い洗顔剤を選ぶことに重点をおきましょう。
原因3:年齢に見合ったケアが不足
まぶたの上の薄皮がカサカサになりました。皮膚がまけたのかなとクリームを塗って出勤。そして年配者に話すと「そうそうアラフォー過ぎると、保湿ができない肌になっちゃうのよ。
今まであなたがクリームを塗ってなかったのが不思議なぐらい。もうそういう年齢なのよ。」と。
<対策>
化粧品会社では年齢層別の化粧品を販売することが多くなりました。何もしなくても卵肌の若い人に高濃度の成分は不要ですものね。今まで化粧水とミルクだけだった人はプラスで保湿クリームやナイト美容液を使いましょう。
何種類も化粧をするのが面倒な人はしっとりタイプのオールインワンでも良いです。さまざまなオールインワンが発売されていますので、サンプルなどで試してみましょう。
原因4:ケアのし過ぎ
良い化粧パックなどを使用する際に注意書きを見たことがありますか。週に2,3回程度の使用をお勧めするという内容です。なぜだかご存知でしょうか。
肌の保湿は大変良い事なのですが、肌自身の水分調節力以外に人工的に水分を与え続けることで水分を包んでいた角質層が壊れ、逆に乾燥を導くというものです。
<対策>
良いパックであれ、洗顔料であれ注意書きを読んで効果的に使用しましょう。
まとめ
化粧のノリの悪さの原因や対策についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
夜に洗顔などのスキンケアをきちんとすることで、化粧や埃などから肌のストレスを取り、また、皮膚を生まれ変わらせる新陳代謝を高めることになります。
若い方にとっては、たまに感じる化粧ノリの悪さかもしれませんが、睡眠に加え、年齢を重ねると今まで以上のケアや注意が必要だということも覚えておきましょう。
コメント