バレンタインデーが近づくと、「チョコだけじゃなくて、お花も一緒に贈りたいな」と思うことはありませんか? でも、いざお花屋さんに行くと、どの花にどんな意味があるのか、よくわからなくて悩んでしまいますよね。
「バラが愛の花なのはわかるけど、他の花はどうなんだろう?」 「せっかく贈るなら、ちゃんと意味のある花を選びたいな。」そんなふうに感じたことがある方は、きっと多いはずです。
花言葉には、長い歴史の中で育まれた素敵なストーリーがあります。 由来を知ると、お花選びがぐっと楽しくなりますし、大切な人へ気持ちをより上手に伝えられるようになりますよ。
この記事では、花言葉ができた由来や、国によって意味が違う理由、そして記念日にぴったりの花をまとめてご紹介します。 読み終わったころには、「次の記念日はあの花を贈ろう!」と、ワクワクした気持ちになっているはずです。 どうぞ最後まで楽しんで読んでみてください。

花言葉ができた由来を知っていますか?
花言葉がいつ、どこで生まれたのか、意外と知らない方が多いのではないでしょうか。 実は、その歴史はフランスの貴族文化と深く結びついています。 ここでは、花言葉の誕生から日本への伝来まで、わかりやすくお伝えします。
花言葉の起源は19世紀のフランス
花言葉が生まれたのは、今から約200年前の19世紀ヨーロッパです。 当時のフランス貴族のサークルでは、草花に感情や意味を重ねて擬人化した詞華集(しかしゅう)が読まれていました。 そこには、恋心や愛の喜び、時には不実な愛の悲しみなど、繊細な感情がつづられていたのです。
シャルロット・ド・ラトゥールが花言葉を広めた
花言葉を広めるきっかけになったのが、シャルロット・ド・ラトゥールという人物が出版した「花言葉」という本です。 この本がフランス貴族の間で大流行し、花に言葉を乗せて気持ちを伝えるという文化が一気に根付いていきました。 声に出して言えないような恋心も、花を贈ることで伝えられる、そんなロマンチックな文化だったのですね。
日本には19世紀末に伝わった
フランス発祥の花言葉文化は、19世紀の終わり頃に日本に伝わったとされています。 もともと日本にも花を詩に詠む文化はありましたが、西欧の花言葉の影響を受けながら、独自の発展を遂げていきました。 今私たちが使っている花言葉の多くは、この西欧文化がルーツになっているんですよ。
花言葉の意味は国によって違う!?
「えっ、同じ花なのに意味が違うの?」と驚く方もいるかもしれません。 実は、花言葉は国や文化によって意味が変わることがあるんです。 海外の方へ花を贈るときは、少し気をつけておくと安心です。
なぜ国によって意味が変わるの?
花言葉が国によって違う理由は、大きく3つあります。 まず、花が咲く季節が国ごとに異なること。次に、宗教や風習の違いがあること。 そして、色に対する感覚が文化によって大きく違うことが挙げられます。
黄色い花は要注意?
日本では黄色は「幸せ」「明るさ」を象徴する色として親しまれています。 ところが、黄色を「不信」や「悲しみ」の色とする国もあるんです。 たとえばフクジュソウは日本では正月の縁起花として大人気ですが、そのまま外国の方へ贈ると戸惑われてしまうかもしれません。
神経質になりすぎなくて大丈夫!
とはいえ、花言葉が違うからといって、外国の方が極端に嫌がるケースはそれほど多くありません。 大切なのは、相手の文化への配慮と、花を贈る気持ちそのものです。 「この花にはこんな意味があるんですよ」と一言添えるだけで、心のこもったプレゼントになりますよ。
正月・バレンタインに贈りたい花言葉はこれ!
記念日ごとに、ぴったりの花言葉を持つ花があります。 最初は年のはじめと、愛を伝えるイベントにおすすめの花をご紹介します。 選ぶ理由がわかると、お花選びがぐっと楽しくなりますよ。
正月に飾りたい縁起のよい花
お正月は新年のスタートを祝う特別な時期。 縁起のよい花を飾ることで、家族みんなに幸運が訪れるような気持ちになれますよね。
センリョウ(千両)
その名の通り「千両」を連想させ、金運に恵まれるという花言葉を持つおめでたい植物です。 赤い実が華やかで、お正月のアレンジメントによく使われます。
葉ボタン
ボタンの花のように丸く巻いた葉が特徴で、「祝福」という花言葉を持っています。 寒さに強く、冬のお庭や玄関を彩るのにぴったりの植物です。
バレンタインに気持ちを伝える花
チョコレートと一緒に花を添えると、一気に特別感が増します。 男性に渡しやすい花も含めてご紹介しますね。
ムーンダスト
紫系のカーネーションで、「永遠の幸福」という花言葉を持っています。 男性に贈っても違和感がなく、上品な印象を与えられるのが魅力です。
チューリップ
「真実の愛」「告白」「誘惑」など、バレンタインにぴったりの花言葉を持っています。 2月に入ると店頭に並び始めるので、チョコと一緒に添えてみてはいかがでしょうか。

母の日・父の日・ホワイトデーに贈りたい花言葉はこれ!
家族や大切なパートナーへの感謝を伝える記念日にも、花言葉を活用してみましょう。 言葉では照れくさくて言えないことも、花ならスッと伝えられることがありますよね。 それぞれのイベントにぴったりの花をご紹介します。
ホワイトデーに贈りたい花
バレンタインのお返しに花を添えると、もらった側もきっと嬉しいはずです。
ガーベラ
小さな花びらがたくさんついた、明るくかわいらしい花です。 ピンクは「崇高な愛」、赤は「神秘の愛」という花言葉を持っており、相手に合わせて色を選べるのが嬉しいポイントです。
ラナンキュラス
薄い花びらがバラのように何層も重なった、ふわふわとした見た目が人気の花です。 「魅力的」「優しい心遣い」という花言葉がぴったりで、ホワイトデーのお返しにとても喜ばれます。
母の日に贈りたい花
母の日といえばカーネーションが定番ですが、他にも素敵な選択肢があります。
カーネーション(赤)
「純粋な愛情」「母への愛」という花言葉を持つ、母の日の定番中の定番です。 毎年同じでも、やっぱりもらって嬉しいのが赤いカーネーションですよね。
シャクヤク
「威厳」「恥じらい」という花言葉を持ち、美しい女性を例えるときにも使われる花です。 豪華な見た目なので、特別な母の日のプレゼントとして添えると喜ばれます。
父の日に贈りたい花
父の日は黄色がテーマカラー。黄色い花で感謝の気持ちを伝えましょう。
ひまわり
「あこがれ」「熱愛」「敬慕」という花言葉を持ち、父の日にぴったりの花です。 元気いっぱいのひまわりは、お父さんへの尊敬と感謝をまっすぐに表してくれます。
バラ(黄色・色とりどり)
黄色のバラには「別れ」といったマイナスの花言葉もあるため、色とりどりのバラを選ぶのがおすすめです。 父の日キャンペーンで定番になっているバラは、お父さんへの贈り物として格が上がります。
秋冬の記念日やお盆に贈りたい花言葉はこれ!
春夏の記念日だけでなく、秋冬にも心を込めた花を贈れる機会はたくさんあります。 またお盆などの場面では、贈ってはいけない花もあるので少し知っておくと安心です。
お盆に贈る花の選び方
お盆は故人を偲ぶ大切な時期です。 バラのようなとげのある花や、強い香りの花、派手すぎる花はお盆の場にはふさわしくありません。 白をベースにした、清楚で落ち着いた花を選びましょう。
白いカーネーション
白いカーネーションは「無垢で深い愛」という花言葉を持ち、故人への変わらぬ愛を表現してくれます。 仏花としても使いやすく、大切な方への気持ちを静かに届けてくれる花です。
白いキク
仏壇でよく見かける白菊は「ご冥福をお祈りします」という意味を持つ定番の仏花です。 シンプルだからこそ、心が落ち着く清潔感があります。
敬老感謝の日・いい夫婦の日に贈りたい花
秋の記念日にも、それぞれにぴったりな花があります。 感謝の気持ちを花で伝えてみませんか?
白いダリア(敬老の日)
「豊かな愛情」「感謝」という花言葉を持つダリアは、敬老感謝の日に喜ばれる花です。 華やかさの中に上品さがあり、おじいちゃん・おばあちゃんへのプレゼントにぴったりです。
カスミソウ(いい夫婦の日)
「永遠の愛」「感謝」「幸福」という花言葉を持つカスミソウ。 小さくて目立たない花ですが、花束に入るだけで全体がぐっと華やかに見える、縁の下の力持ちのような存在です。 夫婦の歩みに重なる、素敵な花言葉ですよね。
クリスマスに贈りたい花
クリスマスのプレゼントに花を添えると、一段とロマンチックな雰囲気になります。
ポインセチア
「祝福する」「聖夜」「私の心は燃えている」という情熱的な花言葉を持つポインセチア。 赤やピンクの葉が美しく、クリスマスシーズンのインテリアとしても大活躍します。
バラ(赤・白)
赤いバラは「愛情」、白いバラは「心からの尊敬」という花言葉を持っています。 クリスマスカラーの赤と白を組み合わせた花束は、見た目も気持ちも完璧なプレゼントになりますよ。
よくある質問
花言葉について、もう少し詳しく知りたいと思う方も多いのではないでしょうか。 ここでは、よく寄せられる疑問をまとめてお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
花言葉はいつ頃から日本で使われるようになったの?
花言葉が日本に伝わったのは19世紀の終わり頃とされています。もともと日本にも花を詩や歌に詠む文化はありましたが、西欧から花言葉の文化が入ってきたことで、現在のような形に発展していきました。
同じ花でも色によって花言葉が違うの?
はい、同じ花でも色によって花言葉が変わることがあります。たとえばカーネーションは赤が「母への愛」、白が「無垢で深い愛」と異なります。贈るときは色の意味も一緒に確認してみるといいですよ。
外国の方に花を贈るときに気をつけることはある?
色に対する感覚が国によって違うため、贈る前に少し確認しておくと安心です。たとえば日本では幸せを表す黄色も、不信や悲しみの意味を持つ国があります。神経質になりすぎる必要はありませんが、相手の文化への配慮があると喜ばれます。
お盆に贈ってはいけない花はあるの?
バラのようなとげのある花、強い香りの花、派手すぎる花はお盆の場にはふさわしくないとされています。白を基調とした清楚な花を選ぶのが基本です。白いカーネーションや白菊が定番でよく選ばれています。
花言葉を知らなくても花を贈っていいの?
もちろんです!花を贈る気持ちそのものが一番大切です。ただ、花言葉を知っておくと「この花にはこんな意味があるんですよ」と一言添えられるので、より心のこもったプレゼントになります。お花屋さんに相談するのもおすすめですよ。
記念日に何の花を贈ればいいか迷ったらどうすればいい?
その記念日に合った花言葉を持つ花を選ぶのが一番スマートです。この記事では主要な記念日ごとにおすすめの花をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。迷ったときはシンプルに「どんな気持ちを伝えたいか」から考えてみると選びやすくなりますよ。
まとめ
花言葉の由来から記念日におすすめの花まで、たっぷりとご紹介してきました。 最後に、大切なポイントを振り返っておきましょう。
花言葉の起源は19世紀のフランスにあり、貴族文化の中で生まれた詩的な表現が、やがて世界中に広まりました。 日本には19世紀末に伝わり、今では私たちの生活にすっかり溶け込んでいますね。
また、花言葉は国によって意味が異なることがあります。 特に色に対する感覚の違いは大きいので、海外の方に贈るときは少し意識しておくと安心です。 とはいえ、あまり難しく考えすぎず、相手への思いやりの気持ちを大切にすることが一番です。
記念日に花を贈ることは、言葉以上の気持ちを伝えられる素敵な方法です。 「なんとなく花を選ぶ」から「花言葉を知って選ぶ」に変えるだけで、贈り物の特別感がグッと増しますよ。
母の日にはカーネーション、父の日にはひまわり、いい夫婦の日にはカスミソウ……。 この記事が、次の記念日の花選びに少しでもお役に立てたら嬉しいです。
大切な人への気持ちを、花言葉に乗せてそっと届けてみてくださいね。


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