「あれ、このコート…なんか臭う?」と気づいたとき、思わずクンクンしてしまったことはありませんか?家族の朝の準備でバタバタしているときに限って、そんなことに気づいてしまうんですよね。しかも今日は子どもを送り出したあと、外出の予定もあるのに、クリーニングに出している時間なんてとてもない。そんな経験、一度や二度ではないのではないでしょうか。
冬は汗をかかないからと思いがちですが、厚手のコートやジャンパーを着て歩いたり、暖房の効いたお店に入ったりすると、意外とじんわり汗をかいているものです。特にジャケットやジャンパーは肌に近い部分に触れているので、体臭や汗の臭いが繊維にしみ込みやすいのです。
この記事では、コート・ジャンパー・ジャケットについた臭いを取るための具体的な方法を6つご紹介します。自宅にあるものでできる応急処置から、コスパ抜群の消臭アイテムまで幅広く取り上げますので、自分のライフスタイルに合った方法をぜひ見つけてみてください。読み終わるころには「これなら今日からすぐできる!」と思えるはずです。
コート・ジャンパー・ジャケットが臭くなる原因を知ろう
まずは、なぜコートやジャンパーが臭うようになるのかを少し知っておきましょう。原因がわかると、消臭の方法も納得しやすくなりますし、日頃のケアにも活かせますよ。
冬でも汗は意外とかいている
「冬は汗をかかないから大丈夫」は、実は大きな思い込みです。厚手のアウターを着て外を歩いていると、体はじわじわと汗をかいています。さらに、スーパーや飲食店などの暖房が効いた室内に入ると、体温が一気に上がって汗をかきやすくなります。
この汗が繊維に染み込み、そのまま乾いていく過程で雑菌が繁殖します。それが臭いの原因になるのです。「ちょっと出かけただけだから」と思っていても、気づかないうちに臭いが蓄積しているということは珍しくありません。
飲食の臭いや生活臭も蓄積する
汗だけでなく、外食したときの料理の臭い、タバコの煙、排気ガスなども、コートやジャンパーの繊維にはしっかり絡みついています。一度の外出でもさまざまな臭いがミックスされて蓄積していくため、シーズン終わりには「なんとなくもわっとする」状態になりがちです。
毎回クリーニングに出せればベストですが、時間もお金もかかりますよね。だからこそ、日常的に使える臭い取りの方法を知っておくことが大切なのです。
すぐできる!コート・ジャンパー・ジャケットの臭いを取る6つの方法
それでは、実際に臭いを取る方法を見ていきましょう。どれも自宅で手軽にできるものばかりです。急いでいるときに使えるものから、じっくり消臭したいときに向くものまで、状況別に使い分けてみてください。
方法① ドライヤーの熱風で手軽に消臭
焼肉店の洗面所にドライヤーが置いてあるのを見たことはありませんか?あれは、熱風を当てることで油や食べ物の臭いを飛ばすためのものです。コートやジャケットの臭い取りにも、まったく同じ原理が使えます。
やり方はとてもシンプルで、コートを広げてドライヤーの温風を全体に当てるだけです。特に脇の下や首まわりなど、汗がつきやすい部分に重点的に当てると効果的です。出かける直前に「あ、臭う!」と気づいたときの応急処置としてとても便利な方法です。
ただし、注意点が一つあります。生地によっては熱に弱いものもありますので、一か所に長時間当て続けないように気をつけてください。ドライヤーを動かしながら、少し遠めの距離から当てると生地を傷めにくくなります。
方法② お風呂場の蒸気でじっくり消臭
「急いではいないけど、手間をかけずに消臭したい」というときにぴったりなのが、お風呂場を使う方法です。特別な道具も何も必要ありません。
お風呂に入る前か、入った直後にコートやジャンパーをバスルームに持ち込んで干しておくだけでOKです。お風呂の蒸気が繊維の奥まで入り込み、臭いの成分を蒸発させてくれます。入浴後にそのままバスルームに吊るしておけば、翌朝にはかなりスッキリとした状態になっていることが多いです。
毎晩のルーティンに組み込みやすい方法なので、「臭いが気になり始めたら浴室へ」と習慣にしてしまうのがおすすめです。
方法③ スチームアイロンで蒸気を活用する
スポーツジムなどでシャワーを浴びてきた日には、自宅のお風呂場が使えないこともありますよね。そんなときに役立つのが、スチームアイロンを使った消臭方法です。
コートやジャケットをハンガーにかけた状態で、スチームアイロンを少し離した位置から蒸気を当てていきます。蒸気の力で繊維が緩み、臭いが飛びやすくなります。アイロンをかけるよりは少し手間がかかりますが、シワ取りと消臭が同時にできるというメリットもあります。
スチームアイロンがない場合は、霧吹きでコート全体を軽く湿らせてからドライヤーを当てる方法でも同様の効果が期待できます。水分が蒸発する際に臭いを一緒に飛ばしてくれるのです。
あると便利なアイテム
スチームアイロンをまだ持っていない方や、よりコンパクトなものを探している方には、衣類スチーマーが特におすすめです。ハンガーにかけたまま手軽に使えるタイプは、毎日のちょっとしたケアにも重宝しますよ。
方法④ 天日干しで風と太陽の力を借りる
オーソドックスですが、実は最も効果が高い方法の一つが外干しです。風の力で臭いの成分が飛散し、日光に当てることで殺菌効果も期待できます。「洗わなくてもここまでスッキリするの?」と驚く方も多い方法です。
干し方にも少しコツがあります。裏返しにして干すと、汗が直接触れていた内側の臭いをしっかり飛ばすことができます。時間に余裕があれば、表と裏の両面を干すとさらに効果的です。
ただし、昼間に家にいないと難しい方法でもあります。週末の晴れた日にまとめてケアする、という使い方が現実的かもしれません。乾燥した風の強い日は、特に消臭効果が高くなりますよ。
方法⑤ 消臭スプレーでパッと手軽に対処
忙しいママにとって、最もなじみ深い方法がこれではないでしょうか。ファブリーズやリセッシュなどの消臭スプレーは、サッとひと吹きするだけで臭いを素早く抑えてくれます。除菌効果もあるものが多く、一本あると重宝します。
使い方のコツは、コートの表側だけでなく裏側にもしっかりスプレーすることです。臭いの原因となる汗は内側からしみ出てくるので、裏面のケアも欠かさないようにしましょう。また、スプレーしすぎるとびしょびしょになってしまうので、程よい量でさっと全体に行き渡らせるのがポイントです。
消臭スプレーは使い勝手が良い反面、使い続けるとコストがかかりやすいのが難点です。「いつの間にか空になってた!」という経験がある方も多いのではないでしょうか。まとめ買いをしておくと、切らしたときのストレスがなくなりますよ。
あると便利なアイテム
布製品に使えるタイプの消臭スプレーはさまざまな種類があります。コートやジャンパーの素材に合ったものを選ぶのがポイントです。
方法⑥ 引き出し用消臭剤を使った低コスト消臭
「消臭スプレーは便利だけど、コストが気になる」という方にぜひ試してほしいのが、引き出し・衣装ケース用の消臭剤を活用する方法です。ムシューダやクローゼット用の消臭剤は、まとめて24個入りなどで販売されており、1個あたりのコストは20〜30円程度とかなりリーズナブルです。
やり方はとてもシンプルです。においが気になるコートやジャンパーを、消臭剤と一緒に衣装ケースや大きなゴミ袋に入れてしっかり封をします。そのまま数時間から一晩放置するだけで、消臭剤が臭いを吸収してくれます。
わざわざ衣装ケースを用意しなくても、大きなゴミ袋で代用できるのが手軽なポイントです。消臭剤の有効期限は1年程度のものが多いので、ストックしておいても無駄になりにくいのも嬉しいですね。
あると便利なアイテム
クローゼットや衣装ケース用の消臭剤は、コートのオフシーズン保管時にも役立ちます。臭い対策と防虫を兼ねたタイプも便利ですよ。
臭いをつきにくくする!日頃からできる予防ケア
臭いが気になってから対処するだけでなく、できるだけ臭いをつかせない習慣を持つことも大切です。少し意識するだけで、クリーニングに出す頻度をグッと減らすことができますよ。
帰宅後のひと手間が大きな差を生む
帰宅したらコートやジャンパーをすぐにクローゼットにしまわず、しばらく玄関先や廊下で風通しの良い場所に吊るしておく習慣をつけましょう。外の空気にさらすことで、外出先でついた臭いを自然に飛ばすことができます。
特にお風呂の前にバスルームに吊るしておく方法は、毎日のルーティンに組み込みやすくておすすめです。「コートを脱いだらバスルームへ」と決めておくだけで、臭いの蓄積をかなり防げます。
インナーを活用して汗の量を減らす
コートの臭いの多くは、インナーから移った汗の臭いです。消臭・抗菌機能のあるインナーを活用することで、コートへの臭い移りをある程度防ぐことができます。
機能性インナーはさまざまなブランドから展開されており、毎日洗えて手入れが楽なものも多くあります。コートのケアだけでなく、インナーのケアも合わせて見直してみると、臭い問題がぐっと解消されやすくなりますよ。
あると便利なアイテム
汗や臭いを抑える機能性インナーは、冬の厚着シーズンに特に重宝します。毎日洗えて乾きやすいタイプが使いやすくておすすめです。
まとめ
コート・ジャンパー・ジャケットの臭いを取る方法を6つご紹介しました。改めて整理しておきましょう。
急いでいるときは、ドライヤーや消臭スプレーが頼りになる応急処置です。手間をかけずに対処したいときはお風呂場の蒸気が便利で、天気が良ければ天日干しが最も効果的です。コストを抑えて消臭したいなら、引き出し用消臭剤を袋に入れる方法がおすすめです。
どの方法も特別な道具や知識は必要ありません。今日からすぐに試せるものばかりです。臭いが気になり始めたら放置せず、早めにケアするのが大切です。臭いは時間が経つほど繊維に定着しやすくなるからです。
日々の小さなひと手間が、コートを長く清潔に保つことにつながります。お気に入りのコートやジャケットを、今シーズンも気持ちよく着続けるためにぜひ活用してみてくださいね。


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