夏になると氷を触っているだけ、見ているだけで涼し気な気分になります。自動製氷機能が間に合わないほどに氷の消費が早い家庭はありませんか?
氷は飲料の他にも料理にも使えるのでたくさん作っておくと便利です。たかが水を凍らせただけの氷ですが料理をおいしくしたり、冷たい温度を利用したりと嬉しい裏技もあります。
今回は、氷を入れるとおいしく仕上がる料理や困った時に使える氷の裏技などをご紹介します。
氷を使って料理をおいしくする裏技!ハンバーグがふっくら仕上がる!
氷を使ったウソのようなホントの裏技で一番に試してほしいのはハンバーグに氷を入れてふっくらおいしく仕上げる方法です。作り方は次の通りです。
ふっくらジューシーなハンバーグにする氷の裏技
材料はいつものハンバーグの材料です。工程の一部に下記の様に氷を使用します。
氷を中に入れる方法
ハンバーグをこねたあと、氷を中央に置いて丸め込んで焼くだけ
氷を砕いてまばらに入れる方法
ハンバーグをこねたあと、丸める際に砕いた小さ目の氷をまばらに混ぜ込んで焼くだけ
氷をつかむ方法
ハンバーグをこねる際に時々氷を手でつかむ
ハンバーグに氷を丸ごと入れると冷たさで中心部に火が通らないのではないかと心配になりますが、いつもの焼き時間と変わりません。念の為、いつものように火が通ったかどうか中心部の肉汁の色は確認ください。
手でこねると手のぬくもりで脂がとけてしまい、おいしい肉汁がなくなって硬いハンバーグになってしまうことがあります。その為、途中で手のぬくもりを冷ます為に氷を手で握ると良いです。生肉を扱っている為、氷はあらかじめ皿にとっておいたものを使ってください。
氷を使って料理をおいしくする裏技!お米がふっくら仕上がる!
お米を炊く時に氷を使うとふっくらおいしいご飯を炊くことができます。特にシーズンオフの古い米を炊く時には変化が分かりやすいです。新米が出る前の昨シーズンの米に試す価値があります!
ふっくらとお米を炊き上げる氷の裏技
・氷を2個入れて通常の水加減まで水を入れる
これだけです。
氷を入れることで炊飯器の沸騰までの時間がかかってしまい、それにより米に水分が吸収されやすいことで甘味があり、しかもふっくらと仕上がる仕組みです。十分に米を浸す時間がなかった時にも使えます。
氷を使って料理をおいしくする裏技!野菜の皮をむく!いも類やトマトなど
野菜の湯むきでツルンと皮がむける楽しい氷を使った裏技は、読んでいるだけで笑いが出そうな方法です。ご覧下さい。
じゃがいもの皮をツルンとむく氷を使った裏技
- じゃがいもの皮の部分に1周の切り込みを入れる
- 茹でる
- 氷水に入れて30秒ぐらいして皮を引き上げる
一気に皮が取れます。
トマトの皮をきれいにむく氷を使った裏技
- トマトに切り込みを入れる:ヘタの反対側からヘタに向かって6本ほど
- 沸騰した湯に入れて、皮がはがれてきたら氷水へ
- はがれた皮を手で取る
ブドウの皮を氷でむく裏技
- ブドウを1個ずつにバラしておく
- ヘタと反対側に2本ほど十字に切り目をいれる
- 沸騰した湯で30秒以内
- 冷水に浸して皮を引き上げる
巨峰のように硬い皮のぶどうは難しいです。ピオーネなどが適しています。この方法だと皮をむいたブドウでアイスクリームや菓子などを作る時に便利です。
氷を使ってガムを取る裏技やキーンと冷えた頭を戻す裏技!
氷を使うと瞬間的に温度が下がる為、衣服についたガムを簡単にはがすことが出来る裏技の他、かき氷を食べた時のキーンと痛くなった頭を痛くなくなったようにさせることができます。
衣服にガムがついた時に氷ではぎ取る裏技
- ガムに氷を当てて硬くなったらゆっくりはぎとる
生地にしっかりめり込んだガムは難しいので、急いで処置をすると良いです。
かき氷でキーンと痛い頭から痛みを取る氷を使った裏技
- 氷がはいった器などをおでこに10数秒つける
これだけで痛みが治ったような感覚になります。というよりは、もともと冷たさを痛みだと勘違いしている為、冷たいものをおでこにあてて「冷たい」という感覚にさせることで痛みが治まる仕組みです。
まとめ
氷を使って料理がおいしくなる他、下準備にも役立つので氷をたくさん作っておきたいです。氷がなくなった!という時に早く作る方法があります。
アルミトレーの上に製氷機を置くことや、昔ながらのアルミの製氷機を使うと早くできるので1つ準備しておくと良いです。是非、氷を使って嬉しい裏技をお試しください。
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