炊飯器は欠かせない調理器具ですがお米を炊くだけではなく、料理やお菓子作りに大活躍する素晴らしい道具です。
しかも、炊飯器の保温機能とお肉は相性抜群です。料理だなんて言えないぐらい簡単なのに、おいしいお肉料理が出来てしまうので嬉しくて何度も作ってしまう優れものです。
炊飯器でお米を炊くだけなんてもったいないです。レシピを見なくても作れてしまう簡単な裏技レシピがあります。
今回は、炊飯器で簡単にできてしまう肉料理をご紹介します。是非、今晩のおかずにしてみてください。
炊飯器裏技レシピとは?
さっそく、炊飯器で作る裏技レシピについて紹介していきたいと思います。
サラダチキン
炊飯器に放置する裏技レシピなのにコンビニで販売されているアノおいしいしっとりしたサラダチキンができるなんてまさか?と思うかもしれませんがこれが炊飯器の保温機能を最大限に利用する絶品の一押しメニューなので自信をもってお伝えします。
材料
鶏むね肉1ブロック、塩コショウ、密封保存袋(ジップロックなど)
作り方
- ①鶏むね肉全体に塩コショウ(バジルなどのハーブやガーリックがあれば一緒に)をこすりつける
- ②密封保存袋に①を入れて空気を抜きながら閉じる
- ③炊飯器にお湯を入れる※炊飯器の湯が70度になるようにする為、沸騰した湯と水を混ぜながら湯を作る
- ④ ③に②を入れ、炊飯器の保温機能で4時間程度放置
途中、炊飯器の湯の温度が70度に保たれているか?湯につかっていない部分がないか?などチェックします。
切り分けるコツ:胸肉の繊維に沿って丁寧に包丁を引きながら切るとなめらかな断面になります。さしみを作る時の様にゆっくり包丁を引きながら切ります。
ポークステーキ
ポークステーキといってもホロホロとした口どけだなんてイメージできないと思いますが炊飯器に放置する裏技レシピなら出来ます。炊飯器で低温調理する為、柔らかくできるから嬉しくなります。
材料
豚肉とんかつ用数枚、塩コショウ、ガーリック、密封保存袋(ジップロックなど)
作り方
- ①豚肉に塩コショウ、ガーリックをまぶす
- ②密封保存袋に①を入れて空気を抜きながら閉じる
- ③炊飯器にお湯を入れる※炊飯器の湯が65度になるようにする為、沸騰した湯と水を混ぜながら湯を作る
- ④ ③に②を入れ、炊飯器の保温機能で4時間程度放置
- ⑤取り出した肉にフライパンで軽く焼き目をつける
柔らかく料理するコツ:④の状態で既に肉に火が通っているので焼く必要が無いほどです。熱により肉が硬くなるので⑤は焼き目をつけるだけで、中まで火が通らないようにしてください。
豚肉は固まり肉で調理するとローストポークが出来ます。こちらもサラダチキン同様にしっとりと出来上がります。ペロリとどんどん口に入っていくおいしさなので少し多めに作ると良いかもしれません。
牛肉で作るとローストビーフに!
ローストビーフは店で買うと高いですが、実は炊飯器の保温機能調理により簡単に作ることができます。安い牛のかたまり肉でもやわらかいローストビーフが出来ます。クリスマスやハレの日には作りたい贅沢感あるメニューです。
なぜ炊飯器の保温機能で肉が柔らかくなる?低温放置に秘密あり!
炊飯器の保温機能に任せるだけの簡単放置裏技レシピはなぜ肉が柔らかくなるのでしょうか?その保温温度と肉の性質に関係がありました。
肉のたんぱく質は高温になると硬くなる!
だから低温調理が望ましい!
65度前後の保温ができる炊飯器の保温機能が肉に熱を与えながらも硬くならないギリギリのラインを保っている!
このことから肉を低温で調理すると柔らかく仕上げることが出来るのです。鍋の湯を一定の温度に保ち続けるのは難しいですが炊飯器なら夜間でも外出中でも安心して保温しておけます。
ただし、4時間ほど炊飯器が使えないのでお米を炊くタイミングを考えながら調理しましょう。
炊飯器によって保温温度は若干違う!
炊飯器にも保温温度が2段階のものやメーカーによっても多少保温温度が違う為、途中温度確認をすると良いです。
まとめ
ウソみたいなホントの裏技レシピです。炊飯器に放置するだけなのにとても柔らかくて美味しくて、家族の手が止まらなくて…と嬉しい料理です。
炊飯器を利用したレシピは他にもありますが、何よりメインになる肉料理ができるのが嬉しいです。是非、午前中に炊飯器にセットして夕食まで気楽に待ちましょう。
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