学習机は大変高額でしたが、最近は手ごろな価格設定のものもあります。
大抵は小学校入学時に購入するようです。その頃はまだ勉強が本格化していないのでどんな学習机でも十分満足できるものかもしれません。
しかし、次第に定期試験や受験などを経験する年代になると机の天面が狭いことや本棚のスペースが足りないことで勉強しづらいと感じるようになります。そう気づいたころには、塾代や学校の費用などの出費が多く今更、勉強机を買い直すのは…と思ってしまいます。
そこで、今回は長い目で見て学習机を選ぶ必要性についてご説明します。
上手に選ぶには、どのような学習机を避けたら良いのかなど理解しておくことをオススメします。では、ご覧下さい。
学習机不要説はホント?今は良いけど受験生のことも考えて上手に選ぼう!
学習机は買わなくても良いという説があり、確かに小学生のうちは良いのですが受験生になってまでリビングなどで勉強はしないので、基本的には学習机を準備することをオススメします。
ただし、学習机を購入するタイミングをよく考えること!
- 小学生の低学年ではリビングでの学習はOK
- 中学生以上など定期試験勉強をするには学習机が望ましい
- 学年が上がると教科書や演習ノートなど本棚が必要になってくる
- 自分で整理整頓できる習慣が欲しい
以上のことからいつかは学習机を購入する日がやってきます。ならば小学校に入学する時点で購入してしまえば良いのでは?という結論には至りません。なぜなら
転勤や引っ越しなど家庭環境が変わる可能性があるから!
つまり移転の可能性が無い場合には小学校入学時など早い時期に学習机を準備して良いのですが引っ越す予定がありそうならば、その時にその後の将来に見合った学習机を購入すると良いと言えます。
学習机を小学校入学時に買うなら知っておきたい4つのチェックポイント
小学校入学時などの早い時期に学習机を買う場合には、4つのチェックポイントを確認して選ぶことをオススメします。
学習机の天面(教科書を広げたり書くスペース)の広さや60cm以上の奥行きがあるか?
理想的な天面サイズは横100cm奥行き60cm程度です。横幅はほぼどの机も満たしているのですが大事なのが奥行きです。安価なタイプでは奥行きが30cm程度です。
小学校入学時には十分に感じますが、受験勉強の頃には本とノートのみならず演習ノートや辞書などたくさんのものを机の上に広げます。30cmでは狭くて使い勝手が大変悪いです。奥行きは60cm程度のものをオススメします。
引き出しはA4サイズが入る?
ランドセルもA4サイズが入る仕様になってきました。学校でもらう教科書はB5サイズだとしても参考資料などはA4サイズということもあります。
棚に置く分には良いのですが引き出しにA4サイズが入らないことがあります。可愛い学習机にはありがちな落とし穴です。
しかも引き出しは大切な部分で、組み立て式などの場合は引き出しが奥行きの半分程度であることがあります。その為、引き出しを実際に出して奥行を見る必要があります。思ったほど収納できないようでは使い勝手が悪いです。
棚は十分?
小学校入学時にはマンガの本などもおけるほどのガラガラの棚ですが受験生になると塾からの資料も増えて棚に入りきらないほどに増えています。
できれば前面の本棚は2段であることが理想的です。すっきりしたいので1段で…と思うのですが棚をいずれもう1つ準備することになります。そこはお好みでご検討ください。
高さ調整は可能か?
組み立て型の学習机は安いのですが、高さ調整が出来ないタイプであることが多いです。従来型の重々しい学習机だと高さ調整が出来るようになっています。
受験期には身長が高くなっており、高さ調整ができない机で長時間過ごすのは背中や腰などに苦痛を感じることがあります。将来像を見据えての購入をオススメします。
まとめ
何を隠そう我が家では上の子にはしっかりした学習机を購入し、後の二人には安い2台組み合わせ机を購入しました。
2台組み合わせ学習机は大きくなれば1台ずつに分離できるものだったので安くて便利だと思ったのですが、奥行きが無いこと、高さ調整ができないこと、しかもA4サイズが引き出しに入らないことなどダメづくしです。
高い机は6万円ぐらいで安いものは2万円もしないこともあります。長い目で見て購入するなら6万円の机の方がお得だと感じています。
家庭のお財布や環境事情があるので絶対とは言えませんがチェックポイントを頭に入れた上で失敗しないように慎重に選ぶことをオススメします。
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