朝7時。子どもたちの笑顔を想像しながら、お弁当箱に詰め込む春巻き。でも、昼間には皮がしんなりしていて、子どもからもイマイチという反応。そんな経験をされたことはありませんか?
春巻きって実は、とても手間がかかる料理なんです。具材の下ごしらえから始まって、調理、冷ましてから巻いて、油で揚げて。一本一本が愛情たっぷりの作品だと思うほどです。なのに、口に入るのは一瞬。もし、お弁当に入れるなら、出来立てのパリッとした食感をそのままに持たせたいですよね。
この記事では、春巻きの保存 方法に関する裏ワザをご紹介します。大量に作った春巻きを冷凍保存しても、朝の調理ひとつで、パリッとした美味しさを取り戻す工夫をお伝えしていきます。忙しい朝でも、子どもたちに美味しい春巻きを食べさせてあげたい。そんなママの想いを実現する方法が、きっと見つかりますよ。

春巻きがしんなりしてしまう理由と、その対策を知ろう
春巻きをお弁当に入れる時に、最も気になるのが「皮がしんなりしてしまう」という悩みです。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。その仕組みを知ることで、対策が見えてきます。
なぜ春巻きはしんなりしてしまうのか
春巻きの皮がしんなりする主な原因は、中の具材から出る水分です。揚げたてはパリッとしていても、時間が経つにつれて、中から徐々に水分が外の皮に移っていきます。特に、お弁当箱の中は湿った環境になりやすいので、この現象が加速してしまうんです。
また、揚げたばかりの春巻きを、温かいまままお弁当箱に詰めるのも良くありません。温かい状態では、蒸気が発生して、それが皮に水分を与えてしまいます。もう一つ大事なポイントは、具材自体に含まれた水分。野菜を炒める時に、しっかりと水分を飛ばしておくことが大切なんですよ。
作ったときからできる工夫が大切
パリッとした春巻きを保つコツは、実は「作る段階」から始まっています。完成してからの保存方法も大切ですが、最初の工程をしっかりすることで、その後の効果が大きく変わってくるんです。
具材が熱いままだと、春巻きの皮も蒸されてしまい、しんなりしやすくなります。ですから、具材をしっかり冷ましてから巻くことが重要です。炒めた具材を冷ます時は、バットに広げて、うちわであおぐと早く冷めますよ。
そして、もう一つの工夫が「皮の二重敷き」です。春巻きの皮一枚を四分の一にカットして、それを具材の下に敷いてから巻きます。このひと手間で、皮の厚みが増して、水分が通りにくくなり、パリッと感が大きく変わります。
冷凍保存するときのコツを押さえよう
春巻きは一度にたくさん作ることが多いですよね。家族の人数が多いと、毎回作るわけにもいきません。ですから、冷凍保存をうまく活用することが、子育て世代には必須のテクニックなんです。
キッチンペーパーを使った冷凍保存の方法
冷凍保存の時に、そのままタッパーに入れてしまうと、取り出す時に皮が破けたり、冷凍焼けで風味が落ちたりします。そこで活躍するのがキッチンペーパーなんです。
揚げた春巻きが完全に冷めたら、キッチンペーパーで軽く一周程度、ふんわりと包みます。この時のポイントは「ぎゅっと巻きすぎない」ということ。キッチンペーパーは春巻きから出る水分を吸収してくれます。その上からラップをして、さらに冷凍保存用の袋か容器に入れます。
この三段階の保存方法で、冷凍庫特有の水滴がつきにくくなり、パリッと感を長く保つことができるんです。朝、お弁当を作る時に、冷凍のまま取り出せば、準備も簡単ですよ。
あると便利なアイテム
冷凍保存をするなら、使いやすい容器があると、毎回のお弁当作りがずっと楽になります。
フードコンテナ 冷凍 春巻き サイズ など、春巻きがちょうど入る深さの容器があると、重ねて保存でき、冷凍庫のスペースも有効活用できます。透明なので、何が入っているのかも一目瞭然です。
キッチンペーパー ロール 水に強い タイプなら、冷凍保存時にも活躍しますし、揚げた後の油をしっかり吸収してくれます。質の良いキッチンペーパーを選ぶと、破けにくく、何度も使う時にストレスがありません。
朝の調理方法で仕上げる、パリッと感を取り戻すコツ
冷凍保存した春巻きを、どのように調理するかで、最終的な美味しさが大きく変わってきます。朝の限られた時間の中で、パリッと感を取り戻す方法をご紹介します。
低温の油で揚げ直す方法がおすすめ
冷凍のままの春巻きをパリッと仕上げるなら、低温の油で揚げ直すのがおすすめです。多くの人は「カラッと揚げるには高温」と思いがちですが、実は逆なんです。高温だと、中に火が通る前に外が焦げてしまいます。
低温の油に冷凍春巻きをそのまま入れ、じっくり加熱していきます。中の具材がしっかり温まりながら、皮の水分も一緒に飛んでいくので、本当にパリッと仕上がるんです。時間にして五分から十分程度。朝のお弁当作りで、最初にこの工程をしておくと、後の準備がスムーズに進みます。
ラップやキッチンペーパーは、油に入れる前に必ず取り外してくださいね。火傷のないよう、お子さんがいるキッチンでは特に注意が必要です。
時短が必要な時はオーブントースターやレンジも活用
朝が本当に忙しい日もありますよね。そんな時には、オーブントースターやレンジを活用する方法もあります。
オーブントースターなら、冷凍春巻きをそのまま中段に置いて、三分から五分加熱します。表面に少し焦げ色がついたら完成です。焦げやすい場合は、アルミ箔をふんわりかぶせると良いですよ。中も温まり、まあまあパリッとした食感が残ります。
レンジなら、一分から二分加熱するだけで、中は温かくなります。ですが、正直なところ、レンジだと少し柔らかくなってしまうので、本当に大急ぎの時の選択肢といった感じです。ただ、事前に二度揚げをしておけば、ある程度のパリッと感は保てますよ。
細かな工夫で春巻きの美味しさをキープしよう
お弁当に入れても美味しい春巻きにするためには、いくつもの細かな工夫が必要です。でも、これらを一度覚えてしまえば、次からはずっと応用できます。
具材を冷ます工程がとても重要
春巻きの美味しさを左右する、最初の工程が「具材を冷ますこと」です。これは本当に大切です。多くのママが時間がないからと、温かいまま巻いてしまうんですが、それが後々のしんなりにつながってしまうんです。
具材を冷ます時間を作るだけで、揚がり方がまったく違ってきます。パリッとして、歯触りが良い春巻きになるんです。忙しい朝でなく、前の晩に用意しておくのも良い方法です。材料を切って、下ごしらえだけ済ませておけば、朝は巻いて揚げるだけで済みますよ。
二重敷きと二度揚げの効果を実感しよう
皮を二重にすることと、二度揚げすることは、手間が増えるように感じるかもしれません。でも、これらの工夫は、本当に効果があるんです。
皮を二重にすれば、厚みが出て、中の水分がなかなか外に出てきません。二度揚げすれば、最初の揚げで中に火が通り、二回目で水分をしっかり飛ばすことができます。この二つを合わせると、冷凍保存後も、かなりパリッと感が保たれるんですよ。
子どもがお弁当箱を開けた時、「やっぱりママの春巻きはおいしいな」と思ってくれる。そんな喜びのために、ひと手間かけてみる価値は十分あります。
まとめ
春巻きをお弁当に入れても、パリッとした食感を保つのは可能です。重要なポイントは三つ。作る段階での工夫、冷凍保存方法、そして朝の調理方法です。
具材をしっかり冷ましてから巻き、皮を二重にして、二度揚げをしておきます。冷凍の時はキッチンペーパーとラップで丁寧に包みます。朝は冷凍のまま、低温の油でゆっくり揚げ直します。これらの工夫を組み合わせることで、出来立てに近いパリッとした春巻きがお弁当で食べられるようになるんです。
手作りの春巻きは、子どもたちにとって特別なごちそうです。お弁当箱を開けた時の子どもの笑顔を思い浮かべながら、ぜひ一度試してみてください。最初は手間に感じるかもしれませんが、繰り返すうちに、それが当たり前の流れになっていきますよ。子どもたちのために、美味しい春巻きを作り続けましょう。


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