朝は時間との勝負ですよね。せっかくお弁当にコロッケを入れたのに、お昼に開けてみたら衣がしんなりしていてがっかり…。そんな経験はありませんか?
揚げたてはあんなにサクサクなのに、どうして時間が経つと元気がなくなってしまうのでしょう。実は、衣のつけ方にちょっとした工夫をするだけで、時間が経ってもサクサク感が残りやすくなります。さらに、じゃがいもの状態に合わせて冷蔵と冷凍を使い分けると、作り置きもぐっと楽になります。
この記事では、お弁当向けのコロッケの作り方から保存方法、飽きずに楽しめるアレンジ方法までをまとめました。忙しい朝を少しでも楽にしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

コロッケがお弁当でしんなりしてしまう理由とは?
まずは、なぜコロッケの衣は時間が経つとしんなりしてしまうのかを見ていきましょう。原因がわかると、対策もイメージしやすくなります。
揚げたてと時間が経った後ではどう違う?
揚げたてのコロッケは、衣の水分が飛んでカリッと軽い食感です。ところが時間が経つと、中のじゃがいもから出た蒸気や水分が衣に移っていきます。
その結果、衣がやわらかくなり、お弁当を開けるころにはしっとり状態になってしまうのです。
衣が水分を吸ってしまう仕組み
コロッケのタネは、ゆでたじゃがいもが中心なので、もともと水分をたっぷり含んでいます。熱いままお弁当箱にふたをすると、こもった湯気が衣にくっついてしまいます。
揚げたてを詰めると、お弁当箱の中が蒸し器のようになってしまうこともあります。まずは粗熱をしっかり取ることが大切です。
しんなりコロッケにも良さがある?
実は、しんなりしたコロッケが好きという人も意外と多いのです。ソースがじんわりしみこんで、ご飯と一緒に食べるとおいしいという声もよく聞きます。
とはいえ、サクサクの食感を楽しみたい日もありますよね。この記事では、サクサク派の方に向けたコツをお伝えしていきます。

時間が経ってもサクサク!コロッケの作り方と衣のコツ
ここからは、お弁当でもサクサクを目指すための作り方を紹介します。特別な材料は必要ありません。いつもの衣に、ある身近なものを足すだけです。
いつもの衣に水を足すだけ!
サクサクにするコツは、衣の材料に水をプラスすることです。作り方は、小麦粉大さじ1、卵1個、水大さじ1を混ぜて衣液を作ります。
これをコロッケのタネにからめて、最後にパン粉を表面につければ完成です。たったこれだけなのに、仕上がりの印象が変わってくると言われています。
どうして水を入れると違いが出るの?
水を入れたら、揚げている間に蒸発してしまうのでは?と思いますよね。ところが、衣が薄く均一につきやすくなり、パン粉がしっかり密着しやすくなります。
その結果、少なめの油でもサクッと仕上がりやすく、時間が経ってもサクサク感が続きやすくなります。お惣菜売り場のコロッケも、水を使って作られていることが多いようです。
揚げ油の温度管理も大切!
衣がサクサクになるかどうかは、油の温度にも左右されます。温度が低すぎると油を吸いやすくなり、高すぎると中まで温まる前に焦げてしまいます。
コロッケのタネはすでに火が通っているので、衣がきつね色になればOKです。温度計があると、安定して揚げられて安心ですよ。
あると便利なアイテム
揚げ物の失敗を減らしたい方には、料理用の温度計が頼りになります。油の温度が一目でわかるので、毎回同じ仕上がりを目指しやすくなります。
タニタの料理用デジタル温度計は、見やすい表示とシンプルな使い方が魅力です。揚げ物だけでなく、お湯の温度確認にも使えます。
お弁当に入れる前のひと手間
サクサクに揚げたコロッケも、熱いままふたを閉めてしまうと台無しになります。網の上やキッチンペーパーの上に置いて、しっかり粗熱を取りましょう。
ソースはかけずに、別の小さな容器に入れて持っていくのもおすすめです。食べる直前にかければ、衣の食感を守りやすくなります。
あると便利なアイテム
ソースを別添えにするなら、小さなソース容器があると便利です。漏れにくいタイプを選べば、バッグの中でも安心できます。
お弁当用の醤油差しやソース入れは、100円ショップなどにも多く並んでいますが、楽天でもまとめ買いできるセットがあります。
コロッケの保存方法は冷蔵と冷凍のどちらがいい?
サクサクの衣が作れたら、次は保存方法です。実は、どちらが向いているかはじゃがいもの状態によって変わります。ここを知っておくと、作り置きの失敗が減ります。
じゃがいもの大きさで保存方法を選ぼう
じゃがいもがゴロゴロ入ったコロッケは、冷蔵保存が向いています。反対に、なめらかにマッシュしたタネなら、冷凍保存で多めに作り置きできます。
じゃがいもは、かたまりのまま冷凍するとスカスカした食感になることがあります。だから、タネの状態を見て選ぶのが大切なのです。
冷蔵保存するときのポイント
大きめのじゃがいもが入ったコロッケは、冷蔵して翌日までに食べ切るようにしましょう。粗熱をしっかり取ってから、保存容器に入れます。
ラップで1個ずつ包んでおくと、乾燥やにおい移りを防げます。お弁当に入れる日は、しっかり温め直してから冷ましましょう。
冷凍保存するときのポイント
マッシュしたタネのコロッケは、冷凍保存で長く楽しめます。ラップで1個ずつ包み、冷凍用の保存袋に入れて空気を抜くと、霜がつきにくくなります。
食べる日が決まっている場合は、袋に日付を書いておくと安心です。冷凍庫の中で迷子にならないよう、ひと目でわかる工夫をしましょう。
あると便利なアイテム
冷凍保存には、厚手で丈夫な冷凍用の保存袋が頼りになります。ジップロックのフリーザーバッグは、しっかり閉まる設計で冷凍庫での保存に向いています。
コロッケを重ならないように平らに並べて冷凍すれば、使う分だけ取り出しやすくなります。
揚げる前と揚げた後はどちらで冷凍する?
どちらにもメリットがあります。揚げた後に冷凍すると、解凍してそのまま温め直せるので朝の時短になります。
揚げる前のタネで冷凍すると、形を変えたりアレンジしたりしやすいのが魅力です。使いたい場面に合わせて選んでみてくださいね。
揚げたコロッケを冷凍した後のおいしい温め直し方!
揚げた後に冷凍したコロッケを使う場合、温め直し方が仕上がりを左右します。ちょっとした手順を覚えておくだけで、おいしさがぐんとアップします。
前日に冷蔵庫へ移して解凍しておく
忙しい朝のために、前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移しておきましょう。ゆっくり解凍しておけば、朝の調理時間をぐっと短縮できます。
ラップをしたまま移すと、霜や水分による衣のべちゃつきを防ぎやすくなります。夜のうちに出すだけなので、手間もほとんどかかりません。
レンジとフライパンの合わせ技
解凍したコロッケは、まず電子レンジで30秒ほど温めて中まで熱を通します。そのあと、フライパンや魚焼きグリルで2分ほど加熱して、表面をカリッと仕上げます。
揚げ直さなくても、衣が復活してサクサクの食感を楽しめます。油も少なくて済むので、後片付けも楽になります。
冷凍すると衣がサクッとしないって本当?
冷凍すると水分を吸ってサクッとしない、という意見もあります。確かにそのまま食べたら、しんなりして感じるかもしれません。
ただ、適度に水分を含んだ衣は、焼き直すと逆にサクッと仕上がることもあります。ぜひ一度試して、ご家庭での食感の違いを確かめてみてください。
ソースもアレンジも楽しい!コロッケで飽きないお弁当に
毎日同じ味だと、お弁当も飽きてしまいますよね。ソースを変えたり、ひと手間加えたりするだけで、新しいおかずに変身します。
簡単で味が変わる4つのソース
オーロラソースは、ケチャップとマヨネーズを混ぜるだけで作れます。味噌カツ風は、めんつゆと味噌を合わせるのがポイントです。
タルタル風は、玉ねぎ入りのドレッシングとマヨネーズを混ぜます。麻婆豆腐風は、豆腐の代わりにコロッケを使えば、ご飯が進む一品になります。
ご飯がない日の変身アイデア
ご飯がない日は、食パンにレタスとソースをのせて、コロッケサンドにしましょう。食パンもないときは、生春巻きの皮で巻くのもおすすめです。
生春巻きの皮がないなら、小麦粉でクレープを焼いて巻く方法もあります。冷蔵庫や台所にあるものでも、気軽にアレンジできます。
あると便利なアイテム
生春巻きの皮は常温保存ができるので、買い置きしておくと重宝します。コロッケを巻くだけでなく、普段の夕食作りにも使えます。
ライスペーパーは、パッケージごとに戻し方が少し違うので、表示を確認して使いましょう。
クレープ巻きの作り方
小麦粉50gに片栗粉を少々、水80mlと溶かしバター小さじ1を混ぜて生地を作ります。生地は、サラサラよりやや、とろっとする程度が目安です。
10分ほど寝かせるとなじみますが、時間がなければ省略しても大丈夫です。油をひいたフライパンで薄く丸く焼いたら、コロッケを包んでできあがりです。
マカロニサラダと混ぜるだけ!
マカロニサラダは、きゅうりや玉ねぎを切って塩もみするのが手間ですよね。そこで、コロッケを一口大に切って、ゆでたマカロニとマヨネーズで和えてみましょう。
コロッケの衣が色と食感のアクセントになり、ボリュームのあるおかずになります。野菜を切る手間を省けるので、忙しい朝にぴったりです。
揚げる前のタネを冷凍しておくと便利!アレンジも自在
揚げる前のタネを冷凍しておくと、コロッケ以外のおかずにも変身させられます。形も自由に変えられるので、お弁当箱のサイズに合わせやすいのも魅力です。
ポテトサラダとして使える!
衣をつける前のタネは、ポテトサラダとしても使えます。お弁当のおかずの隙間に、ちょっと詰めたいときにも便利です。
コロッケを作るついでに、少し多めにタネを作っておきましょう。冷凍しておけば、あと一品ほしいときの助っ人になります。
チーズをのせてポテトグラタンに
タネを耐熱容器に入れて、チーズやマヨネーズをのせて焼けば、ポテトグラタンになります。トースターで焼くだけなので、手軽にできます。
焼き色がついたら完成です。お弁当のアルミカップやシリコンカップで焼けば、そのまま詰められて洗い物も減ります。
春巻きや餃子の皮に包んで揚げる
コロッケのタネを春巻きの皮や餃子の皮で包んで揚げると、パリパリ食感の新しいおかずになります。いつもと違う食感で、お弁当が楽しくなります。
皮が薄いので、揚げ時間は短めで済みます。小さめに作れば、お弁当箱のすき間にも入れやすいですよ。
お弁当箱に合わせて形を変えられる
衣をつける前のタネなら、丸や小判型に限らず、お弁当箱に合わせて自由に成形できます。ミニサイズにしても、スティック状にしてもOKです。
形を工夫すると、お子さんの喜ぶキャラクター風にも挑戦できます。詰めやすさと見た目の可愛さを両立できるのが、タネ冷凍の魅力です。
よくある質問
コロッケの作り方や保存方法でよくある疑問を、Q&A形式でまとめました。お弁当づくりで迷ったときの参考にしてくださいね。
衣に入れる水は多めのほうがサクサクになりますか?
水は大さじ1程度の少量が目安です。入れすぎると衣がゆるくなり、タネにうまくからまなくなってしまいます。
まずは小麦粉大さじ1、卵1個、水大さじ1の配合で試してみて、様子を見ながら調整してみてください。
お弁当に入れるコロッケは、冷めてから詰めたほうがいいですか?
はい、粗熱をしっかり取ってから詰めるのがおすすめです。熱いままふたをすると、湯気がこもって衣がしんなりしやすくなります。
網の上などで冷ましてから詰めると、食感を保ちやすくなります。
冷凍したコロッケは何日くらい保存できますか?
保存期間は、冷凍庫の状態や包み方によって変わります。目安としては、できるだけ早めに食べ切るようにしましょう。
袋に日付を書いておくと、いつ作ったかがすぐわかって安心です。においや霜が気になる場合は、使わないほうが安全です。
冷凍したコロッケを揚げ直す以外の方法はありますか?
電子レンジで30秒ほど温めてから、フライパンや魚焼きグリルで2分ほど焼く方法があります。揚げ直さなくても、表面がカリッとなります。
オーブントースターを使う方法もあります。焼き色を見ながら、焦げないように様子を見てくださいね。
ゴロゴロじゃがいものコロッケは冷凍できないの?
冷凍もできますが、じゃがいものかたまりが残っていると、食感がスカスカになりやすい傾向があります。
おいしく食べたいなら、冷蔵して翌日までに食べ切るのがおすすめです。冷凍したい場合は、きれいにマッシュしたタネにしておきましょう。
揚げる前のタネはどのくらいの形で冷凍するのがいいですか?
小判型や丸型でも構いませんが、冷凍後にアレンジしたい場合は、平らにして冷凍すると使いやすいです。
1個ずつラップで包んで保存袋に入れておけば、必要な分だけ取り出せます。
まとめ
お弁当に入れても、コロッケをサクサクに保つコツは、衣に水を少しだけ足すことでした。小麦粉大さじ1、卵1個、水大さじ1を混ぜるだけなので、今日からすぐに試せます。
保存方法は、じゃがいもの状態で使い分けるのがポイントです。ゴロゴロ入ったコロッケは冷蔵して早めに食べ、なめらかにマッシュしたタネなら冷凍でまとめて作り置きできます。
揚げた後に冷凍すれば朝の時短になり、揚げる前のタネで冷凍すればポテトサラダやグラタンなどにも変身します。ソースやコロッケサンド、生春巻き、クレープ巻きなど、アレンジ次第で飽きずに楽しめますよ。
お弁当づくりは、頑張りすぎず少しずつレパートリーを増やしていくのが長続きするコツです。まずは次の週末、コロッケを少し多めに作って作り置きしてみませんか?忙しい朝が、ほんの少し楽になるはずです。


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