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わかめは新鮮なうちに冷凍保存を!塩蔵わかめや茎わかめの保存方法とは?

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春になると海沿いにたくさんのわかめが販売されている光景を見ることがあります。それもそのはず、わかめの旬は3月から5月ぐらいまでの大変短い期間しかないのです。新鮮なわかめは刺身にすると、今まで食べていたわかめとは別物のような美味しさがあります。

塩蔵わかめとして塩をまぶした状態で袋に入れられているのはなぜなのでしょうか?また、新鮮な旬の時期に購入したものの冷蔵保存ではすぐに腐ってヌメリが出てきます。上手な保存はどのようにするのかご存知でしょうか?

今回は、わかめに塩がまぶされている理由や上手な冷凍保存方法や解凍方法などをご紹介します。

わかめのイラスト

わかめに塩がまぶされてる理由は?あれは海水の結晶?

塩蔵わかめは、これでもかってほどにわかめに塩がまぶされていますが、あれは自然にできた海水の結晶かしら?

なんて思うほど塩辛いわかめの状態になっています。なぜあんなにも塩をまぶさなくてはいけないのか理由をご紹介します。旬や保存にかかわる知恵が見えてきます。

  • わかめの旬は春で収穫期間が短い!
  • わかめに塩をまぶすことで長期保存が可能になる!

塩は保存に向けた知恵だったのです。次に、わかめにはなぜ砂や石などが混じっていないのか?ということがいつも疑問でした。それはわかめに塩をまぶす工程を知ると理解できます。

塩蔵わかめの作り方

  • ①わかめを茎と葉の部分に切り分ける(以降の工程は茎と葉を分けて行う)
  • ②たっぷりの湯で数秒湯通しすると色がパッと変わるので、ザルにあげる
  • ③塩をまぶして重しをする
  • ④しばらく置くと、わかめから水分が出るので捨てて、再度③の工程を行う
  • ⑤一晩放置

※塩加減はたっぷり!です。ざる1パイに対し塩が1カップ弱ぐらいなのでかなりの量です。

このように湯通しをして塩がまぶされていたので、砂や石がわかめに絡まっていない状態になっていたのです。

また、採りたての完全に生のわかめではないので、使う時にはさっと水で塩を落とすだけで良かったのです。これなら冷凍保存などこれからご紹介する保存を安心して行えると思います。

また、塩蔵わかめではなく生のわかめを大量にもらってしまった時には、上記のように処理することで塩蔵わかめとして長期保存できます。

塩蔵わかめを冷凍保存する時は塩を落とす?落とさない?使う時に関係!

塩蔵わかめは長期保存が可能で、更に冷凍保存にするともっと保存が可能になるのですがその際に、

  • あのまぶされた塩は落としておいた方が良いのでしょうか?
  • 塩がまぶされたまま冷凍保存した方が良いのでしょうか?

塩蔵わかめは冷凍保存する時には塩を落としても落とさなくてもどちらでも良いです。塩を落とすかどうかは、使う時に関係あります。

塩を落として冷凍する場合:小分けにしてラップをする

冷凍庫から取り出してそのまま料理に使える!

塩蔵わかめは一度水につけて塩を落として調理に使いますが、その手間を調理の際にせずに冷凍庫から取り出してすぐに調理したい人は、いつものように塩を落とした状態で水を切ってラップに小分けして保存します。小分けしないで冷凍保存すると、使う時にわかめ同士がくっついています。

塩を落とさずに冷凍保存する場合:小分けしなくても良い!

冷凍庫から取り出して、一度水につけて塩を落とす作業が必要です。しかし、塩がまぶされたわかめの場合は小分けしなくても密閉袋の中でくっつかないので取り出す際に楽です。つまり小分けしなくても大丈夫!ということになります。

冷蔵保存だとせいぜい1ケ月ぐらいで消費しないとヨレヨレのわかめになっていきますが、冷凍保存すると2,3ケ月持ちます。

まとめ

冷凍保存の際に塩を落としていればそのまま使えるものの事前に小分けにしておく手間が必要で、塩をまぶしたままだと使う時に塩抜きが必要ですが事前に小分けにする手間が不要です。さて、どちらがあなたのスタイルに合っていますか?

わかめは脇役でありながら、何かと重宝する食材です。味噌汁や酢の物はもちろんのこと卵焼きやサラダや生春巻きなど毎日アレンジがきく、海のミネラルがいっぱい詰まったおすすめの食材です。是非、旬のわかめを手に入れて冷凍保存に挑戦してみてください。

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