クリスマスやハロウィンなど行事食でパーティーをするのは宗教に関係なく日本では楽しく行われています。
イースターも近年は行事食で楽しむことが増えてきました。でも、なじみのないイースターは何をしたらそれらしい食事になるのかわからない人もいると思います。
今回は、イースターの食事のポイントになる卵とうさぎについてご紹介します。うさぎといってもうさぎを食べるわけではありません。
また、卵をイメージさせるサプライズエッグチョコも楽しい上に簡単に作ることができるのでご紹介します。少しずつで良いです。年々レパートリーを増やしていけば良いので、あなたができそうなメニューを探してみましょう。
イースターには卵が大活躍!食卓を黄色で彩り良く!
イースターのシンボルでもある卵を飾るとこの日のムードが高まります。簡単に子供が作ることができるものから、少しだけ細工が必要なものまでご紹介します。
ゆで卵に色紙を巻く
卵が割れないようにゆでたまごを作り殻つきのまま冷まし、ごはんつぶを糊代わりにして卵に色紙をちぎって貼り付けます。
卵をデコる
目玉焼きの黄身を顔、ゴマで目、赤ピーマンで口に見立てるなどしてデコレーションします。
ゆでたまごからひよこ生まれる?
茹で卵の白身に爪楊枝をジグザグに切り目をつけて殻が破れる雰囲気を作り出します。うずら卵でも可愛いです。
サプライズチョコエッグ
チョコレートで卵の殻を作り、中には小さなおもちゃやお菓子が入っています。殻を破ると何か出てくるのでサプライズチョコです。
準備するもの:風船、溶かしたチョコ、中に入れる小さ目のおもちゃやグミなどのお菓子
簡単です。くれぐれも風船の残りカスがチョコに残らないようにご注意ください。
イースターにうさぎ?どう食卓に使えば良い?
イースターにうさぎと言われても、うさぎ料理は食べません。では、どのようにうさぎを行事食に取り入れると可愛いくイースターの雰囲気が出せるのでしょうか?
- うさぎの抜型で切り抜く
うさぎの形をしたクッキー型でクッキーや野菜の薄切りを型抜きして雰囲気を出します。
- 製菓や製パンやおにぎりでうさぎを作る
製菓などにうさぎの長い耳をつけるとうさぎらしくなります。世界のイースター料理には実際にうさぎをモチーフにしたパンが振る舞われています。カレーの中央に丸いおにぎりと長い耳のごはんをつけても雰囲気が出ます。
そもそもイースターって何のこと?卵やうさぎとの関係は?
イースターのメニューをご紹介してきましたが、そもそもイースターとは何のことか、そしてなぜ卵やうさぎが関係するのかについてご説明します。
- キリスト教にまつわる祭り
十字架にかけられて死んだイエスキリストが三日目に復活したとされる日であり、復活祭とも言われます。キリスト教では大事な行事です。
- 日程は必ず日曜日
クリスマスのように日程は決まっておらず「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と少々覚えにくいです。しかも西ヨーロッパ系か東ヨーロッパ系の教会なのかで日取りが違います。
- 復活のシンボルが卵
ひよこが卵の殻を破って出て来る様子は、イエスキリストが死後に殻から出てよみがえったことにたとえられ、復活のシンボルとして卵が使われるようになったと言われています。
- うさぎが卵を産んだ?イースターバニー
イースターの行事で卵を隠したところ、うさぎがそこから飛び出し、あたかもうさぎが卵を産んだような様子からイースターバニーとも言れるようになりました。また、うさぎは子供に卵やプレゼントなどを届けてくれるという言い伝えもあります。
キリスト教に関係する行事ではありましたが、クリスマスが宗教を問わず国民行事になったようにイースターもそのように変化し、楽しい行事の1つとして位置づけられるようになりました。
まとめ
イースターの食卓を飾るには卵料理やウサギをかたどった野菜などがあると雰囲気が出ます。最初はゆで卵に色紙を巻くだけでも楽しいです。
切り貼りがまだできない小さいお子様は卵の殻に落書きするのも楽しいです。食卓に数個並べると、何だかムードが出るものです。是非お子様と楽しみながら作ってみてください。楽しい1日になりますように。
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