アリを1匹見つけると大抵はその周辺に仲間がいます。1匹ずつ退治してもキリがありません。どの場所から侵入しているのか突き止めることが大切です。
何よりアリは人間にも噛みつきます。というのも、実際に太ももの裏を体調1cm程の大きく太ったアリに噛まれた時は腫れあがりしばらく座る時に足を浮かしていた経験があります。アリは1匹でも家に置いておきたくないと思っています。
今回はアリが侵入しやすい場所や特定の仕方とこれから侵入を防ぐ方法をご紹介します。
アリが侵入する場所は隙間以外にどこ?
アリは古い家だと隙間から入って来るのは理解できますが高層階や新築物件なのにアリを見つけた時は、どこから侵入したのか気になります。子供やベランダ菜園なども侵入手段になります。どういうことなのでしょうか?
考えられる侵入経路とは
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開放した窓や玄関ドアのすきまから侵入
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子供の荷物や洋服から侵入
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購入したトマトなどベランダ菜園や花壇用の鉢の土や苗などから侵入
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床と壁の交差した隙間を外との出入り口として侵入
子供には要注意です。子供のポケットには石ころやどんぐりや木の葉など自然界の楽しい材料が入っています。また、土に座り込んだり寝転んだりするのは日常茶飯事です。他に侵入経路が思い当たらないような高層階の家では子供の周辺を疑ってみましょう。
購入した鉢植えにはアリ以外にも害虫がいることがあります。なるべく清潔な店での購入を心掛け、後でご紹介する方法でアリを駆除しておきましょう。
アリを見つけたら後を追って侵入経路を確認すること!
アリを家の中で見つけた時は、すぐに退治せずに探偵のようにしっかりと追跡して様子を観察すると侵入経路を発見できる可能性が高くなります。
アリはマーキングをして同じ経路をたどる修正があります。その為、後に続くアリも同じ道筋を通ります。じっくり観察するとどの方向に進んでいるのか特定できる上に、獲物が何だったのかも特定できます。
アリの侵入経路が特定できたら徹底的に殺虫!
アリの侵入経路を確認したら、見えているアリの殺虫と侵入してきた穴までを殺虫しておきます。
アリの撃退その1:アリの殺虫方法
アリの撃退するには殺虫するのが効果的です。どのような方法があるのか見ていきましょう。
アリ専用殺虫剤で殺虫
アリにもどんどん耐久性が出てきているような気がします。ハエや蚊などのスプレーでは殺虫できないことが多く、ゴキブリ用やアリ用などが良いです。
殺虫剤が苦手な人にはアルコールスプレー
アルコールスプレーを吹きかけると殺虫が期待できます。子供やペットがいて殺虫剤は使用したくないといった方におすすめの方法です。
手作り殺虫は酢やレモン水
アリは酸が苦手です。家の中での退治には酸でフローリングや壁に支障がでることがあります。この方法は屋外ではおすすめします。
屋外はシャワーや顆粒タイプ
家の中でなければ、樹木にかけても良いタイプのアリ撃退シャワーや顆粒の散布などができます。
アリの撃退その2:アリの入り口をふさぐ前に
アリを退治したらすぐに穴をふさがずに、その穴に向かってアリ用殺虫剤を専用ノズルなどを使ってスプレーしておきます。
アリはどんどん他の穴を作る為、単にふさぐだけではイタチごっこになるだけです。侵入口にスプレーをして通り道にも殺虫しておきます。
家にアリを入れない為に徹底的に侵入口をふさぐ方法と予防策
家のアリを退治したら、最後の仕上げに侵入口を徹底的にふさいで予防まで行い、家の中に入ってこないようにしましょう。
アリの侵入口をふさぐ方法に木工ボンドやテープはNG
アリの種類にもよりますがボンドやテープぐらいは簡単にこじ開けてしまいます。小さなアリですが、あの「口」はバカにできません。
アリの侵入口をふせぐ方法は歯磨き粉がおすすめ!
歯磨き粉はアリが苦手なミントの臭いがします。香料が入っていない純粋なミントの歯磨き粉を穴に塗り、その上からセメダインでフタをします。
アリを今後侵入させないためにはホウ酸水!
ホウ酸と水を1:1で混ぜて砂状または柔らかい団子状にして家に置きます。捨てても良い紙などにこすりつけて置いておきます。
まとめ
アリの退治はゴキブリと似ていて、通常の虫用殺虫剤では効かないこととホウ酸がおすすめできることです。何より慌てて殺虫してしまわずに、侵入口を見つけるまでは辛抱が大切です。
アリと言えばもう1つ苦い経験を思い出しました。幼児の頃に砂糖をスプーンでつまみ食いしながら寝てしまいました。古い木造の家だったため、当然のことながらアリが行列を作ってやって来ます。
その後、アリに噛まれた痛さで目が覚めた時の自分の体中がアリに覆われていました。ウソみたいなホントの体験記です。今でもアリは苦手で家の中には絶対に入れたくありません。1匹見つけると徹底的に対策をします。
たかがアリ1匹ではなく集団の怖さを知って、1匹たりとも侵入させないように注意と対策をしていきましょう。
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