ジメジメと高温多湿になる梅雨時期から夏場にかけて「傷まないお弁当のおかずは何があるだろうか?」とお悩みの方…いますよね?
お困りの方にオススメしたい「傷みにくい!」といわれているお弁当のおかずがあります。傷むことを気にしておかずのレパートリーが減る時期ですが是非、ご紹介するおかずを試してみてださい。
今回は、傷みにくくて食中毒対策にも使われやすい、夏にオススメのお弁当のおかずや具材をご紹介します。
夏場のお弁当のおかずに利用したいオススメの具材!
夏場に傷みにくくて、食中毒対策としても活躍が期待されるオススメの具材を知って、おかずに取り入れてみましょう。それでは夏場のお弁当にオススメの具材はこれらです。
大葉(シソの葉)
大葉に含まれるポリフェノールは防臭や殺菌が期待されています。その為に古い時代からお刺身などには大葉が添えられるようになりました。
彩りだけの為に使っていた訳ではないのです。味がさわやかなので夏場にぴったりです。食中毒が気になる5月から8月が、ちょうど旬にあたる大葉なので是非、利用しましょう。
わさび
これもお刺身などについてきます。大葉同様に殺菌作用などを期待されて刺身についています。お子様のお弁当には難しいかもしれませんが、覚えておくと良いです。抗菌シートとして「わさびシート」を見たことがありませんか?
わさび由来の成分が製品化されています。わさび菜というやわらかくて細い葉が集まったような野菜がありますが、それもわさびのように抗菌作用が期待されている食材です。良さそうなものを少しずつ使ってみましょう。
酢
夏にはさっぱりとおかずを仕上げる為に使いたい酢です。また、酢は防腐や抗菌が期待されている為、食材に使うばかりではなく食器の殺菌で使われることもあります。是非、活躍させましょう。
梅
梅干しをそのままお弁当箱に入れるだけでは梅干しの周囲だけは守られている状況だと言われています。
その為、さらに梅干しパワーを活躍させるためにオススメなのは、白米を炊く時に梅干しを崩して入れることです。白米には特に梅の香りは残りません。夏場はこの方法で白米全体に梅干しが行き渡る方法をオススメします。
しょうが
ガリや紅ショウガなども抗菌を期待して使われる食材といわれています。
しかし、抗菌パワーになっているジンゲオールという成分はすりおろすなどした後、時間が経つと違う成分になり、お弁当のように保存後に食べる場合にはそれほど抗菌は期待できないかもしれません。ただし、傷みにくい食材の為、使えるものなら使っていきましょう。
夏にオススメの具材がわかりました。次に具体的なおかずをあげていきます。
夏場に利用したいオススメの具材を使ったおかず!
今度は前章で出てきた食中毒対策が期待されているオススメの具材を使って、どんなおかずができるのかご紹介していきます。
大葉を利用したおかず
肉の大葉巻き
薄切り肉に大葉を巻いてしょうゆと砂糖などで煮ます。鶏肉、豚肉、牛肉など何の肉でも良い上に、大葉は中に巻いても外に巻いてもOKです。つまり、味付けは同じでもレパートリーが増えます。
大葉入り卵焼き
刻んだ大葉を卵に入れて焼きます。黄色と緑のコントラストがお弁当箱の中で映えます。
わさびを利用したおかず
とんかつわさび
とんかつを揚げる時にまぶしておきます。辛み成分は熱で飛んでしまうので食べる時にさほどわさび感はありません。
焼肉さわび
焼いた肉にわさびをつけます。薄く表面に見えるか見えないかの程度で構いません。
酢を利用したおかず
ピクルス
生野菜は傷みやすい為、夏の弁当には使いませんが酢を使ったピクルスだとオススメです。詰める時はしっかり水分を切っておきましょう。また、汁気が気になる時はラップでくるんでとなりの数と区切っておくと良いです。
たたき酢ごぼう
ごぼうを茹でて、甘酢につけておきます。
梅を利用したおかず
白米にプラスして炊く
白米を炊く時に梅干しを崩して入れるだけです。
肉の梅巻き
薄切り肉に梅を入れて巻きます。さっぱりしておいしいです。
しょうがを利用したおかず
しょうが入り卵焼き
紅ショウガを刻んで入れます。黄色い卵の中に赤い紅ショウガが彩りを明るくします。食感もさることながら味の相性が抜群です。
生姜焼き
豚肉に限らず肉なら何でもOKです。ただし、生姜焼きに定番の玉ねぎは入れないようにしましょう。玉ねぎの水分が傷みの原因になります。
まとめ
ご紹介したわさびなどの具材は抗菌作用などが期待されているものの、それだけで抗菌をするには大量に使った場合という前提であることもあります。
その為、お弁当のおかずに使用する程度では気休め程度にしかならず、過信は禁物です。家庭で調理する人にとっては期待できるものは使っていくしか食中毒対策をすることはできません。
いつものおかずにオススメの具材をプラスするなどしてお弁当の傷み対策などに悩める夏を乗り切っていきましょう。
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