毎日のお弁当作りは大変ですが、蒸し暑くなる梅雨時から夏場にかけてはお弁当もその環境に放置することになります。
冷蔵庫にお弁当を保冷できれば良いのですが学生だとなかなかそうはいきません。作る方は細心の注意を払っているにも関わらず高温多湿の中でお弁当は傷んでいき…腐って悪臭も放つようになり…最悪の場合は食中毒になることもあります。
今回は、傷みやすいお弁当のおかず5選と野菜などの6選をご紹介します。大好きなおかずが出て来るかもしれませんが夏前後の時期だけはど要注意です。
梅雨から夏場に傷みやすいお弁当のおかず5選!
梅雨時期から心配になる食中毒などを防ぐ為にも要注意の傷みやすいお弁当のおかず5選をご紹介します。傷みやすく、入れない方が良いおかずはこれらになります。
煮物は要注意!
肉じゃがやカボチャの煮物など色々な野菜と肉が入っているので栄養満点ですし、汁気はきちんと切ってあれば良いのでは?と思うのですが、「水分を多く含んでいる」ことが傷みやすい原因になります。煮物はNGです。
チャーハンなどの混ぜご飯
食欲がない夏場でもサラサラと食べられるチャーハンなどの混ぜご飯類ですが、冬場でもNGなくらいかなり危険です。米の他、野菜や肉などが入り混じり、さらにそこに調味料が加わります。
野菜によっては調味料の塩により水分を出してしまうこともあり全体が腐る原因になります。旬の食材を用いた炊き込みご飯などをしたいものですが特に夏場は避けましょう。
牛丼やカツ丼など
おかずを作るのが面倒な時は便利よ!と言われて作るようになったものの、やはり夏場にはこの「染みこんだつゆ」により傷みやすくなります。どんなに汁気を除いても多く水分を含んでいる為、残念ですが夏場は向いていません。
ちくわやかまぼこなどの練り製品
ちくわにきゅうりを入れてカットしたものや、切っても切ってもキャラクターの顔が描かれている可愛いかまぼこなどを入れたいものですが、加工されているとはいえ練り物は夏場はNGです。
ポテトサラダなど芋類も要注意
マヨネーズがいけないの?と思われがちなのですが、じゃがいもに問題があります。含まれているでんぷんにより傷みやすくなります。
手作りコロッケなどは当然のようにお弁当に使いがちなおかずですが夏場はNGです。他にはれんこんなどの根菜類もでんぷん質なので使えません。
梅雨から夏場に要注意のお弁当のおかずで野菜や果物6選!
生野菜などは間仕切りや彩りとしてお弁当のおかずに入れるものなのですが夏場には要注意であり、果物もNGです。腐りやすく避けたほうがよいものの6選は次の通りです。
ブロッコリー
えーっ何で?困る!という人もいるでしょう。ブロッコリーは色や栄養や詰め具合など何かとお弁当のおかずの優等生なのにNGです。ブロッコリーはゆでて使うので水分を多く含んでいることが問題です。
もやし
こんなにも水分を含んでいる野菜ってあるか!と思うほど水分だらけですものね。夏場のお弁当にはNGです。
玉ねぎやきゅうり
生姜焼きやマリネなどに活躍する野菜ですが夏場は要注意です。水分が多いです。時間が経つと水分をどんどん出していきます。
トマト
ミニトマトはヘタの所に雑菌が多いと言われています。冬場でもミニトマトをお弁当に入れる時は見栄えとは裏腹にヘタを取って、その部分もよく洗って使用しましょう。
果物はほぼ要注意
水分が多い果物はほぼ避けたほうがよいと言えます。おかずの後に食べたい果物ですが、そもそも夏場などの生温かい環境に放置された果物はぬるくて汁気がダラリと垂れて、見た目もよくありません。
どうしても果物系を入れる習慣がある場合には、この時期だけは加工食品の小さな一口ゼリーなどに変更しましょう。
うっかり入れがちな漬物も要注意
塩でつけているから傷みにくいのでは?と思うのですが、しょせん生野菜です。そういえば、たくあんをお弁当に入れた時、昼頃にはふやけて何か白いものが付着している様子をみたことがあります。
漬物だけならまだしも、それから出た水分が他の食材に付着しても傷む原因になるのでNGです。
まとめ
梅雨から夏場に心配な傷みやすいお弁当のおかずは水分とでんぷんが大きく関係していました。生野菜をどうしても食べたい時には、それだけを独立させてタッパーに入れるなど工夫が必要です。
ただでさえお弁当のおかずの種類には頭を悩ませているのにNG食材があると困りますね。しかし、食中毒が起きてしまったら大変です。元気でいてほしいと願って作るお弁当なので梅雨から夏場にかけては要注意をしながら愛情を込めていくしかないですね。
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