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さつまいもの保存方法は?保存と甘さが関係?

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秋になるとさつまいも収穫体験などで箱いっぱいのさつまいもを手に入れることがあります。新鮮な掘りたてのさつまいもを食べると期待するほど甘くありません。

  • なぜなのでしょうか?
  • 品種のせいでしょうか?

保存すると甘さが増すような気がするのですが、どういうことなのでしょうか?

比較的長期保存できるさつまいもですが気づくと…カスカスになっていて食べられない!なんてことのないように保存方法を正しく知っておきましょう。いざ買ったものの大きすぎて半分しか使わないこともあります。切ってしまった時の保存方法もご説明します。

さつまいものイラスト

 

さつまいもの保存方法!付着している土は洗う?

さつまいも掘りなど収穫体験で手に入れたさつまいもは、掘った時の畑の土を思い出すような柔らかい土が着いています。保存する時には土はどの程度はらえば良いのでしょうか?

さつまいもは洗わないで、付着している土は掘りたてのままで良い!

さつまいもは洗って土がなくなった状態になると保存期間がぐんと短くなります。スーパーで販売されているような綺麗な状態のさつまいもは、皮のピンク色が鮮やかで食欲をそそりますが土が着いていない以上、長期保存はできません。

土が着いた状態なら半年ほど保存できます。後ほど詳しい保存方法をご紹介します。

さつまいもを保存すると甘くなる?

さつまいもの掘りたては新鮮だから甘いだろうと思いきや、全くおいしい甘さではないことが多いです。

  • なぜなら…さつまいものでんぷんに甘さの秘訣があるから!

でんぷんは時間を追うごとに甘くなる性質があります。その為、収穫直後よりも1ケ月経過したぐらいからが甘くなっていきます。

追熟と言われ、さつまいもやかぼちゃなどが代表的な作物で収穫から時間を置くと甘味が増すのです。今まで気のせいだとか、さつまいもの個々の味の違いだと思っていた方!実はこれが理由だったのですよ。

さつまいもは保存すると甘くなるのなら、上手な保存方法を知って少しでも甘い状態で食べたいですね。ではさっそく保存方法をご説明します。

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さつまいもを切る前の保存方法は湿度がカギ!

さつまいもを切る前の上手な保存方法は湿度を保つことがカギとなります。

  1. 収穫後、土についたまま日陰や室内で段ボールや新聞紙に広げて土の表面の湿り気をとばす
  2. 3日程放置した後、土は着けたままで1本ずつ新聞紙に包む
  3. 包んだものを再び段ボールなど通気性の良い所でくっつき合わせて保存

なぜ、段ボールや新聞紙を使って保存するのか?

さつまいもの呼吸によりビニールなどの中では通気が悪く傷んでいきます。下手するとビニール袋の中で白カビが生えてしまいます。湿度を保つためには段ボールや新聞紙が有効です。

そして、くっつき合わせるのは、さつまいもは冷気が苦手だからです。

さつまいもが好む保存温度は13℃前後です。秋以降の室内や日陰ではこの程度ですが、長期保存が効く為、冬を越すこともあります。冬は10℃以下となる為、なるべくくっつき合わせて温もりを高めてあげましょう。

スーパーで購入した洗われている綺麗なさつまいもは1週間程度の保存なので早めに食べましょう。どうしても食べきれない場合には、加熱後に密閉冷凍袋などで保存できますがそれでも1ケ月程度で食べきりましょう。

さつまいもが大きすぎて切った場合の残りの保存方法

さつまいも掘りなどでは規格がバラバラなので3本分ぐらいある大きなさつまいもに出会うこともあり、包丁を入れるのに苦労します。どうしても1回で食べられず一部を切ったさつまいもの残りの保存方法や賞味期限ってどれくらいだと思いますか?

  • 切ったさつまいもは保存方法にもよるが1週間…もたない!

さつまいもは調理の時に土は落として無くなっている上に水洗いしている為、保存の悪条件が揃っています。切ってしまうと保存が効きません。それを承知で残したい場合には

  • 断面はラップをする
  • 新聞紙でくるむ
  • 冷蔵庫

または

  • 密閉容器に水をはり、さつまいもを入れ、冷蔵庫で保存
  • 毎日水を取り替える

ことで少々長持ちさせることはできます。1週間以内が望ましいので残ってしまったら、普段は使わない食材かもしれませんがサラダや味噌汁や和え物など積極的に消費しましょう。そして切ったさつまいもがもう食べられないかも?の判断は

  • 表面(断面)がねばーっと糸を引く時やカビが生えている時
  • 酸味や悪臭がする時

はアウトです。

まとめ

さつまいもは収穫後すぐに食べたいですが1ケ月程置くことで甘味が増すことが分かれば焦らずにゆっくり保存方法を守って保存していきたいですね。野菜にありがちな「新鮮が一番」なんてことはなかったのです。

長期保存することで甘くなるので、丁寧に新聞紙で巻き、段ボールを利用してビタミンCが恋しくなる冬に、それが豊富に含まれているさつまいもを食べられます。

寒い冬のこたつでミカンも絵になりますが、さつまいもも良いですね。気兼ねなく大量のさつまいもを収穫して長期保存を実践してみましょう。

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