毎日の献立作成はベテランでも憂鬱な時間です。決められた材料が目の前にあるテレビの料理番組だったら楽でいいのになあと思いながら、面倒な毎日をこなしていっている皆さんにちょっとしたコツをご紹介します。
給食と夕食が同じものだったなんてよくあることですが、頻繁に同じメニューが食卓に並ばないように、ある方法を実践すると献立に悩む時間も削減され、気分が楽になります。
今回は、新米の主婦でもコツがいらない「簡単な献立のヒント」をご紹介します。この方法だとメニューを考えるのにあまり悩まず楽で、かたよりがなく安心です。ではご覧下さい。
新米主婦でも献立を簡単に決められる方法とは?
新米出でも献立を簡単に決められる方法はどのようなものなのでしょうか。それでは見ていきましょう。
メニューの種類を抜き出す
まずはメニューの種類を抜き出してみます。こんな感じです。
- 炒めもの
- 揚げ物
- 鍋もの
- カレーやシチューなどの鍋料理
- 魚料理
- 煮物
- ソテーなどの焼き物
あえて魚料理を入れてみました。普段から魚を食べている家庭は良いのですが、魚離れと言われる近年ではあえて週に1日でも魚を使う日を決めた方が習慣で食べるようになります。
自分は新婚で仕事も家庭も忙しかったころは魚料理をあまりしていませんでした。するとその年の健康診断で良くない結果が出たため、魚を意識して週に1回は食べるようになりました。魚料理も大切ですよ。
献立は曜日で考えれば簡単でかたよりナシ!
夕食の献立は曜日で決めると簡単です。一度決めてしまえば、当分はそのままでよいので、毎日の献立を決める負担から開放されます。
曜日で考える方法で1週間の献立に、ご紹介したメニュー大分類を当てはめていきましょう。もちろん家庭により休日や忙しい曜日が違うのであくまで考え方です。
<月曜日>煮物
週初めで仕事で遅くなるかもしれません。前日に作り置きしておけば楽です。
<火曜日>魚料理
魚は煮つけが面倒なら簡単に塩焼きでもOK!とにかく週に1回は食べる曜日としておきましょう。
<水曜日>カレーやシチューや豚汁など大鍋料理
週の半ばで、ちょっと部屋や洗濯物がゴチャゴチャしてくる忙しい曜日です。カレーなどを煮込んでいる間に片付けをしてしまいましょう。
<木曜日>揚げ物
水曜日のカレーやシチューが少しだけ余ることを想定しています。とんかつやコロッケなどの揚げ物とカレーなどは相性が良いので、揚げ物はカレーなどの翌日にします。
<金曜日>炒めもの
金曜日というと男性は休日前で夕飯を外で済ませて来る事があります。炒めものだと作り終えた時にもしも…「今日食べて来る!」とご主人から連絡が来ても盛り付けの配分を変えれば無駄になることがありません。
<土曜日>鍋料理
だらだらと食べていたい団らんのお供の鍋料理です。翌日に仕事がなければ慌ててキッチンを綺麗にする必要はないので、いつまでも食卓に鍋を置いてゆっくり食べましょう。我が家の男児達は夜食にわざわざ鍋つゆを足してずっと楽しんでいます。
<日曜日>ソテーなどの焼き物
休日なので主婦だって休みたい!けれど夕食を作らなければならない時にソテーなどだと魚や肉を塩コショーで焼くだけなので最低限の調理で簡単にできます。
汁物の考え方
メインの献立は1週間で変化ができそうですが、汁物も曜日で考えるとかたよりがなく飽きない1週間になります。
<月曜日>けんちん汁のようなダシの味わいがある汁物
月曜日メニューの煮物が濃い味付けなのでスープぐらいはあっさりとダシに調味料で味を調えた程度のものにします。
<火曜日>じゃがいもやごぼうなどの手の込んだポタージュやチャウダー
魚をグリルで焼いている間に手間を掛けられます。あっさりした魚料理にポタージュなどお腹にたまる汁物がオススメです。
<水曜日>不要
カレーなどの為
<木曜日>トマトスープ
揚げ物だと油の摂取が増える上に野菜は少ない為、せめてスープで体に摂りいれましょう。
<金曜日>豆腐やワカメを使った味噌汁
メインが炒めもので野菜はかなり使っている為、豆腐や海藻を使います。
<土曜日>不要
メインが鍋料理の為
<日曜日>洋風(コンソメ)スープ
ソテーに添えるはずの野菜はすべてスープに使って具だくさんスープにすると簡単
まとめ
新米主婦の頃はノートに1週間分の献立を考えていました。夕食は同じものが続かないように炒め、揚げ、鍋などと変化をつけるものだと思っていました。
地方によって鍋が多いところや炒めもの文化があるところなど特徴はあるのですが、できれば1週間単位で献立を考えることでかたよりがなく楽に色々な食材を体に摂りいれられるのではないかと思っています。
面倒な献立は曜日で考えてワンパターンから抜け出して楽になりましょう。
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