自分は長年フルタイムで働いてきたので、専業主婦が良いなあと思っていました。決して楽そうだなんて思ったことはありません。ただただ、満足いくまで家庭を守ることができるのは達成感があるだろう…と思っていたからです。
しかし、実際の専業主婦の中には逆にその満足感、達成感にはテストの採点のように点数付けが無いため、やりがいを感じられないという人がいることを知りました。
専業主婦で家事をやってもやりがいを感じられない人に、どうしたら良いか自分なりにアドバイス…というと偉そうに感じられるかもしれませんが、家事にやりがいを感じて楽しくなるようなことをご紹介していきます。
専業主婦の家事のやりがいは、あなたならどれを選ぶ?
専業主婦で家事にやりがいを感じる為にはまず、ご自身が
- 家族の健康や笑顔など目に見えないご褒美が欲しいのか?
- お金というご褒美が欲しいのか?
- 仕事をして成果を褒められたいのか?
どれが一番幸せだと感じそうですか?それを思い描きながら専業主婦の家事のやりがいについて考えていきましょう。
専業主婦の家事にやりがいがある人とは?
専業主婦で家事にやりがいを感じている人の考えと、もしも専業でなかったらそれができない状況を並べてご紹介します。
- 夫の出勤を玄関で見送ることができる
→ 奥様の方が先に家を出る家庭もあるので、玄関で見送られるご主人は幸せ
- 子供に何かあった時の呼び出しに即応じられる
→ もしも職場にいると仕事の調整や、上司や周囲に帰宅可否の伺いを毎回言わなければならない
- 思春期の子供の変化を感じられる
→ 毎日、夕飯の時間に慌てて帰宅するような職業だと家事に追われ、子供のSOSに気づかないことがある
- 病院や銀行での手続きが好きな時間にできる
→ 事務職など職場に缶詰の職業だとなかなかいけない。
- 玄関や部屋がいつも綺麗で落ち着ける
→ うらやましい限りです。素晴らしい!
両親などが同居している世帯は?
- デイサービスへ送る時間まで一緒にいることができる(または送迎ができる)
→ 職業を持っていると、お迎え時間まで老人を1人にさせてしまうことや通勤前に車で送るなどあわただしい
- 親の手となり足となれる
→ いつも一緒だと感謝が少なくなるが「いざっ」という時に奥様がいてくれるのは大きな安心
これらは、専業主婦にやりがいを感じる人のプラス思考の考えでした。次にマイナスに感じている人の意見です。
専業主婦で家事にやりがいを感じない人とは?
専業主婦にやりがいを感じない人もいるでしょう。その理由を考えてみました。
しかし、当然なんかではありません!人に何かしてもらったら「ありがとう」など何か必要です。当然なんて言わせないように「専業主婦とはいえ…感謝の言葉はほしいな」など言葉に出して褒めてもらいましょう。
どんなに手を抜いても洗濯や炊事など土日でも家事はたくさんあります。それはやるしかない!ただし「土日は主婦も休み」と日頃から宣言していきましょう。
よく言われる専業主婦の費用試算は莫大です!ご主人より稼いでいると心で思って誇らしげに過ごしましょう。家計をしっかり管理することも大切ですが、たまには自分にご褒美も買ってしまいましょう。
辛いですね。ご近所の方には家庭の事情は話せないし、実家にも心配をかけたくない…。悩んでいることを隠しながら笑顔を振りまくのは結構辛いものです。
「悩む時間があることを幸せだ」と感じてみるとフッと気が軽くなることもあります。辛いですが、一人になれる時間が「良かった」と思ってみましょう。
自由があると思われる専業主婦ですが、家族を大事に思えば尚のこと自分のことは後回しになりがちです。自分もそれが良いと思っていたのですが、ある時「これって自分の人生のはず!」とプチ自分の時間を作るようにしました。
本当にプチです。どうしても家族を優先にしてしまいます。一気には無理ですがプチを積み重ねて自由になる練習をしていきましょう。
まとめ
となりの芝生は青い!と思います。
自分も働いている時は専業主婦になりたいと思っていました。専業主婦になって、専業主婦の人が外に出て働きたいと思う気持ちもわかるようになりました。
冒頭でイメージした自分の幸せは見つかりましたか?①家族の為?②お金の為?③成果の為?心がもやもやしているなら、一度試してみると良いでしょう。「やっぱり専業主婦が良かった。」と思うかもしれません。それで決めた人生なら後悔しないでしょう。
人生1度きりです。自分を少しだけレールから外してみると何か見えて来るでしょう。チャレンジして納得した人生を選ぶことをおすすめします。
コメント