冷凍食品に賞味期限が記載されているのは知っているけど、使おうと取りだしたらなんと半年も過ぎていてびっくり!なんてことがありませんか?長期保存が可能な冷凍食品ですが、賞味期限はいつまであるのか知りたいです。
今回はメーカーの冷凍食品のみならず、自宅で冷凍にした肉や野菜などいつまでなら食べても良いのか?食べても良い基準とは何か?についてご説明していきます。
メーカーの冷凍食品の賞味期限はいつまでなら食べられる?
食品メーカーが販売している冷凍食品の賞味期限はおよそ1年半ぐらいです。それくらいなら使い切れそうですが、つい埋もれていることもあります。
そもそも賞味期限とは…
規定の保存方法の間でおいしく食べられる推奨期限です。その為、賞味期限を超えても食べることが出来ます。
では、いつまでなら食べられるのか?
個人的な見解の為、さまざまな意見がありますが、賞味期限が切れても半年は食べているようです。
購入後、どのような移動時間であったかなど思い出してみましょう。冷凍庫に入れる頃には内容物が「カチンコチン」から「やや柔らかい」状態になっていませんでしたか?そのような個々の事情もあり一概にはいえません。しかし、次のような場合は、賞味期限切れはもちろん、賞味期限内でも食べない方が良いです。
冷凍食品が賞味期限切れの時に食べない方が良い場合
長期保存食だと思って安心している冷凍食品は賞味期限切れでも多少は食べられます。しかし冷凍食品は家庭での使用だとドアの開け閉めや内容物による温度の行き渡り具合に差がでるので賞味期限内でも食べない方が良いこともあります。
冷凍食品を食べてもよいかどうか見分けるポイント3つ
- 胴膨れしていないか?
- 霜に囲まれていいないか?
- 冷凍焼けしていないか?
胴膨れとは、未開封の冷凍食品なのに何だかパンパンに袋が腫れている状態です。食品の腐敗によるものかもしれません。食べないで捨てましょう。
霜は冷凍庫ではつくものですが、霜だらけになっていることがあります。ドアの開け閉めなどにより温度変化が生じ、一時的に結露となったものがもう一度凍っているということもあり得ます。そうなると、内容物もきちんと保存されていなかった状態があったと考えられ、食べない方が良いです。
冷凍焼けとは一度開封したものなどに多く見られます。内容物が乾燥して変色してパサパサになっていると冷凍焼けしているものと言えます。
メーカーの冷凍食品であれば冷凍焼けしても食べることができますが、自分で冷凍した野菜や肉などの場合は、冷凍焼けするまでの長期にわたり、真空パックなどの役割が果たされていない結果なので、食べない方が良いです。
冷蔵の食材を自宅で冷凍した冷凍食品の賞味期限はいつまで?
メーカーの冷凍食品のみならず、自宅で余った肉や野菜など冷蔵の食材をラップなどにくるんで冷凍庫に保存したような冷凍食品は、賞味期限がわかりませんね。
冷蔵保存の時の消費期限と違い冷凍すれば長い事保存できそうな気がしますが…自分で冷凍した冷凍食品の賞味期限はいつまでが良いのでしょうか?
あくまで目安です。2,3ケ月保存する人もいます。しかし、前章のように真空パックでない場合は冷凍焼けして味や食感が悪くなっています。鮮度あるうちに食べるのが良いです。
というのも、メーカーの冷凍食品は-35℃以下で急速冷凍しています。家庭で冷凍するものとは比になりません。食べ残しを冷凍保存しても中心まで冷凍がおいつかずに食中毒の原因となってしまうこともあります。自分で冷凍する食材の冷凍保存に過信は禁物です。
まとめ
市販の冷凍食品は賞味期限が切れたらいつまで食べられるか?という問題には保存状態が大きく関係していました。家に到着したころにはうっかり解凍状態…と言う時には、長期保存はあきらめてさっさと使ってしまいましょう。その方が安心しませんか?
冷凍食品の賞味期限がわからないような自宅で冷凍保存したものは霜や冷凍焼けを判断基準に早めに食べきりましょう。
安売りでたくさん購入しておきたい気持ちも理解しますが、冷凍庫の中を常に頭に描きながら適切な量だけ買い物をした方が冷凍食品の冷えが良く保存状態も適切になります。長期保存で、いざ何も食材が無い時に役に立つ冷凍食品ですがおいしいうちに食べたいものですね。
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