アボカドの食べ頃がいつなのか、けっこう難しくありませんか?
アボカドは食べる時期を逆算して買うことが多いです。しかし、良い感じだと思って買ったら既に食べごろが過ぎていたり、早すぎて困ってしまったりと大変難しいです。恐らく失敗の経験があるのではないでしょうか。
アボカドの失敗しない選び方をご紹介します。
アボカドの選び方のコツとは?
アボカドは見た目や触り心地などで、ある程度中の状態がわかります。その判断規準についてお伝えしていこうと思います。
アボカドの食べごろか見た目による選び方のコツとは?
アボカドがパックに入っていると触った食感で判断することが出来ません。そんな時でも見た目による選び方の基準はあります。
では、さっそく紹介していきましょう。「★」の数が多ければ食べごろです。
- 全体的に黒いアボカド「★★★」
- 黒いけれど所々に緑色があるアボカド「★★☆」
- ヘタの隙間が少ししぼんでいるアボカド「★★☆」
黒いアボカドは一般的に熟していると思われます。
アボカドが「質」が良いかどうか見た目よる選び方のコツ
黒いアボカドで、普通なら綺麗な果肉のはずなのに、開けてびっくり何だかとても黒くて筋もあって、生で刺身のように提供するには見た目が悪いということがありますね。
開けて中の果肉の質が良いかどうかをパックに入った状態で選ぶコツを説明します。
- つやがあるアボカド「★★★」
- 形がきれいなアボカド「★★★」
- 皮にハリがある(シワがない)アボカド「★★★」
- ヘタがへこみすぎているアボカド「★☆☆」
- ヘタが取れているアボカド「☆☆☆」
これを良く見ましょう。確かにツヤツヤの綺麗なアボカドがありますが、イマイチいぼいぼが少なくてこれって美味しいの?と思ってしまいますが、OKです。ヘタが取れているアボカドもたまに見かけますね。もうあれは中まで黒くなっています。
難しいですね。あくまで目安です。アボカドに絶対はないような気がします。黒くてハリがあってバッチリのはずなのに開けてみて残念な時もあります。
アボカドが食べ頃かどうか触って判断する選び方のコツ
パックではなくゴロゴロと積み上げられて陳列されているアボカドの場合は、控えめに触ることで食べ頃かどうか判断できます。触って判断するコツについて紹介します。
- 太く丸みを帯びた方を少し押してみて少し柔らかい!アボカド「★★★」
- 押した時に戻らないような感覚のアボカド「☆☆☆」
- ヘタを触って簡単に取れないもの「★★☆」
アボカドの選び方を失敗したかも…これって食べられない?
アボカドを慎重に吟味して選んだにも関わらず、開けたらダメだったということもあるでしょう。柔らかすぎる分には、ディップなどにすると良いのですが、黒い場合は心配にもなります。食べられるかどうかをご説明します。
<アボカドの実が全体的に黒い>
★★☆
アボカドの実が全体的に黒い場合があります。まだ大丈夫!酸化もありますが成分が反応して黒く変色しているだけで、食べるのはOKです。ただ、なんとなく酸味や、腐っていなくても風味が悪くて嫌がる人もいます。
<アボカドに黒い斑点や繊維がたくさん見える>
★★☆
アボカドを切ってみると黒い斑点や繊維がたくさん見えることがあります。ヘタの部分から種の部分に栄養分などを運ぶ維管束と呼ばれるものです。
実の部分も切ってしまうと酸化してメラニン色素により黒くなっていきますが、維管束は特に実の部分よりも酸化が早い為、筋だけが黒くなって見えてしまっただけです。
その為、実がおいしそうであれば、全く問題なく食べられます。ただ、何となく筋が口に残る感じがします。それが苦手という人もいますね。
<アボカドがじゅくじゅくした感じで黒い>
☆☆☆
アボカドがじゅくじゅくした感じで黒い場合もあります。恐らく臭いが出ています。実をつぶすというような状況ではなく、既にじゅくじゅくしている場合は腐っている可能性があります。
基準で選んでも失敗する例
最近は、スーパーで購入したアボカドで、皮はまだ緑色なのに中身が黒いことがあります。南国の果物なので5度以下になると低温障害で実が黒くなることがあります。陳列コーナーが冷えすぎというのもあるかもしれません。
以前は良かった店舗なのに、急にどれをとっても失敗するようになった為、その店でアボカドを買わなくなりました。
恐らく失敗するスーパーの保存状態が続く限り、正しい選び方をしても黒いアボカドになると思うので何度も失敗するようなら、店を変えることをおすすめします。
まとめ
アボガドを選ぶコツについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。色だけでは判断できないとても難しいアボカドの選び方ですが、コツは
- 色が黒くハリツヤがしっかりしているアボカド
- 見た目や触った感じ
なのですが「ヘタ」についてはややこしいと思います。つまりは…
- 取れていると×
- 触ってとれそうな感じは○
- ヘタと実に少しだけ隙間が生まれているもの◎
が経験上失敗しないコツです。何とか当たりに出会えるよう、目と指の感覚を覚えていきましょう。
コメント