長崎バイオパークは行楽シーズンになるとCMが流れます。「見ているだけではつまらない!遊んで学んでふれあって」というコンセプトで、ただの動物園ではありません。
柵や檻があまりないため、歩道にミーアキャットがでてきたり、カピパラを撫でられたりと動物園というよりは「動物の生活エリアに人間が入った」という感覚になります。
動物との触れ合いの他にも生態系にかかわる植物なども研究されており、収穫体験もあります。さて、長崎バイオパークではどのような見どころが待っているのか?ご紹介していきます。
バイオ―パークの見どころ!これはやっておきたい!
バイオパークに行ったら、とりあえずはやっておきたいことをあげてみます。
- カピパラやカバやバクやラマなどにもエサやり体験!
- カピパラに乗る!
- 歩行中にカンガルーにからまれる?
- バクのエサやりは「竹の棒に林檎を刺して」差し出す!
- フラミンゴが出入り自由に動き回っているので真横で写真を撮る!
- 別料金だが犬猫や小動物と触れ合える館のPAWにも行く!
触れ合い動物園は今では色々な動物園で実施されていますが、バイオパークではリスザルなどの他、大型動物にも餌やり体験や触れ合いができるのが特徴です。
見どころは体長2m体重200kgほどのバクや人間の真横を自然に通って行くフラミンゴや普通に歩行して次のエリアに向かうだけなのにラマやカンガルーに囲まれる…と貴重な体験に常にドキドキと笑みが絶えません。
バイオパークの見どころは泳げないカバ?
バイオパークの人気者になったカバのモモちゃんを覚えていますか?「泳げないカバ」として各種マスメディアに取り上げられたモモちゃんです。今ではなんと結婚して母親になっています。
カバは水中出産するのですが、モモちゃんは陸上で生まれ仮死状態になりました。その後、母親はモモちゃんを養育することなく、日本で成功例がなかった人口哺育が始まりました。
水を怖がり泳げなかったモモちゃんを特訓し、無事にカバ池に戻すことが出来ました。その後、結婚もして、子供も生まれました。
ところが夫であるムー君が亡くなりました。そして、その後なんとまあ18歳も年下の「出目太」君と再婚し幸せにしています。
と、モモちゃんの話題はバイオパークの見どころニュースとして随時HP更新されている他、今でもテレビニュースになります。園でもモモちゃんの歴史写真が展示されています。このモモちゃんは歴史と共に振り返りながら見学すると「よくがんばった」とほめたくなります。是非ご覧下さい。
バイオパークの見どころ!ふれあい取扱説明書?
ただの動物園ではないですよ!という取扱説明書がバイオパークにはあります。それにはバイオパ―クの特徴と注意点が掲載されています。その内容を見ると、バイオパークについてもっと理解できるでしょう。内容を要約すると
- バイオパークは、かなり近距離で大小の動物と触れ合える
- 逆に…つまり…ただ、ボーッと動物の様子を見に行くだけではなく、近距離まで動物が来るので当然、不意に動物が手や肩に乗ってくるかもしれない
- 動物好きの人でも大きな動物が親しげに自分に向かって来たら恐らく驚くだろう
- 背丈以上の動物がたくさんいることで子供は、慣れるまでとまどうかもしれない
といった具合です。確かに普通の動物園ではないようです。ただし、完全に野生の動物ではありません。人間に飼育され人間と共存している「野生に近い」動物であると説明しています。
動物園以上サファリパーク未満のようなふれあいすぎるバイオパークでは言葉が通じない動物の心を思いやるきっかけが出来るでしょう。
長崎バイオパーク営業情報
<入場料>大人1,700円 中高生1,100円 3歳~小学生800円
<時間>10-17時
<住所>長崎県西海市(さいかいし)西彼町中山郷2291-1
<電話>0959-27-1090
まとめ
とことん動物にふれあえるバイオパークはとても楽しいです。あまり小さいお子様は動物によっては様子を見ながら体験すると良いでしょう。この楽しいバイオパークは動物好きなら何度行っても楽しい思い出が増えていくのですが体験上、注意点が1つだけあります。
靴と衣服(触れ合う一番上の衣服)の着替えがあると良い!
というのも、ちょうど雨が降った翌日にバイオパークに行ったのですが、触れ合い場所は土がまだ濡れていて緩い状態でした。
そこに足を踏み入れたり、動物の体や足が衣服にくっついたりするので靴は泥だらけだし、服は泥もありますが何といっても動物臭がしっかりくっついてしまいました。
その日はホテルに宿泊予定だったのですが、家族全員が動物臭と泥まみれの靴だったので部屋に入るのが申し訳ない状態でした。
気にする必要はないのでしょうが、思いっきり抱っこしたり撫でたりするためには、衣服などの準備もあると良いかなと思います。楽しい見どころがいっぱいのバイオパークに是非、いってらっしゃいませ。
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