水道代が一番多く使われているのはトイレが1位(家族構成、地域で変動あり)です。2番目にはお風呂です。誰にでもできる水道代節約術をご紹介します。
200Lの水が入ると言われるお風呂は単純計算で2Lペットボトルの水を100本も最後には排水溝に流していると思うとぞっとしませんか?節約に抵抗のあるご家族などにも迷惑をかけずに出来ちゃう節約術があります。こっそり小さな節約を積み重ねてみませんか?ではご覧下さい。
毎日200Lのお風呂の湯!やらなきゃマズイ水道代節約術3つ!
<1人で入らずだれかと湯船に入ることで水カサ増し>
可能な限り一緒に湯船に入りましょう。お風呂の空間は狭い割には、リラックスタイムなのでおしゃべりが止まらないですよ。
<シャワーOR湯船の選択>
目安ですが、シャワー1分で12Lほど使います。湯船が200Lほど(+シャワーをしないと仮定)の為、シャワーを17分使う場合には湯船がお得になります。
1人暮らしの人が「湯船に貯める水がもったいない。」と言っていますが、1人ならシャワーがお得です。しかし、2人以上だと湯船の方が良い傾向にあります。
また、シャワーを流しっぱなしで髪や体を洗っている光景をたまにスーパー銭湯で見ますが、そんなのは論外です。もったいないです。家族がそのようなことをしていないか、音で確認してみましょう。
<シャワーヘッドを節水タイプにする>
ホームセンターでも販売されていますが水圧はどうなの?弱かったら結局は蛇口を全開にしてしまうから節水ではないかも?なんて心配な方は、給湯機器などのショールームに行って試してみましょう。
ショッピングセンターなどにも展示場がありますよね。試せば納得します。「こんなに強く水がでるのに、今までより節水って信じられない!」と驚きます。
メーカーによっては今までの50%に節水するというから嬉しいです。機能によって幅広い価格帯がありますが1,000円ぐらいから8,000円ぐらいです。今までより水の使用が50%に削減できるなら、すぐに元を取り戻せそうです。
逆にお勧めしない水道代節約術
<水カサ増しにペットボトルに水を入れて湯船に入れる>
メリット
- カサ増しは少しだけできます。
デメリット
- ボトルに水が入っているので湯船を冷めさせて追い炊きなどの光熱費がかかる。
- ペットボトルの外側だけとはいえ、毎回洗う手間が必要。
- 湯船が狭くなる。
<数日間同じ風呂にはいる。>
メリット
- 水道代は節約できる。
デメリット
- 毎回、追い炊きなどの光熱費がかかる。
- 翌朝まで流し忘れた日でさえ、湯船がぬるぬるし雑菌っぽさを感じる為、衛生的でない。
子供が埃だらけで帰宅する為、翌日どころか当日のお風呂でさえも濁っていることが…。子供がいると無理かも。その場合には家族で同時に入り、カサ増しするしかないですね。
お風呂の水の再利用で水道代節約術!やれば月900円節約可能!
湯船の再利用方法は入浴剤など添加物が入っていないことが前提です。コツコツと積み重ねることで1ケ月…1年間の節約効果は大です。月にして900円程節約できる試算です。
<庭木の水やり>
洗濯機用の水道ポンプ(湯船の水を洗濯機に移すポンプ)を利用して、排出ホースを家の外に出し、そこにバケツを置いて貯めたり、ホースをつないだりして、そのまま利用します。または、水タンク(非常用の雨水タンクやポリタンクなど)に入れると充分な量が貯められます。
<洗濯機>
最初の1回だけでも利用すると60L程節水したことになります。毎日洗濯するならば、1年で21,900L=200Lの湯船109日分が節約できたことになります。それってスゴイ!ただし、子供のホコリなどで濁った湯を使うのはやめましょう。洗濯物がくすんでしまいます。
- くつやサンダルなどの予洗い
- 玄関やベランダ掃除
- 車のタイヤ掃除
- 釣り具や海水浴後の予洗い
などありとあらゆるものに使います。風呂場にバケツを家族分用意して、最後に1人1個ずつ汲みあげてくれれば残りは翌朝まで持ち越さずに流せるので浴槽を綺麗に保つことができます。
まとめ
主に湯船やシャワーの水道代節約術についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
- お風呂の節約には節水シャワーなどで使う水を減らすこと。
- 使う水の節約は微々たるものだが、再利用は大変有効的である。
使う水ばかりに気を取られていましたが「排水溝に流れていく水=お金」を大切に使うとかなり節約できることがわかりました。
しかし、再利用となると、それを行う人の労力が必要です。無理をして疲れてしまい、節約モードがオフになってしまっては意味がありません。できることを少しずつ始めて習慣になると良いですね。
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