水道代は食費や光熱費と比較すると低いこともあって、節約しても意味がないと思っている方は多いのではないでしょうか。
そうは言っても、家族で暮らしていると月額は5千とか6千とか、結構な額になってしまいます。年間にすると6万・7万になりますね。これが1万円以上節約できたら、いいと思いませんか?
年間1万円以上も削減?そんなの無理でしょ!いえいえ、目安としては水道代月額1,000円削減するだけで良いのです。
そもそもあまり、使わないわという方は、1割減を目標にしてみましょう。水道代は公共事業の為、人件費削減で2ケ月に1度の検針です。2ケ月毎に結果を見るのが楽しくなるような、そして2ケ月毎に今一度、見直しをできるように、身近な節約術をご紹介します。
水道代がかかるのはお風呂?いいえトイレです!
水道代の節約は意味ないなんてことはないということは、冒頭で紹介しました。では、どうやって節約すればよいのでしょうか。
たくさんの水を使用するシャワーやお風呂を工夫すればよいのでしょうか。いいえ、水道代が一番かかっているのは、実はトイレなのです。
お風呂が一番多く水を使っているイメージでしたが、トイレだったとは…。(家族構成など地域要素で変動あり)ということは、湯船以上にトイレに水が流れている。
つまり、トイレの水を硬貨に見立ててみると、両替機の100円玉がジャラジャラ出て来る時のイメージとは逆に、ちょっと流すだけでジャラジャラとお金が流れ去っていく。うわっ。それは悲しすぎます。さっそく節約術を試さなくては!
トイレの大小レバーを使い分ける!
ご自宅のトイレの水の量を取り扱い説明書やメーカーHPなどで確認しましょう。節約タイプもありますが「大レバー」を使うと2Lペットボトル4本前後流れ、「小レバー」だと3本程度です。
たかが1本の差ではありません。大レバーを使い続けると1ケ月で2L1本×30日×=60Lもの差が生まれるのです。
ペットボトルをイメージすることで、1回のトイレに何回も水を流すことはなくなるでしょう。トイレの見える所に、1Lや2Lのペットボトルと硬貨を表した写真や可愛いシールを貼りましょう。
単純に大レバー1回分を余計に流すことがなくなれば1ケ月で大レバー2L4本×30回=120本分が節約できたことになります。年間では120本×12ケ月=1,440本です。あーっもったいない。これからは絶対にこんなことしてはいけない…と思ってしまいますよ。
飲食店に行った時は、トイレを使用して帰る!
何、セコイこと言ってるの?と思う方もいらっしゃるでしょう。女性より男性の方が食後の腸の動きが良いような気がします。というのも我が家には男4人がいる為、外食後に帰宅した際には車から降りてすぐに、トイレ争いが始まります。
なるほど。この飲食店で済ませて帰るというのは我が家のような家庭には、良い節約術です。4回分確実に節約できるのですから、飲食店の方には申し訳ありませんがせっかくなので利用させていただこうと思います。
やってはいけないトイレの水道代節約術3つ!
やりがちなことが3つあります。以前は良い方法だと言われていましたが、現在のトイレでは使用しない方が良いです。壊れて修理代がかかってしまうかもしれません。
- タンクにペットボトルなどを入れてカサ増しをする。
節約に適したトイレに変わってきている為、タンクに必要な水が溜まっていない状態になり、既定の流水ができずに故障する可能性があります。
- 風呂の残り湯をバケツで流す。
水道代の節約術!と一時的には思いがちですが、排出弁の故障につながる可能性があります。
- 「大レバー」で流すべきところを「小レバー」で代用。
メーカーが適正な節水できる流水量を計算している。その為、やみくもに「小レバー」にこだわると故障の可能性があります。可能な限りの臨機応変を心掛けましょう。
水不足で給水制限されてしまい水が出ない時は仕方がないとしても、普段はこの方法はしないようにしましょう。
水道代の計算方法を知って、有効な節約術を実践する!
水道料金にはメーター口径によってまず基本料が大きく変わります。新築したら水道口径が大きくなって基本料金が上がるという事象もあります。
そしてそれに加え、1㎥=1,000Lで加算されます。基本料金は減らすことができないので、せめて1Lあたりいくらかという計算をして頭に置くことで、節約術と連動させた節約料金がイメージできます。
まとめ
水道代の節約は意味がないと考えているお方も、頑張れば年間で結構節約できることがご理解いただけたでしょうか。
水道代を2Lボトル1,440本削減というと、とても大きな目標で難しい節約術が必要かのように思いましたが、そうでもなく、たった1日1回「大レバー節約」するだけで達成できてしまうのです。
ご家族と一緒にお住まいの場合は、家族全員が意識しなければ達成できません。是非、目で訴える可愛い表示をトイレに置きましょう。
お子様は特に「えーっそんなにーっ!」と興味を示してくれるでしょう。しめしめ!理解を得ることが節約の早道です。毎日の積み重ねを大切に意識していきましょう。
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