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オリーブオイルが高い!値上げの原因は?代用品はコレ!

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最近、スーパーなどで販売されているオリーブオイルがやたら高くなっていると感じておりませんか?

1ドル150円を超える円安が進行して、輸入品が高くなっているのはわかりますが、それにしてもオリーブオイルの値段の高さはちょっと異常です。

この以上な高騰の理由は円安だけなのでしょうか。探ってみると主な原因はどうも円安ではないようです。オリーブオイルが値上げされている原因について解説し、代用品などの紹介もしたいと思います。

オリーブオイルが高くなっている理由は?

オリーブオイルが高くなっている理由について解説していきたいと思います。

ところで、オリーブオイルの産地として思い浮かぶ国はどこでしょうか。多くの人がイタリアと思い浮かぶことでしょうか。

でもこれは違います。オリーブオイルの産地としてトップなのは実はスペインです。2021年のデータだと、スペイン産が約44%で、2位のイタリアは約10%程度しかありません。日本でも一応、オリーブは栽培されていますが、生産量は世界全体の1%にも満たない状況です。

さて、オリーブオイルの産地はスペインが圧倒的だということは理解していただけたと思います。近年、地球温暖化の影響なのかどうかはわかりませんが、そのスペインで大干ばつが発生し、オリーブが例年の半分以下となる不作になってしまいました。そのためオリーブの供給量が大幅に減少しているため、価格高騰になっております。

オリーブの不作の他にも円安や原油高なども、もちろん値段が高い原因となっておりますが、主要な原因はやはり干ばつによる不作です

オリーブオイルの代用品は?

さすがにここまでオリーブオイルが高くなってしまうと、これ以上使い続けるのは難しいといった家庭もあるでしょう。オリーブオイルの代用品となるようなの油にはどのようなものがあるか解説していきます。

オリーブオイルの特徴としてはオレイン酸(オメガ9)という不飽和脂肪酸を多く含んでいることが挙げられます。

オリーブオイルを使用する人は香りがいいなどの理由もあるかと思いますが、このオレイン酸が健康にいいと一般的に言われているからということも大きいでしょう。そこでオリーブオイルほどではないにしても、オレイン酸を多く含むオイルをピックアップしてみました。

菜種油(キャノーラ油)

菜種油(キャノーラ油)はオリーブオイルと同じくオレイン酸を豊富に含み、クセも少ないので、あらゆる料理に使いやすいのが特徴です。オリーブオイルはオレイン酸が約74%で、菜種油は約60%です。オレイン酸の含有量はオリーブオイルよりも落ちますが、お値段は比較的安めなので家計に優しい油です。

米油

米油は、玄米を精米してできる米ぬかから生まれた植物油です。米ぬかには、ビタミンEやオリザノールなどの栄養素が豊富に含まれています。米油に含まれるオレイン酸は約42%と、オリーブオイルよりもかなり少ないです。値段は以前はオリーブオイルとあまり変わりませんでしたが、今は米油のほうが安くなっております。

オイルの種類

オイルの種類について簡単に解説しておきます。

α-リノレン酸(オメガ3)

α-リノレン酸(オメガ3)は体内で作ることができないため、食品から接種する必要があります。このオイルが含まれているのは、青魚(イワシ、サバ、サケなど)、亜麻仁油、えごま油などです。健康によいとされるオイルですが、かなり高価です。

現代人には不足しがちなオイルであり、積極的に接種する必要があります。亜麻仁油はかなり独特な風味があるので、苦手な方もいるかもしれません。そういった方におすすめなのが、あまりクセのないえごま油です。

食べ物からの摂取がなかなか難しいため、サプリメントで摂取している方も多いですね。サプリメントコーナーに行くとよく見かけるDHA・EPAサプリメントがこれにあたります。

リノール酸(オメガ6)

リノール酸(オメガ6)はコーン油や大豆油などに含まれております。人間の体内でつくることが出来ないので、食物からとる必要がありますが、よく使用されている油で、現代人は過剰摂取してしまいがちです。そのため健康を意識すると、積極的には摂取せず、なるべく控える必要があります。

オレイン酸(オメガ9)

オレイン酸(オメガ9)は、前にも説明しましたがオリーブオイルにたくさん含まれる油です。健康を意識して積極的に摂取する方もいると思いますが、最近の値上がりはかなり厳しいですね。

オレイン酸(オメガ9)はオリーブオイルの他には、アボカド油にも多く含まれております。ただし、アボカド油はかなり高価なため、オリーブオイルの値上がり対策にはなりません。

まとめ

オリーブオイルが高くなっている理由について解説して、代用品を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

円安の進行で様々な輸入品の価格が上がっていますが、オリーブオイルの値上がりの主な原因は干ばつによるオリーブの不作でした。

健康志向が高く、今までオリーブオイルを使用していたけど、もう今の値段では無理といった方は、代わりとなるのはオリーブオイルと同様にオレイン酸(オメガ9)を比較的多く含む、菜種油(キャノーラ油)や米油ということになるでしょう。

オリーブオイルの独特の風味は、なかなか代用品がなく、早く値段が安くなるのを願うばかりです。

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