庭付きの新築の場合、ウッドデッキがあるとさらにおしゃれに感じることがあります。
出来立てのウッドデッキは色が鮮やかで触り心地も良く、カフェ感覚でそこに居ることもできますが、お手入れを怠るとどうなるのか想像できますか?新築だと想像できないかもしれません。
そこで今回は、ウッドデッキの日々のお手入れ方法や定期的にやってほしいお手入れ方法をご紹介します。お手入れをしなかったら数年後、後悔した時には解体して新しくしなくてはならない状態になっているかもしれません。しっかり読んでみてください。
後悔しない為のウッドデッキの日頃のお手入れ!
ウッドデッキはもともと外にあって雨風やホコリを受けるものなので、新築のうちから毎日手入れするほどではありませんが、それでも日頃から可愛がってお手入れをすることで数年後に後悔するかどうかが決まります。
- 日々のお手入れはほうき+水道水
天気の良い日にほうきで掃くことで木目への土埃の沈着を防ぎ、さらに水道水で流すことで少しずつくすんできているウッドデッキをよみがえらせます。
人工木のウッドデッキならデッキブラシなどを併用できますが、天然木だと傷をつけてしまい逆に溝に汚れが入りやすくなり良くありません。ご自宅のウッドデッキの種類を確認しておきましょう。
後悔しない為のウッドデッキの定期的なお手入れ方法!
普段のお手入れの他に新築だったとはいえ、数年後に後悔しない為にはウッドデッキに塗装をして防水、防カビなどをしておくことが大切です。
- ウッドデッキ用の塗装を最低でも年1回は塗る!
これは絶対にしてほしい事です。これを数年怠るとあっという間にウッドデッキに緑のコケ色が付着し、防水加工の薄れにより雨が木にしっかり浸透して1円ぐらいの穴が出来て、徐々に板が枯れ始め、しまいには歩くと板全体がフワッと沈むようなウッドデッキになってしまいます。
色を保つ塗装という考えではなく、防水や防カビの為であることを念頭に置き定期的に塗りましょう。色がはげ落ちていなくても定期的に行うことが大切です。
後悔しない為のウッドデッキの塗装の4つのコツ!
ウッドデッキにをすることは素人でも簡単なので、数年後に後悔しない為にも業者任せにせずに安く手に入る塗装用具で、たった4つのコツをつかんで進んでお手入れをしていきましょう。
<準備するもの>
- 汚れても良い服(ペンキが付く可能性がある)
- だて眼鏡(素人処理なので、はねてしまったペンキが目にはいらないように)
- ウッドデッキの色に近いペンキ(多少色が違っても全体を塗るので気にしなくて良い!)
- ペンキを塗る刷毛(100均ショップにあり)
<塗り方のコツたった4つ!>
①何が何でも晴天を選ぶ!
雨が降りそうな日などに慌てて塗るとどうなるか…せっかくペンキを塗っても乾かない上に、逆に防水どころか水分を木が吸収し易くなりますので絶対に晴天の日を選びます!
②2度塗り&節約禁止
2度塗りが効果的な為、予定の敷地の2倍の塗料が必要です。節約しようと薄く塗ると効果が期待できません。その為、しっかり濡れる量で2度塗りできるほどの容量缶を準備します。
結構あっという間に塗料が無くなります。自分は塗料の節約をしたが為に失敗した経験があります。ここは節約せずにしっかり満足できるように塗りましょう。
③しゃがむとキツイ!数日に分けてもOK!
そんなに広いウッドデッキではなくても汚れをとって、ペンキを塗る作業は足腰が痛くなります。無理せず数日にわけでもOKです。
④塗料は水性でOK
塗料コーナーには水性と油性のペンキがあります。水性だと雨で流れてしまいそうなイメージですがウッドデッキ用と書かれたものは「水性」が多く販売されています。
確かに徐々に塗料が抜けていきますが水性だと液が柔らかい為、素人でもなめらかに綺麗に塗ることができます。1年はもちますので水性を選びましょう。
まとめ
新築で綺麗なウッドデッキがあったとしても、数年後後悔しない為に日々のお手入れや定期的な塗装は必ず行いましょう。何といってもこの私、後悔して気づいた人です。
3年に1度程度しか塗装をしていなかったのですが、徐々に木が弱くなりました。そして、部分的に新しい板と入れ替えるなど作業や費用が増えてしまいました。
一度老朽化してしまった板は元に戻るものではないので定期的な手入れをしておけば良かったと思っています。皆さんは、後悔のないように是非、楽しんで塗装をしてみてください。
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