電子レンジは温める他に裏技としてにんにくの皮をツルンとむく、里芋の皮も手がかゆくならずにむけるとあって便利なのはよく知られています。
では、完全に乾燥させてパサパサになってくれて、違う食材に激変する方法をご存知でしょうか?
面倒なおからの水分を飛ばす作業は電子レンジにお任せください。水分が飛ぶどころかおからパウダーになるので、お菓子などにも用途が広がります。わざわざおからパウダーを常備しておく必要がありません。しかも、新鮮なおからが食べられます。
今回は、電子レンジを使ってパサパサの食材に激変させて違う食材にしてしまう裏技をご紹介します。
電子レンジを使って激安おからを高価なおからパウダーに変身させる裏技!
電子レンジを使えば、買うと高いあのおからパウダーが作れます。
スーパーで販売されている生のおからはとても安いです。電子レンジを使うとこんなにも簡単におからパウダーを作れるのになぜ既製品は高いのだろうと思うほどに、簡単に作ることができます。
- 材料:生のおから200g
- 器具:電子レンジ、ミル(ミキサー、ブレンダ―など)
電子レンジでおからパウダーの作り方
-
耐熱皿になるべく広がるようにおからを敷く
-
電子レンジ500wで10分
-
混ぜてさらに10分加熱
-
小麦粉のようにだいたいの湿気が飛んでいればOK、そうでなければ数分ずつ様子を見て追加
-
ミルでサラサラになるまで砕く
コレだけです。おからパウダーを使った料理は豆腐臭さが抜けていて使いやすいです。お菓子に生のおからを使うとどこかしらおからの存在が残っていますがこの方法だとおからが入っていると気づきません。おからパウダーを利用した料理は次のように利用できます。
- 豆腐ハンバーグ
- おからクッキー
- おからコロッケ
- おからケーキ
- おから蒸しパン
- おからと砂糖でスイーツのふりかけに
国産大豆のおからパウダーは500gで900円前後です。生のおからから500gのおからパウダーを作るには200円もかかりません。少しの手間をかけなければなりませんが何より新鮮な手作りおからパウダーが作れるのなら嬉しいと思いませんか。
あっ粉チーズがない!電子レンジでスライスチーズを粉チーズにする裏技!
スパゲッティミートソースを作って、食べようと思った時に粉チーズがないことに気づいても慌てず電子レンジの裏技で粉チーズを作ってしまいましょう。
- 材料:スライスチーズ1枚
- 器具:電子レンジ、ミル(ミキサー、ブレンダ―など)
スライスチーズから粉チーズの作り方
-
クッキングペーパーにスライスチーズを手で適当にちぎって置く
-
電子レンジ500wで2分※焦げずにカリカリになるくらいまで
-
ミルで砕く
これだけです!この方法なら粉チーズがない!と思った時には買い物に行くより早く出来上がります。是非お試しください。
電子レンジで切り干し大根やドライフルーツを速攻で作る!
ドライフルーツは買うと高いし、切り大根なども念入りに天日干しをしている間にカビが生えるなどお困りの方に是非とも電子レンジの裏技を試してほしいです。一気にご紹介します。
- 材料:干したいモノ!レンコン、ごぼう、大根、トマト、きのこ、いちご、柿、りんごなど
- 作り方:クッキングシートの上に薄くカットした食品を並べて電子レンジへ
まずは10分その後、水分を見ながら数分ずつ追加していきます。
電子レンジの加熱目安はあくまで目安です。様子を見ながら焦げた臭いがしていないか、乾いているかチェックをしましょう。
そのほか乾燥させたい食品
-
ハーブ:葉が薄いので加熱は2分あれば多いくらいです。しっかり様子を見ながら加熱しましょう。
-
にんにく:みじん切りやスライスの状態で3分ほど加熱します。油で揚げないので油の酸化などを気にせずに使えます。
-
あられ:もちを小さく切って3分ほど加熱します。揚げないあられなのであっさりしていてサクサクします。
まとめ
クッキングペーパーを敷いて電子レンジで加熱すると早く水分を飛ばすことができます。しかし、電子レンジから目を離すと乾燥しすぎにより焦げて煙も出てきます。
クッキングペーパーを敷いている為、絶対に電子レンジのそばで加熱の様子を見るようにしてください。おすすめはにんにくや切り干し大根の電子レンジの乾燥裏技です。
今まで油で揚げたり、天日干しで裏返す作業などを経験しているとこんなにも電子レンジが便利だったことに感謝感激といったところです。是非、お試しください。
コメント