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使い終えた花火はどうやって処分する?使わなかった花火は来年も使える?

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夏になると花火大会の観賞だけではなく、子供と手持ち花火を楽しむことがあります。その使い終えた花火はどのように処分していますか?

子供の友達と一緒に花火をすると皆さまざまな捨て方をすることが分かりました。それは危ないのでは?と思う方法がありました。

また、花火をする予定だったのにしないまま保存することになってしまい、来年まで家の中で保管するのは何だか発火しそうで怖いなあと思うことはありませんか?

今回は、使い終えた花火の処分方法や使わなかった花火の保存方法やその消費期限などについてご説明します。自治体によっても処分の方法は若干違いますが、一般的な考え方をご説明します。

花火のイラスト

使い終わった花火の処分の仕方!水につけるだけでホントに良いの?

燃焼して使い終えた花火は水に一晩浸せば良いという個人サイトや一週間浸す必要があるとする個人サイトがあるのですがいったいどのくらい水に浸せば良いのか迷います。自治体の処分方法も見ながら処分の仕方を考えましょう。

福岡市の場合

火薬部分をしばらく水に浸したあと、濡らした新聞紙などで包み、湿らせた状態で出してください。しばらくという漠然とした表現です。浸したあとは可燃ごみとして処分します。

東京都渋谷区

水にぬらして出してください。その後可燃ごみで出すようにとのことです。浸す時間などは記載がありません。

横浜市の回収業者がユーチューブで紹介している内容

バケツの水に浸し完全に発火しない状態にして可燃ごみへ

船橋市の場合

十分水に浸し、発火しないようにして出してください。

他の市区町村の記載もいくつか見てみましたが、「十分に水に浸し、着火しない状態にして可燃ごみへ出してください。」というものでした。十分に水に浸すというのにも特に時間的な記載はありません。福岡市の例では「一晩」とあるので

「花火が十分に水に浸る状態にして一晩おく!」

ことで可燃ごみへ出すと良いです。

花火が十分に水に浸るとは?

花火の量によります。小さなバケツで大量の花火を浸すことや少ない水の中に花火をつけるだけでは、部分的に水に浸っていないところがあるかもしれません。花火がしっかり水に浸かる状態を確認しましょう。

使わなかった花火は来年まで持ち越しても良い?

花火を使う機会がないまま来年まで家庭で保存しなくてはならない時は、使った花火以上に発火の危険がないだろうかと悩みます。来年まで持ち越せるのでしょうか?10年ほど保存OKという噂もあります。本当なのでしょうか?

  • 花火の使用期限は10年!(PL法などの関係上10年とされている)
  • 火薬が乾いていて使える状態であれば使えるので保存できる!
  • つまり10年以上経過しているか、火薬が湿っていれば処分することになる!

使わなかった花火の家庭での保存方法

「直射日光・火の近く・高温多湿」を避けて保存すること!

これができれば家庭でも保存できます。夏場だと人が集まるリビングなどは冷房があり湿度もエアコンで調節されていることが多いので適していると思われます。

使わなかった花火はどうやって処分する?

使わなかった花火を10年は持ち越せることが分かりましたが、保管しても使う当てがなく早々に処分してしまいたい時には、使った花火同様に水に浸せば良いのでしょうか?

打ち上げ花火など火薬が多いようなものだと業者に依頼することになるのでしょうか?

手持ち花火と打ち上げ花火(ロケット花火など)では処分の方法が違います。

使わなかった手持ち花火を処分する方法

  1. 数日間バケツの水に浸してしっかり湿らせて
  2. 濡れた新聞紙に包んで湿気を保って
  3. 発火などの危険を避ける為、少量ずつ可燃ごみで捨てる

使わなかった家庭用打ち上げ花火を処分する方法

手持ち花火よりも火薬が筒などに囲まれている為、水が浸透しにくい!

  1. 同様に水につけるがより十分な水と時間が必要
  2. 水につける時間は1週間ほどかけてしっかり湿らせる
  3. 分解はしない

自治体のゴミで回収してもらえないことも

自治体によっては各自で「業者」に連絡するようにとしていることもあります。その場合は花火販売会社に問い合わせるか、不用品回収業者に相談しましょう。

まとめ

花火は保存できるので、今年使わなかった花火なら湿気や火気などに気を付けて保存しましょう。ただし、湿気を帯びていると着火しにくくなっているかもしれません。

その際にやってはいけないことがあります。顔を花火に近づけて確認するようなことは絶対にしないで下さい。勢いよく急に火花が出ることがあります。

公園や海などに置きっぱなしの使用済み花火を見かけます。公園などで行う場合にもバケツに水をはって花火を楽しむものですし、きちんと持ち帰るようにしましょう。マナーを守って楽しい花火の思い出を作りましょう。

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