遺伝なのか現代病というのか…我が家の子供達は自分と同じく皆、目薬が手放せないほど目のアレルギーがあります。
花粉の時期には全員が目薬をしてほしいとせがむ時期もあったので子供といえども目薬を片手で1人でできるようにコツを考えていました。慣れれば保育園児でもできるものです。しかも、こぼさず片手でサッと済ませます。
当然だと思っていたのですが先日、隣の人が両手を使って一生懸命に時間をかけて何度も目薬を目にいれようとしている様子を見て驚きました。「えっ大人なのにできないの?」と。
今回は目薬を簡単にサッとさせるコツをご紹介します。一般的に言われている裏技もご紹介しますが、何よりコツを覚えると子供でもできます。
目薬をさす時は顔を上にしておでこを見つめるのがコツ!
目薬をさす時は顔を上にしますが予想以上に顔は上を向いていないことがあるので、意識しておでこを見ようとする動作がコツの一つです。これを伝えると園児でも1人で1回で目にさすことができます。
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顔を天井や空を見るように上に向ける。この状態では完全に上を向いておらずに、斜めのことが多い。
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上を向いたままで目はおでこを見ようとする。実際におでこを見ることはできません!
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目薬は目の上ではなくおでこの上あたりにもってくる。
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狙いを決めたら一瞬でサッと目薬を押す。
ポイントは2のおでこを見ることと3の目薬の位置を目の上ではなくおでこ辺りを意識してセットすることです。一般的には目の上あたりに目薬をもってくるのですが、顔が斜めをむいていることが多く入らないのです。おでこあたりにセットすることで上手く目に入ります。
目薬をするときに両手を使うべき?片手で行うべき?
どうしても目薬をさすのが下手な場合は両手を使って目をひらくこともありますが、片手を下げてリラックスすることで上手く目薬をさせます。
両手を使うと肩に力がはいってしまう。その結果、顔が上を向かずに斜めになっている可能性があります。
だから、片手で目薬をさし、もう片手を口や鼻を隠すようにしたい!
両手を目じり付近に置いた時と、利き手だけを目に持って行った時の体の状態を観察してみてください。断然、片手をだらんとさせた方が顔をより後ろまで傾けることが出来ます。
目薬をさす為に上を向くと、口元や鼻の穴などが無防備に周囲に見えてしまいます。それを隠す為にもう一方の手のひらをそっと口元などに当てることが出来ます。
普段から鏡を持ち歩いて化粧崩れなどをチェックしているような女性なら是非、このことも頭に入れておくと良いです。
園児だからこそ片手で自分ですると良い!
誰かに目薬をさされるのは大人でも「今か今か」と頭の中で計算していませんか?
子供はできない!ではなく、子供だからこそ自分で目薬をさす練習をさせてみましょう。もちろん最初は上手く入らずもったいないこともあります。仕方がありません。
そして、目薬を押す指の力さえあれば、片方の手は使うことはありません。ご紹介したコツを取り入れて、手はだらりとさせてやってみましょう。
成功したら大げさに喜ぶ!失敗しても褒める!
お子様が「(目に目薬が)入ったよ」と言ったら大げさに踊りまくってでも喜んで褒めてあげてください。本心はお母さんに目薬をしてほしいと思っているはずです。
それでも自分でできた喜びとお母さんがこんなにも喜んでいる様子を幼いながらに目にやきつけて記憶することで次につながります。
目薬をサッと瞬時にさす他の裏技もご紹介
目薬をサッとさす裏技などが出回るほどに世の中には上手にさせない人も存在しています。恐らくこのページを見ているぐらいなので裏技はご存知かもしれませんが、念の為ご紹介しておきます。
しかし言っておきますが…何より最初にご紹介した片手でおでこをめざしてさす自分流が一番おすすめです。では、一応…他の方法は
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口を開いて「あー」と言う。口を大きく開くと目も大きく開くのだそう。
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視線を反対にもっていき、反対側から目薬をさす。コツをつかめば失敗しませんが目じりなど目が細くなっている部分に目薬を落とす為、命中率ははたして?
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下まぶたを片手で下げてさす
これは自分流に近いかもしれません。目を大きくしようと上まぶたを押さえると肩が上がってしまい顔が上をむきません。下まぶただと腕は胸元にあるので顔の傾きは良好です。
まとめ
保育園の頃から子供に自分で目薬をさすように言ってきましたが子供が「できない!」といってダダをこねた記憶はありません。辛抱強く待っていた記憶もありません。たまに失敗するのも当然のこと!という感覚で見守っていた気がします。
最近は花粉や砂ぼこりやドライアイなどで眼科の御世話になる人も多いのかもしれませんが、一生つきあうであろう目薬を是非ご紹介したように、おでこを見る!おでこ付近にセッティングするコツを使ってさしてみてください。
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