読書感想文のコツは全部読まないこと?小学生の宿題を1日で終わらせる裏技

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「また読書感想文か…」と、子どものため息に思わず共感してしまうことはありませんか。夏休みや冬休みのたびに、どこか憂鬱な空気が漂う読書感想文。本を読むだけでも大変なのに、さらに感想まで書かなければならないなんて、子どもにとってはまさに二重の試練ですよね。

実は、読書感想文が苦手な子ほど「真面目に全部読もう」としてしまう傾向があります。最初から最後まできちんと読まなければいけない、という思い込みが、そもそもの一歩を重くしているのです。でも、コツさえつかめば、読書感想文は1日で終わらせることができます。

この記事では、本を読むのが苦手な子でもスラスラ書き進められる読書感想文のコツを、本選びから書き方・まとめ方まで丁寧にご紹介します。「どうせ後回しにしてしまう」と諦めていたママも、ぜひ最後まで読んでみてください。休みの初日に感想文を終わらせて、残りの日々を思いっきり楽しむためのヒントが詰まっています。

読書感想文の第一関門!小学生が失敗しない本の選び方

読書感想文がうまくいくかどうかは、本選びで8割が決まると言っても過言ではありません。どんなに書き方のコツを知っていても、途中で読む気が失せてしまうような本では感想文は進みません。まずは「読み続けられる本」を選ぶことが最初の大切なステップです。

好きなものが出てくる本を選ぶ

本を選ぶとき、「難しそうな本のほうが良い感想文が書けそう」と思ってしまうことがありますよね。でも実際には、子どもが興味を持てる内容の本のほうが、頭にすんなり入ってきて感想も出やすいのです。

動物が好きな子なら動物が主人公の本、料理や食べ物が好きな子なら食をテーマにした作品、乗り物や宇宙が好きな子なら科学読み物でも構いません。好きなジャンルの話はセリフや場面が印象に残りやすく、「ここが面白かった」「ここでドキドキした」という感想が自然と出てきます。

学校の推薦図書を参考にするのは悪くありませんが、あくまでも参考程度にとどめておきましょう。図書館に行ったら、好きな分野のコーナーに直行して5分以内に決める、というくらいのテンポ感がちょうどよいです。迷いすぎると本選びだけで疲れてしまいますよ。

1時間で読める本を選ぶ

小学生の読書感想文に適した本の目安は、1時間以内で読み終えられるボリュームです。パラパラとめくってみて、字が細かすぎる・行間が詰まりすぎていると感じる本は避けたほうが無難です。

読み慣れていない子にとって、文字の密度は思っている以上に体力を使います。挿絵があったり、1ページあたりの文字数が少なめだったりする本のほうが、最後まで読む意欲が続きやすいです。

「薄い本を選ぶのはダメなの?」と心配するママもいるかもしれませんが、感想文の質は本の厚さとは関係ありません。むしろ薄くてもしっかりと印象に残った本のほうが、生き生きとした感想文になることが多いです。

全部読まなくていい!読書感想文が書ける本の読み方のコツ

「読書が苦手だから感想文が書けない」と思っている子は多いのですが、実はそれは誤解です。感想文を書くために、本を最初から最後まで完璧に読む必要はありません。大切なのは、感想のタネをいくつか見つけることです。ここでは、感想文に直結する読み方のコツをご紹介します。

あらすじを確認してから読み始める

まず本を手に取ったら、裏表紙や冒頭のあらすじを読んでみましょう。「どんな話なのか」をざっくりつかんでから読み始めると、内容が頭に入りやすくなります。

本文を読むときは、最初から最後まで丁寧に読もうとしなくて大丈夫です。意味がわからないページや、興味が持てない場面は思い切って飛ばしてしまいましょう。読み進めていくうちに、なんとなく話の流れはつかめてきます。ただし、物語の結末だけは必ず読んでおいてください。感想文のまとめに欠かせない部分だからです。

付箋で「気になる場面」をマークする

読みながら「面白い!」「え、なんで?」「ここで泣きそう」と思った場面に、その都度付箋を貼っておくのがおすすめです。この付箋が後で感想文を書くときの大きな手がかりになります。

付箋を貼る場所の目安は、印象に残ったセリフ、物語が急に展開するシーン、主人公が何かを決断する場面などです。「このセリフが好きだった」「ここでびっくりした」という感情が動いた場所に貼っておくと、感想文でそのまま使える素材になります。

あると便利なアイテム

読書感想文の準備に活躍するのが、小さめで貼りやすい付箋です。色分けして「好きな場面」「驚いた場面」「わからなかった場面」と使い分けると、後で整理しやすくなりますよ。

読んだ後は声に出して話してみる

本を読み終えたら、感想文を書く前にひとつ試してほしいことがあります。それは、子どもに本の内容を口頭で話してもらうことです。

文章を書こうとすると「うまく書かなきゃ」というプレッシャーがかかって手が止まってしまう子でも、おしゃべりなら自然に言葉が出てくることがよくあります。「その本、悲しい話だった?楽しい話だった?」「一番おもしろかったのはどこ?」と、ママが軽く話を引き出してあげましょう。

そのときに子どもが話した言葉が、そのまま感想文の素材になります。うまくまとめようとしなくていいのです。「なんとなく面白かった」でも「主人公がかわいそうだと思った」でも、素直な言葉がいちばんの感想文になります。

800字なんてすぐ埋まる!感想文の書き方・まとめ方のコツ

本を読んで感想のタネが揃ったら、いよいよ文章を書く段階です。小学校の読書感想文は400字詰め原稿用紙2枚、つまり800字前後が一般的です。「800字も書けない」と思うかもしれませんが、構成を決めてしまえば意外とあっという間に埋まります。

5つの構成で迷わず書ける

読書感想文は次の5つのブロックに分けて書くと、スムーズに進みます。

最初のブロックは「あらすじ」です。親に話した内容をそのまま文章にすればOKです。「最初は○○だったのに、途中で○○が起きて、最後には○○になった」という流れで書くだけで十分です。ここに感想は入れなくて大丈夫です。

次のブロックは「印象に残った場面」です。付箋を貼ったページを開いて、セリフや場面を引用しながら「私はここで○○と感じた」「自分ならこうするのにと思った」など、短くて良いので自分の気持ちを添えます。

3つ目のブロックは「結末についての感想」です。物語の終わり方に対して、自分だったらどう感じるかを書きます。「悲しかった」「もっとこうなってほしかった」「読んで安心した」など、素直な言葉で書きましょう。

4つ目のブロックは「この本を読んで自分はどう思ったか」です。本から得た気づきや、これからの自分に生かしたいことなどを書きます。大げさでなくて構いません。「優しくしようと思った」くらいのシンプルな言葉でも十分です。

5つ目のブロックは「タイトル」を最後に決めることです。書き終えてから題名をつけると、全体の内容に合ったものが自然と浮かんできます。

この5つのブロックに、それぞれ150〜200字ずつ書けば、タイトルを除いても800字近くになります。ブロックごとに考えると、1つのブロックにかける文字数はほんの少しです。そう思うと気が楽になりませんか。

読者を引きつける題名のつけ方

最後に題名を決める際は、「○○を読んで」という無難なタイトルよりも、少し工夫してみましょう。たとえば「どうして○○はこうしたのか」「○○を読んでびっくりしたこと」「○○が教えてくれたこと」といった形で、本を読んで感じた疑問や驚きを題名に持ってくると、読み手の興味を引きやすくなります。

題名は感想文全体の顔になる部分です。少し変わった切り口にするだけで、先生の印象にも残りやすくなるかもしれません。

感想文の書き方をもっと知りたいなら

子どもが一人で感想文の構成を考えるのが難しいときは、書き方をわかりやすく解説した参考本を手元に置いておくと心強いです。図解や例文が豊富なものを選ぶと、子ども自身が「こう書けばいいんだ」と気づくきっかけになります。

まとめ

読書感想文のコツは、完璧に読もうとしないことです。興味のある本を選び、付箋でポイントをマークしながら読む。読み終えたら親子でおしゃべりして感想を言葉にする。あとは5つの構成に沿って書き進めるだけで、800字はあっという間に埋まります。

最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、それも経験のうちです。大切なのは、感想文を嫌いにならないこと。「コツをつかめば意外と簡単」という体験を一度でもさせてあげられれば、次の休みの感想文は子ども自身が前向きに取り組んでくれるようになるでしょう。

ぜひ今年の休みは、感想文を初日に終わらせて、残りの時間を思いっきり楽しんでくださいね。

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