暑中お見舞いハガキが学校の担任の先生から届くことがあります。
本来は子供が目上の人に出すものなのかもしれませんが住所録などの作成が行われない現代では、子供よりも先に先生からハガキが届き、慌ててしまいます。
そうかと思えば、せっかく暑中お見舞いハガキが先生から届いたにも関わらず、名前だけで先生の住所は書かれていません。意図的に住所を書いていない可能性があります。
今回は、学校の担任の先生から暑中お見舞いが届いた時に返事が必要なのか?また子供に書かせたいのですが、SNSなどに慣れている子供はハガキ1枚を完成させるには時間がかかります。どのように手助けをしたら良いのかについてご説明します。
先生から暑中お見舞いが届いたら返事を書こう!子供にかかせるチャンス!
暑中見舞いハガキが学校の先生から届いた場合には基本的には返事を出します。また、ハガキを書くチャンスなど現在では滅多になくなっている子供に宛名も文面も書かせると良いです。
暑中お見舞いが来たらすぐ返事!
暑中お見舞いハガキが先生から来たら、すぐに返事を出します。しかし、子供が書く意欲を見せずにズルズルと時を過ごすと文面に1つ注意することが出てきます。それは
暑中お見舞いから残暑お見舞いへと内容が変化するから!
暑中という言葉は七夕を過ぎた7月8日頃の小暑から、立秋の8月7日頃までに使うことができます。
その為、暑中お見舞いハガキを受け取ってから、返事を出さずに放置してしまった場合には文頭は「暑中お見舞い」ではなく「残暑お見舞い」へと変更する必要があります。子供とはいえ、このことはしっかり教えておきましょう。
住所はどこに?宛名はどこに?文面は?知らない子供がいる?
「ハガキや手紙の書き方」として、国語やかきかたの授業で習うのですが、たった数回の授業の為、覚えているとは言えないことがあります。
もらったハガキを参考に住所と宛名を書けば良いのでは?と思うのですが、それをさせると先生宛のハガキを書いているのに「宛名欄にそのハガキと同じように、自分の名前」を書いてしまうなどトンチンカンでメチャクチャなハガキになっていたというのもアルアルな話です。
ひらがなでOKなので、小学生以上であれば子供に全て書かせましょう。慣れない作業の上、丁寧な字で書くように指導する為、子供が途中で「もう書かない!」と機嫌が悪くなることがあるかもしれません。
親にとっては当然のことですが、子供がゆっくり楽しくハガキを仕上げられるように、そばで見守ってあげましょう。
先生から届いた暑中お見舞いハガキに子供が書く文例は?
先生から届いた暑中お見舞いハガキには子供に返事を書かせたいものの、初めてのことに何と書けば良いのか分からない子供がいて当然です。子供の場合はどのような文例があるのでしょうか?また、絵も添えて良いのでしょうか?
暑中お見舞いハガキの文の構成と文例(子供版に柔らかい表現で)
- 見舞いの挨拶
暑中お見舞い申し上げます。または残暑お見舞い申し上げます。
- 時候の挨拶
毎日暑い日が続きますが、先生はいかがお過ごしですか?
- 近況
夏休みが始まってすぐに海に行きました。楽しかったです。プールにも行きました。毎日楽しく遊んでいます。
- 先生を気遣う
まだ、暑い日が続くようなので先生も体に気を付けて元気に楽しくお過ごし下さい。今度会える日を楽しみにしています。
形式ばって書くならば日付も添えます。
文が苦手なら絵を大きめに書いても失礼ではない!
文頭の①暑中お見舞いの挨拶文と気遣いがあればあとは絵ハガキにしてしまってもOKです。ただし、文が苦手だからとグチャグチャと書き散らかしたような絵を添えるのであれば論外です。気持ちがこもったハガキになるように心がけましょう。
もちろん、漢字を使わずにひらがなばかりでも構いません。返事をもらうことよりも子供自身が書いたハガキをもらうことが先生にとっても喜びです。
まとめ
形式ばったハガキなどを書くことが少なくなった今、子供にとっては宛名を書くことさえも大変な作業なのです。学校の先生から暑中お見舞いハガキが届いたら、子供に返事を書かせますが親が横で見てあげた方が良いようです。
もしも、差出情報欄に先生の名前だけで住所が記載されていない場合は、次にお会いした際に「先日は、暑中お見舞いハガキをありがとうございました。
住所がわからず返事がだせず失礼しました。」とお伝えしましょう。子供自身が言えれば最高ですが、連絡帳にでも書いておきましょう。楽しい夏休みをお過ごしください。
コメント