何もない休日にゆっくりめの朝を過ごし、関東のパワースポット成田山新勝寺へ足を伸ばしてみると、とても有意義な休日を過ごすことができます。
歴史ある成田山、お正月の初詣はじめ、節分の豆まきや菊花大会など、年間通していつも様々なイベントが実施されていますが、イベント時は参道も人であふれています。
あえて何もない時に訪れると、人も少なく、そこにはゆっくりとした時間が流れています。パワーを存分に独り占めできそうな気がして、ふと行ってみたくなります。
成田山新勝寺観光の醍醐味はなんといっても、その充実した参道にあると思います。
成田山ってどんなところ?
成田山新勝寺は平安時代からある真言宗智山派のお寺です。お正月初詣の参拝者数は関東では明治神宮に次ぐ第二位、空港から近いこともあり外国人観光客からの人気も高いお寺です。
新勝寺のまわりの参道では、様々なお店、屋台があり、それもまた年間を通して楽しめるところです。
成田山への交通手段は?
車、電車、どちらでも便利です。車で行っても、駐車場もかなりの数が用意されています。
もちろん総門に近いほど料金は高くなりますが、一番近くの国道51号近辺から総門近くまで点々と駐車場が用意されていて、大きなイベント日以外は容易に停めることができます。電車の場合も、駅からすぐ参道に直結しているので、不便なく楽しめます。
成田山参道の見どころは?
成田山参道はお店がたくさん並んでいて、見どころ満載です。昔ながらの雑貨屋やさん、竹細工、などと行ったお店もたくさんありますが、成田銘菓やスイーツのお店も多いです。
黒平まんじゅうや米分の栗羊羹やチーズケーキなども人気ですが、やはり成田山といったら「なごみの米屋」でしょう。
成田駅にも店舗がありますが、お土産には米屋のものが一番です。そして、食べ歩きできるものもあちこちで売られています。成田ゆめ牧場のジェラートを食べた後、甘くなった口の中を中和してくれるのは、千葉県産コシヒカリを使って作られている堅焼きせんべいです。
お店の前を通ると焦がし醤油のいい香りがしてきて、思わず買わずにはいられません。そしてまた甘いものが…と思ったら、オススメは金時の甘太郎焼きです。餡子がトロリとして、アツアツで食べる大判焼きは最高です。
成田山参道でおすすめの食事は?
そば屋、定食屋、丼物屋、これもまたいろいろあります。でもやはり成田山にきたなら一度は寄ってみたい、うなぎ屋。参道でもひときわ人が集まっているのは川豊といううなぎ屋さんです。
職人さんたちがウナギをさばいているところが通りから見ることができます。皆さん足を止めて見入ってしまいます。ウナギを焼くいい香りにもつられて、食べずにはいられなくなります。
成田山参道でちょっと一休み!
参道にはカフェもいくつかあります。「HOUEICOFFEE」はでは、美味しい本格的な焙煎コーヒーを飲むことができます。
川豊本店の横の道の路地裏へ行くと、ちょっとした庭園があり、ここにもカフェがあります。三好屋といって、黒蜜のわらび餅がとても美味しくいただけます。参道の駅寄りの方には米屋の喫茶もあり、店内で買ったお土産をそこで試食もできます。
成田山新勝寺へ参拝へ行こう!
参道を少し歩いていくと、総門に当たります。そこを入るとまたいくつかの屋台が年間通していつもやっています。
わたあめ屋さんはじめ、昔ながらの屋台のオモチャも見ていて飽きません。そこを超えて階段、もしくは迂回路を登っていくと大本堂へたどり着きます。
御利益ありますように、と煙を身体に当て、おみくじを引いたり、厄除け、諸祈願、御護摩祈祷などしていただけます。参拝後は、境内を散歩するのも良いでしょう。占いなどのお店も多いです。当たると評判の先生のところはやはり混んでいます。
まとめ
電車で駅に降りてすぐ、または車を降りて駐車場からすぐ、成田山の参道は始まります。
びっしり並んだお店をブラブラと見ているうちに、視覚嗅覚を刺激されて、ついついおまんじゅうやおせんべいの食べ歩きが始まってしまいます。
総門を入って大本堂で参拝して、池にいるカメ達を見ていたら、ぼちぼちお腹も空いてきたからお昼ご飯はウナギ食べて、またプラプラしてお茶して…などと過ごす成田山での休日は、たくさんパワーをもらい、来週からの自分をまた新たに輝かせてくれます。
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