流しそうめんと言えば、桶の中でぐるぐる回転するタイプや昔ながらの割った竹の上を流れていくタイプなどあります。
天気が良い日やキャンプなどでは是非、庭や川などで竹を流れるような流しそうめんをしませんか?
竹?持ち運びが大変そうだし、重そう…だからといって、ペットボトルはよく代用されますが、切り口の手入れが面倒…なんて思っている方も必見です。
今回は、竹の流しそうめんではなく竹の代用となる牛乳パックを利用する方法をご紹介します。それを支える支柱は? 水はホース?
ペットボトルで勝手に放水できる方法があります。初心者でも簡単に作ることができます。夏休みの自由研究作品にしても良いぐらい子供でも上手に作る方法をご紹介します。
庭用に手作り流しそうめんを作る!牛乳パックが手軽で安価!
手作りの流しそうめん台は自宅にある、捨てるはずの牛乳の空パックで手軽にコストもかからずに出来るのでおすすめできます。また、子供が作る時にも力をあまり必要としないので楽しく作れます。
手作り流しそうめん台の材料
- 牛乳空パック8個(1000ml)
長さ1~1.5mほどの流しそうめん台用です。
手作り流しそうめん台作りで使うもの
カッター、粘着テープ
手作り流しそうめん台の作り方
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①全ての牛乳パックの上部と底を切り落とす
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②2本の牛乳パックのそれぞれ端をかぶせあわせ、粘着テープで固定
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③全ての牛乳パック②のようにつなぎ、横にしてまずは置いておく(この段階ではトンネルのような形)
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④③を上からみて流れるそうめんが見えるように、両脇1cmほど残してカッターで上部を切り取る
手作り流しそうめん台を作成する上での注意点
牛乳パックは衛生上、きちんと洗ったものを使用すること。
最後の④の作業の時にところどころ切り取らない部分を作ることで牛乳パックが丈夫なままでいられます。途中でそうめんが見えなくなる部分があっても、それはそれで楽しいです。
庭用に手作り流しそうめんを作る!支柱は段ボールや園芸用支柱が便利
流しそうめん台を作ったものの、斜めに固定する支柱が必要です。そんな時も自宅にある箱や段ボールだと費用を掛けずに利用できます。また、小学生が朝顔観察などで使用する園芸用の支柱も役立ちます。
段ボールで作る支柱
段ボールなどを重ねて3ケ所(流しはじめ、途中、最後)作成します。段ボールと牛乳パックを粘着テープで固定します。
園芸用支柱で作る
ワンタッチ支柱で四足が固定されていて、小学生の朝顔観察セットなどに入っている安定感ある支柱が便利です。段ボール同様に3個は必要です。牛乳パックをこの上に固定します。
庭用に手作り流しそうめんを作る!放水は給水タンクやペットボトル
流しそうめん台を固定できたらあとはそうめんを流すだけですが、放水しながらそうめんを流さなければならないので、自動で放水できるように給水タンクが必要です。ペットボトルでも勝手に放水できる方法があります。基本的に必要なものは、
- 水を流す道具は蛇口があるものが便利。
- 給水タンク
- 麦茶給水器(運動部などで利用する大きな蛇口つきの給水器)
上記を持っていないことは良くあることで…そんな時はペットボトル手作り給水器を使います。
ペットボトル給水器の作り方
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2Lなど大きめのペットボトルの下から5cmぐらいのところにキリで穴をあける
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ペットボトルに水を入れますが、穴から水が出て行かないように穴を指で押さえておく
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蓋をしめる
これで完成です。5本ぐらい準備しておきましょう。
ペットボトル給水器の使い方
ペットボトルのフタを少しゆるめると、あら不思議!開けた小さな穴が蛇口がわりになって水が飛び出してきます。その水が流しそうめん台の最初の部分に放水するように段ボールや机などに置いて設置します。
このペットボトル放水は防災時の手段として使われています。水が無い緊急事態の中でペットボトルの水を蓋側からジャブジャブと流して手などを洗うと消費が早いです。
しかし、この方法だと手で傾けることなくペットボトルは固定されたまま、蓋をゆるめるだけで蛇口のように水が出てきます。使用しない時は、蓋を締めると放水が止まります。
まとめ
お子様でも簡単に手作り流しそうめんが作れそうな気がしてきませんでしたか?ペットボトルは流し台にするのではなく、放水用だったのです。勝手に放水するペットボトルは子供達の遊びものになってしまうかもしれないほど楽しいです。
竹は普段から家にある人はあまりいないし、購入しても来年使うには保存や手入れ方法に悩みます。
是非、使い捨てできる家にある材料である「牛乳パックとペットボトル」を有効活用してみてください。大活躍に思わず笑みが生まれます。楽しい流しそうめんの時間をお過ごしください。
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