ホテルでの会食案内にはドレスコードが記載されていることがあります。何となく分かっているようでも、いざ指定されると不安になるものです。
ドレスコードなんて自分には関係ないなんて思っていませんか?意外にも機会はやって来ます。パーティーはもちろんホテルランチやディナーショーや演奏会など大人になるとたくさんの体験が待っています。
今回はドレスコード名の説明や同じドレスコードでも時間帯で服装が変わる違うことなど、男女の衣装の特徴をご紹介します。
ドレスコードって何?大分類4つ言える?
ドレスコードは大分類では4つですがさらに細かい分類にわけることもあります。きちんと説明できそうですか?
まずドレスコードとは会場の場所や時間帯によって指定される服装のレベルのこと!
面倒だなあと思うのですが、これを指定してもらうことで服装選びが楽になり、自分だけが浮いているという状況をなくしてくれます。
ドレスコードの大分類は4つだから覚え易い!
- ①フォーマル(正装)
- ②セミフォーマル(準)
- ③カジュアルエレガンス
- ④スマートカジュアル
かしこまった順に①からスタートしています。④のスマートカジュアルのように「カジュアル」が付くと普段着のこと?と思ってしまいますが違います。では、詳細をご紹介していきます。
ドレスコードがフォーマルだとどんな服が良い?時間帯で服装が変わる!
ドレスコードがフォーマルの場合は一番堅苦しい正装をさしていますが、時間帯によってもその服装が変わるので注意が必要です。
フォーマルは正装の中でもかしこまった格式ある服装!
正装?かしこまる?格式?そんなドレスを持っているのか不安になります。具体的には女性の場合、
- 昼:アフタヌーンドレス:光沢がないワンピースで丈はやや長め、襟元の開きは小さ目で露出が少ない
- 夜:イブニングドレス:光沢のあるロングスカートで襟元の開きが大きくて露出が大きいドレス
装飾品も同様で、昼は真珠程度ですが夜になるとキラキラ輝く豪華な飾りをつけます。男性の場合は、
- 昼:モーニングコート:上着の裾が斜めにカットされていてネクタイはシルク生地、靴はブーツ
- 夜:タキシード:黒いスーツに黒い蝶ネクタイが特徴的で革靴を着用
装飾品は夜のみカフスなどで華やかにします。また、男女共に夜とは17時や18時以降をさしています。
ドレスコードがセミフォーマルだとどんな服?時間帯で服装が変わる!
ドレスコードがセミフォーマルだと正装でもなくカジュアルでもないので一番迷うかもしれません。次のような服装をさしています。
セミフォーマルは特に指定が無い時の会食などで選ぶ準礼装である
ホテルなどでは正装が主流ですがウェディングレストランなどだと若干、堅苦しさをはずした礼装になることが多いです。
<女性>
- 昼:ワンピース:光沢がないワンピースにボレロを身に付ける程度
- 夜::イブニングドレスやカクテルドレス:丈は短めで華やかな正装
<男性>
- 昼・夜:色やデザインは自由だが品やおしゃれ感のあるスーツ姿
共に結婚式などで着用する服装です。結婚式では昼でも襟元が開いたドレスを見かけることがありますが、基本的には昼間は控えめ、夜はやや露出や装飾品をつけるなど違いがあります。
ドレスコードがカジュアルエレガンスはどんな服?キレイめと清潔感を!
カジュアルエレガンスはキレイめで清潔感がある服装です。カジュアルっぽい必要があるのか?どの程度のエレガンスさが必要なのか?ますます不安の深みにはまりそうなドレスコードです。
カジュアルエレガンスはフォーマルとはいえ、若干リラックスしたカジュアル感を出しても良い服装でキレイめのオシャレ着
<女性>
- 堅苦しくなく、おしゃれ感や清潔感がある服装であればスカートでもパンツスタイルでも構わない
<男性>
- セットスーツではなくおしゃれなジャケットとパンツを合わせたコーデ
おしゃれ感があってもデニム生地やスニーカーはNGです。あくまで正装の中でキレイめファッションになります。
ドレスコードがスマートカジュアルはどんな服?
正装の中でも一番不安が少ないスマートカジュアルは、きちんとしたレストランに入れる程度で、正装でもなくジーンズでもないおしゃれ感のある服装です。
男女ともに張り切りすぎない衣装で装飾品などを準備して向かい、レストランや周囲に合わせて飾りを調整しましょう。
まとめ
ドレスコードは大きく4つ理解していれば何とかなります。男女共に時間帯によっても選び方や装飾品が違うので特徴を記憶しておきましょう。
案内状をもらうような会合や式はドレスコードが必要です。記載がない場合には会場に問い合わせると教えてもらえます。「ドレスコードを教えてください。」と言うだけです。
不安を抱えたまま衣装を着ていくよりは解決させて、自信を持った服装で向かいましょう。ドレスコードが必要な会食に出かけることは滅多にない分、楽しいものです。緊張せずに楽しんできてください。
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