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鳥肌が立つ理由って何?寒さのせい?気持ちのせい?

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鳥肌が立つと一瞬自分でも驚いてしまいます。寒いと「寒いからか…」と納得するのですが、想像を絶する不気味な話を聞いても鳥肌が立つことがあります。

鳥肌が立つ理由は何なのでしょうか?

はたまた、不気味な時に鳥肌が立つだけではなく良い意味で感動した時などにも鳥肌が立つことがありませんか?

自由自在に鳥肌を立たせる人もいますが、心の働きが原因なのしょうか?不思議がいっぱいの鳥肌についてご説明します。

首をかしげている女性

鳥肌が立つのはなぜ?理由は?

普段は見えないのに、一瞬にして鳥肌が立つのは、どのような時なのでしょうか。そしてどんな理由なのでしょうか?

鳥肌は寒さや不快な時、そして強い感動があった時にも出ます。では、状況別に鳥肌が立つ理由について見ていきましょう。

寒い時に鳥肌が立つ理由

寒いときなどに鳥肌が立ちやすいですね。そのメカニズムは、

「鳥肌により毛が逆立つ → 毛並みの間の空気が保温に役立つ → 温かい」

となるのですが、人間にとってはわずかな毛が逆立っても保温なんて関係ない感じです。しかし、大昔は猿のように毛が生えていたことを想像すると人間も動物として通常の反応を起こしているのだと言われています。

鳥肌が立つと毛穴も閉じられる為、体の熱の放出も防ぐ役目にもなります。

寒がるイラスト

恐怖を感じたときの鳥肌

人間が恐怖を感じた場合は、心拍数があがります。その際ですが、毛穴を閉じて毛を逆立てます。動物が恐怖を感じたとき、自分を強く見せるために威嚇する際にも見られる現象ですが、その名残が人間にも残っているようです。

不快な時の鳥肌

不快な時と言えば、黒板に爪を立ててキイッーっと音がした時やスプーンなどがこすれあう音など人によって不快に思う音があり、それを聞いたときに起きる鳥肌があります。

人は聞き取れる周波数があると言われています。そして、不快に感じる周波数帯域もあるのです。その帯域の中で、ひとそれぞれが不快に感じているのかどうか分かれるようです。

うちの子は鉛筆が2Bか4Bでないと使えません。理由はBやHBなど固い鉛筆は書く時にキイキイと音がして鳥肌が立つというのです。言われてみれば確かに音がします。その理由を聞いてからは自分も何だか不快に感じるような気がしてきました。

黒板のイラスト

感動によって立つ鳥肌

好きなチームが優勝した時や合格発表の歓声などで鳥肌がたつことがありませんか。人間の交感神経が関係していると言われています。

情報を伝える役割がある交感神経が嬉しい時や心の強い衝撃により興奮して体の立毛筋を収縮させて鳥肌が立つ現象を引き起こすことがあります。

この辺については、まだまだ解明不足のようです。

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人間が鳥肌が立つ仕組みは?

人間の肌が鳥肌のようになって毛が立つ仕組みをご説明します。

鳥肌とは文字のごとく鳥の肌のようだからです。鳥は毛でおおわれていて鳥肌を見ることはありませんが、食肉になった鳥のモモ肉には「鳥かわ」がついています。それはまさしく鳥肌が立った時のように小さな突起のようなものが並んでいます。

人間の鳥肌は先ほど交感神経の部分で触れた「立毛筋」という筋肉の動きで発生します。

  • 毛根付近にある立毛筋がギュウッと縮まる
  • 毛が引っ張られる→毛がピンッと立つ
  • 皮膚が少しだけ持ち上げられる
  • 小さな突起に見える

このように毛が真っすぐに立ち、突起ができて鳥肌のように見えるのです。

鳥のイラスト

鳥肌が立つ時に使う立毛筋は動物の場合はどうなる?

立毛筋が縮むことで鳥肌が立つ人間ですが、動物が立毛筋を使うとどうなるのか?

ネコや猿などは毛を逆立てて興奮状態になることがあります。その時は立毛筋の収縮を利用しています。人間は毛が少ないため、そのようには見えず鳥肌が立つ程度ですが、動物になると立派に毛を逆立たせて、大きく見せて威嚇に使っているのです。

まとめ

人間が鳥肌が立つ理由は、寒さから体を保温しようとする昔から備えた体の仕組みであるものや怖い、嬉しいなどの感動・感情によるものだとわかりました。

人間にとっては鳥肌が立っても保温など期待していないのですが、鳥肌が立つと「とても寒いことに体が反応している」と思うともっと寒い感覚になります。

自由自在に鳥肌が立つ様子を披露する人は、これらの理由を理解しているのでしょう。頭の中で興奮や強い感動のシーンを思い描くと鳥肌が立ちやすいのかもしれません。

しかし、普段から鳥肌が立ちやすい人もいます。例えば左腕を人にトントンと触られるだけで鳥肌が立つ人がいます。なぜか左手だけだというから不思議です。人それぞれ不快と感じる内容が違うことがわかります。

いずれにせよ、一時的に鳥肌が立つのは人間にとって生理現象であり、特に気にする必要はありません。むしろ鳥肌が立っている自分を客観的に楽しんでみましょう。

  • 寒いときなどに鳥肌が立つのは、毛穴を閉じて体の熱の放出も防ぐため。
  • 恐怖を感じたときに鳥肌が立つのは、動物が自分を強く見せるために毛を逆立てる行為の名残。
  • ある周波数帯域の音を聞くと、不快で鳥肌が立つ。
  • 感動によって鳥肌が立つこともありますが、このへんは解明不足。
  • 鳥肌が立つのは毛根付近にある立毛筋が引き締まるため。

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