夫との家事分担について多くの方が悩みをお持ちではないでしょうか。
夫と家事を分担したいと思っている方はおそらく「仕事と家事の両立」や「育児と家事の両立」「介護と家事の両立」などの両立の壁にぶつかっていますよね。
また家事を分担したいと思った時の夫の対応に不満がある方もいるはず。
もちろん世の中には妻の状況や感情を読み取って積極的に行動に移せる男性もたくさんいます。しかし、家事分担の話し合いが上手くいかなかったり、いつも喧嘩の原因になってしまうというケースは私の周りでもよく聞きます。
また、分担したはずなのになんだか結局自分の方が家事を多く負担している・・・なんてこともありますよね。
この「家事分担の不満」はため込むととても大きなストレスですし、状況によっては深刻な心の病にまで発展することだってあります。
本来なら気が休まるはずの自宅。その気持ちはお互い様なはずです。妻や夫どちらかだけの家ではありません。心地よい家庭は二人で作り上げるものですよね。
ここでは夫との家事分担が上手くいくコツをお伝えします!
夫との家事分担で適切な割合は?
共働きやイクメンが増えてきたとはいえまだまだ家事の負担は女性の方が大きいのが実態です。皆さんの理想的な家事分担はどのようなものですか?
共働きで収入が同等であれば、家事も平等に分担したいですよね。
ご主人の扶養に入っているなど勤務時間に限りがある場合は、スケージュール的な負担が同等でなければ自分:夫=4:6、または3:7など夫の家事負担が少なくはなりますが状況に応じた割合で分担したいところです。
では育児中や介護がある場合はどうでしょうか。
夫も疲れて家に帰ってくることは分かってはいますが、この場合は収入の金額や勤務時間ではなくスケジュール的・精神的に、女性が家にいるからといって家事が負担できる状態ではありません。
出来れば、出来なかった家事はほとんどお願いしたいところですよね。
夫に分担させたい家事は?
ところで皆さんは「夫にお願いしたいと思っている家事」は何ですか?
多くの女性が「ゴミ出し」「食器洗い」「お風呂の掃除」「電球の交換・家電の修理など高いところや大型家電の修繕」などを分担したいと考えているそうですね。また共働きで忙しい世帯は週末の買い出しでの重い荷物を持つのも協力してほしいところですね。
逆にその他の家事に関しては「やり方を教えるのが面倒」「仕上がりに不満がある」「やり方に納得がいかないから結局自分が尻拭い・・・」など参加を望んでいないという女性も多いようです。
家事の方法や価値観が違うと相手の家事の仕上がりに不満が出てきますよね。また不満があったとしてもなんとなく言い出せなかったり、喧嘩になってしまうことも。
夫との家事分担が上手くいくコツとは?
それでは「夫との家事分担が上手くいくコツ」についてお話しますね。
夫と家事分担をしたいと思っている女性の中には、「家事を分担したいんだけど・・・」「これお願いしてもいいかな?」という一言がなかなか言い出せない方もいますよね。
でも我慢してばかりではストレスもたまる一方ですし、夫そのものが不満の塊に見えてきてしまいます。
まず伝えるべきことは「スケジュール的な問題の解決」です。共働きでは女性が家事を行うことが出来る時間が限られていますよね。
疲れやストレスが溜まっているとつい感情的になってしまいますが、ここは今後のためにもぐっとこらえてまずは物理的な問題の解決を訴えてみましょう。
どうしても納得してもらえない場合は収入の割合に応じて家事の割合も決めるという方法もありますよね。
「私は忙しい中でこんなにやっているのよ!」と自分の感情を押し付けず、「解決したいんだけど・・・」とまずは切り出してみましょう。
そして相手の得意そうな家事からお願いしてみるというのも大切です。
今まで家事をあまり担当していなかったのに、突然苦手な家事や嫌な家事をお願いされたら「面倒くさいな」と後回しになってしまったり続かなくなってしまうかもしれませんよね。
「前にゴミ捨てをお願いしたときこんなに助かったよ!おかげで~だったよ!」「あなたがやってくれた~は私がやるよりずっと良いね」など夫が家事をやるメリットや気持ちが前向きになるように伝えるのもポイントですよね。
また家事分担の話を切り出すときはタイミングも重要です。仕事後のストレスと疲労がMAXのタイミング言われては、疲れているのに更にこれから負担が増えるような気がしませんか?
話し合いをスムーズに行うには相手の状況の見極めも大切ですよね。
まとめ
夫との家事分担が上手くいくコツについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
家庭は仕事・家事・育児・介護どれも平等に大切な仕事です。どの仕事が楽だなんてことはないですよね。本当は家事分担もそのための話し合いも両者が思いやりを持っていれば自然と上手くいくはずです。
まずは今のお互いの状況や気持ちを理解し合い、どちらかだけが無理をするのではなく二人が心地よく暮らせるように工夫したいですね。
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