天草半島は熊本県から陸続きの西に分岐した島です。大きく上島、下島と2つのエリアに分かれています。干満の差が激しい有明(ありあけ)海や熊本の西側沿線の八代海と東シナ海と海に囲まれ過ぎな天草です。つまり当然、海の幸がおいしい!
天草観光に来たら、イルカウォッチングやマグロウォッチングやマリンスポーツの他、陸ではキリシタンの歴史的な建造物などを見て行くと思いますが、海鮮の宝庫である天草のおいしさをひと集めにした海鮮は観光客に大変人気です。
是非、美味しい感動をもらって元気になってください。では、天草の観光スポットととっておきの天草の海鮮をご紹介します。
天草の観光でイルカウォッチングははずせない!
野生のイルカに囲まれるイルカウォッチングはいかがですか?天草には200頭以上のイルカが生息しているので、悪天候以外は出会う確率が9割以上です。
クルージングを楽しみながらイルカのスポットまで案内されます。イルカがついてくるのですが、船に乗ってくるのではないかと思うほどジャンプしながら横を泳いでいます。
乗船した子供の場合、最初はあまりに多いイルカに戸惑うようですが、すぐに楽しくなって大はしゃぎしています。船酔いなんて気にする時間はありません。
天草ではマリンレジャーも観光客に人気!
天草の海は透明度が高く、夏なら水着が必須です。今、海に入りたい!そう思うほどの透明度です。
そしてマリンレジャーを体験できる施設もあります。人気なのはカヤックです。天草には大きな半島以外にも大小の島や無人島があります。そこへシーカヤックでお出かけできます。最初は難しい操作もすぐになれて、夢中になりタイムアウトが惜しい気持ちになります。
ツアーなどでは無人島へ行って、ガイドが振る舞うランチを食べられるものもあります。カヌーやライフジャケットでの水泳体験など綺麗な海の中でのアクティビティは、また来たい!今度はこれだけの為にまた来よう!そう思う楽しいレジャーがいっぱいです。
天草で海鮮を食べなきゃ!観光だけでは終われない!
海の幸が豊富な天草の名産物をご紹介します。読むだけでは止まらない!食欲に勝てるでしょうか?海の幸はどれも美味しいのですが中でも特選ネタを教えます。
特選1:天草車エビ
たくさん水揚げされます。濃厚でしっかりした身で、ぷりぷりしていて、これは立派な車エビだと食べてすぐに感じます。焼くこともありますが生で船盛や海鮮丼に乗っています。
特選2:伊勢海老
またエビ?と思うなかれ。天草は8月下旬から12月にかけて「伊勢海老祭り」と題して各旅館がお値打ち価格で伊勢海老を提供してくれるほど、全国有数の漁獲高だということをご存知ですか?
九州のみならず本州からもこの時期に天草伊勢海老を求めて観光に来る人も多くいます。これは食べなくちゃ!1人1匹つけてくれる旅館も多くあります。プランをたくさん見比べてみてください。
特選3:天草ウニ
ムラサキウニが春に旬を迎え、旅館や飲食店ではたっぷりのウニ三昧を味わえます。贅沢にウニづくし料理を試してみませんか。赤ウニは夏に旬を迎え、海の香りだけではなく濃厚な甘さを感じる、嬉しくなる旨みがあります。
特選4:マダコ
夏が旬のマダコはタコステーキなどとして、そのまま皿に盛られるなど驚きが隠せない逸品に出会います。歯ごたえがあり、うま味がギュギュギュと詰まったくせのないタコを味わえます。
~マダコ番外編~
天草の海岸沿いをのぞいてみると、不思議な光景があります。良く見てみると「タコ」ではありませんか。イカの一夜干しの風景はよく見かけますが、ここではタコが胴体と足を大きく広げられた状態で天日干しされています。
天草では夏の風物詩なのです。これを見るのも観光スポットの1つになるでしょう。この干しダコは天草の郷土料理「タコめし」に使用されます。旅館でも夕食のお米はタコめしかもしれません。是非、名物料理を食べてみましょう。
何といっても天草は海に囲まれた地形なので他にもまだまだ海鮮はありますが、ご紹介しきれません。地元で海鮮丼を選ぶならこれらが入っているものだと天草をまずは堪能できたといっても良いでしょう。
まとめ
天草はただの島ではありませんでしたね。海の幸が美味しいと言われる九州に住んでいる人でさえも、天草は特別視するほど、海の幸が美味しいスポットです。
実は、高校生の時に家族旅行で天草に行ったのですが、まさかこの年齢で海水浴はしないだろうと水着は持っていきませんでした。
しかし、少しだけ深い岩場付近では、まるで露天風呂でくつろいでいるかのような感じで澄み切った海に浸かっているOL達が居ました。うらやましかったです。泳ぐのではなくても透明な海に入りたい!という気持ちになります。
是非、陸でつながっている天草へ行ってみませんか。天草へは船や飛行機も出ています。時短に利用しても良いです。是非、天草を満喫してみましょう。
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