PR

加湿器が臭いのはなぜ?健康への影響は?消し方は?ハイター・重曹

スポンサーリンク
記事内に広告が含まれています。

加湿器は寒い時期など乾燥する季節には、今やかかせないという家庭は多いのではないでしょうか。私もこれがないと喉が痛くなったりしてしまいます。

しかしながら、使っているうちに加湿器から変な臭い匂いがするなんてことはありませんか。今回は、この嫌な臭いがなぜ発生するのかと消し方についてまとめていきたいと思います。

これを読めば加湿器の匂い発生の影響は、あまり軽く見ないほうがいいとわかります。

加湿器のイラスト

加湿器の臭いのなぜ?原因は雑菌か

加湿器の臭いの原因は何なのでしょうか。考えられる主な原因は、「雑菌の繁殖」と「カビの繁殖」です。

少しぐらい臭ってもいいやと思って使用するのは、危険です。加湿器から臭いが発生している状態でそのまま使用すると、雑菌が部屋中にバラまかれてしまい、衛生上の影響が危惧されます。下手をすると肺などに影響して健康を害することにもなってしまいます。

カビについては水分の残っているところに発生しやすいですし、雑菌については水道水が蒸発したあとに残る炭酸カルシウムやマグネシウムなどのミネル成分が原因で発生しやすくなります。

加湿器の臭いの消し方は?

加湿器が臭い原因が雑菌やカビの繁殖であることは説明しました。原因がわかれば、対策することができます。人体への影響の可能性もあるので、異臭を感じたらすぐに実行しましょう。

加湿器の雑菌対策について

それでは、加湿器の匂いの原因のひとつである雑菌への対策について解説します。

使用するアイテムはワイドハイターやオキシクリーンといった酸素系漂白剤です。やり方は簡単で、キッチン用の桶に水をいれて、これらの酸素系漂白剤ををまぜて、そこに分解した加湿器をつけるだけです。

加湿器が大きい場合は、シンクに水をためる方法もあります。この方法ならついでにシンクもキレイにすることができます。1時間ほどつけ置きして、その後はしっかりと水でそそいで乾かします。

ワイドハイターなどの酸素系漂白剤は高価だから使いたくないといった場合は、重曹でも代用することができます。

ただし、重曹には消臭効果はありますが、酸素系漂白剤のような殺菌効果は期待できません。仕上げにアルコールスプレーをかけて拭き取るなどしましょう。アルコールが残っている状態で加湿器を使用するのは危険なので注意が必要です。

また、菌繁殖の原因となる水垢を落とすにはクエン酸を使って洗うのも有効です。水道水は弱アルカリ性であり、アルカリ性の汚れには酸性であるクエン酸が効果的となります。

その他には応急処置的な要素は強いですが、メーカーから加湿器の除菌アイテムも発売されています。どうしても忙しくて洗う時間が無いといった場合は、これらを利用するのもよいでしょう。

これらの除菌アイテムは、臭いが発生してから使用するのではなく、どちらかといえば予防的な役割を果たすといえます。

加湿器のカビ対策について

加湿器の臭いの原因のもうひとつはカビがありますが、対策としては加湿器を分解して、台所洗剤などでカビを落として、よく乾燥するのが効果的です。

また、エタノールなどのアルコールにはカビを除去する効果があります。ただし、使用には注意が必要です。

アルコールは高温になると発火する恐れがあるので、単純に振りかけてその後、アルコールのついたまま加湿器を使用ということは危険です。

必ず分解してからアルコールを吹きかけて、その後はよく水でそそいでから使用するようにしてください。濡れたまま、加湿器を使用すると故障の原因になるので、使用前にはよく乾燥させるか、雑巾などで水分を拭き取ってください。

もっとも、酸素系漂白剤ならカビも除去してくれるので、危険なアルコール類を使用するよりは、少し時間をかけてこれで雑菌もカビも退治することをおすすめします。

対策として初めから菌の繁殖しにくい加湿器を使う

加湿器の臭い対策として、初めから菌の繁殖しにくい加湿器を使用するという方法もあります。

加湿器にはスチーム式、気化式、超音波式、ハイブリット式などの種類があります。これらのうち最も雑菌に耐性があるのがスチーム式です。

加湿器本体の値段も比較的高めで、電気代も一番かかりますが、スチーム式は加熱によって雑菌が駆除されますので、部屋中に雑菌がバラまかれるといった心配はありません。

また、ハイブリット式はスチーム式と気化式または超音波式を組み合わせたもので、こちらも高い殺菌能力があります。スチーム式やハイブリッド式は超音波式と比べて値段は高く、電気代もかかりますが、お手入れの手間を考えることも重要です。

まとめ

加湿器が臭いのはなぜなのかと匂いの消し方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

加湿器の匂いの原因はカビの繁殖や雑菌の繁殖によるものでしたね。対策としてはワイドハイターやオキシクリーンといった酸素系漂白剤につけるのが一番おすすめですが、重曹などをつかった応急処置的な方法についてもいくつか紹介してきました。

ちょっとぐらい臭うからって構わず、使い続けようというのは、健康への影響が懸念されることをご理解していただけたでしょうか。そんなことをしたらカビや雑菌を空気中にばら撒いてしまう恐れがあります。

最近では超音波式のかなり安価な加湿器もありますが、初めから雑菌の繁殖しにくいスチーム式やハイブリット式を使用するのも、一つの手です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました