熱海土石流の原因はメガソーラー?

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熱海で発生した土石流の衝撃的な映像がメディアで流れている。

この土石流の原因は、もちろん大量の雨によるものだが、どうやらそれだけではなく、盛土なども影響しているということで、これは人災だという声が日増しに高まってきている。

盛土と大雨でこの災害はだいたい説明できそうであるが、はたして原因はそれだけなのだろうか?

実は土砂崩れのもうひとつの原因なのではないかということでネットでは話題になっていることがある。土砂崩れの発生現場のわずか20~30メートルの場所に、たくさんのソーラーパネルが設置されており、これらが影響したのではないかというのである。

静岡県知事の談話では、このソーラーパネルの影響はないということだが、それでも影響を疑う声はまだまだ残っている。

太陽光といえば今、政府やメディアがごり押しで普及を進めているものであり、もしソーラーパネルが土砂崩れを引き起こしたとすれば、それに歯止めをかけてしまいかねない大変な事態である。はたして真相はどうなのだろうか?

メガソーラーのイラスト

静岡県知事はソーラーの影響を否定しているが?

静岡県知事である川勝平太氏は、ソーラーパネルの影響を否定している。メディアでもソーラーパネルにはあまり触れることはなく、とにかく盛土が影響したいう報道が多いようだ。また、副知事で土木に詳しいといわれる難波氏は

太陽光発電施設については、周辺の水が主に盛り土と反対側に流れていることから影響は極めて小さい

とコメントしている。写真の映像などをみると、頂上付近に設置されているソーラーパネル上に降った雨は、土砂崩れ発生地点の反対斜面に流れていくように見える。ただ、この発言は影響は極めて小さいが、なかったとは言えないとも受け取れることができる。

森林には保水力があることは多く知られており、そもそも、森林を削ってこのような場所にソーラーパネルを設置することは危険なのではないかと感じる方は多いはずだ。

また、発生現場付近にはメガソーラー建設のために使用されたと思われる道が通っており、これが悪さをしたのではないかという指摘もある。

いずれにしても、影響は非常に少ないかもしれないが、ソーラーパネルが今回の土砂災害に全く影響していないとは言い切れないだろう。

静岡の衆議院議員である細野豪志氏が「土石流とメガソーラーとに関連がなかったか、調査を求めて動く」との意向を示し、この辺は今後明らかになっていくはずだ。

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ソーラーパネルの規制が始める?

災害発生後に小泉進次郎環境大臣が災害リスクが高い区域にソーラーパネルを設置できないように規制する検討を始めたことを明らかにした。

これは具体的には斜面などへの設置を規制するようだが、はたしてそれだけで十分なのかという疑問がここでわいてくる。

一般的には環境によいとされているソーラーパネルであるが、森林を切り開いてまで設置するのはいいのだろうかという声は、以前からネットで上がっていた。

ソーラーパネルの普及をこれだけ進めているのは当然、温暖化対策のためである。しかし、森林には二酸化炭素を吸収する効果があり、また、周囲の温度を下げる効果もある

夏の盛りでも、森林の生い茂る山道などを歩くと、おやっとするほど涼しかったりするが、樹木は、根から吸い上げた水分を葉から大気中に蒸発させている。これによる気化熱によって森林内は涼しくなるのである。

森林の中はもちろん涼しいが、その周囲に近づくだけで涼しさを感じたことがあるという人もいるだろう。個人的には温暖化の原因としては、二酸化炭素の排出よりも都市化やそれに伴う森林伐採などの原因のほうが大きいのではないかと感じたりもする。

世界中の森林が今も絶えず減り続けているのだ。

様々な恩恵を受けている森林を伐採してメガソーラーを設置しても、得られる電力は少量である。災害リスクが高い区域だけでなく、森林伐採によるソーラーパネル設置も規制するべきなのではないかと思う。

まとめ

死者まで出したしまった熱海土石流が人災だったとすれば、本当にやるせないことである。

主要な原因は大雨と盛土だろうが、ソーラーパネル設置のための森林伐採による保水力の減少も否定はできない。

現在は森林を伐採してメガソーラーを設置している事例がツイッターなどでかなり報告されているが、これが温暖化対策になるのかどうかは疑問である。

このあたりで、もう一度立ち止まって考えていくべきだと思う。

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