皆さん部屋の壁のお掃除はしたことがありますか?
床の汚れはお掃除していても壁の汚れは気にかけていなかった!という方、実はとても多いのではないでしょうか?
年末の大掃除で年に一回掃除するという方はとても多いと思いますが、中には壁掃除なんてしたことがない!という方もいるようです。
確かに大きな壁のお掃除って大変そうですよね。リビングやキッチンの壁ならホコリや油などの汚れがかなりの面積にわたって付着していますし、棚やタンスをどかしてみると黒いカビと対面することになります。
カビ取りのために塩素系洗剤を使用すると臭いで部屋中が臭くなってしまうと気分も悪くなってしまいますよね。
ここでは塩素系洗剤を使わずにリビングやキッチンなどの油系の汚れ、棚やタンス裏のカビの掃除方法についてお伝えします。
掃除前に壁に着いている汚れの種類を知っておこう!
部屋の壁のお掃除を始める前に壁にある汚れの種類について知っておきましょう。
壁には主に手垢などの皮脂やホコリ、キッチンとリビングが一体化している間取りの場合は料理時の煙に含まれた油、これらの汚れが付着しています。
これらの汚れは時間とともに徐々に目に見えるようになってくるので、目につくまでは放置してしまう方も多いようです。その結果、黒ずみやカビ、ベタつきのある見た目にも不衛生な状態になってしまうのです。
部屋の壁掃除には重曹を仕えば安全!
塩素系洗剤は効果が早く確実に汚れを落とすことができますが、小さなお子様やペットがいる家庭ではその刺激臭の影響が不安ですよね。でも重曹なら塩素系洗剤の様な刺激臭もありませんし、いつでも手軽に扱うことができます。
いたるところでのお掃除で大活躍してくれる「重曹」ですが壁掃除でももちろん力を発揮してくれるのです!
重曹は「油脂汚れ」を得意とする性質を持っています。油脂を乳化させたり分解する力があるので、油汚れが気になる箇所へのお掃除に向いています。壁に付着して月日と共に黒ずんでしまった手垢などの皮脂汚れにも効果的です。
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まずは重曹をお湯で溶かした重曹水を準備します。
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重曹は水には中々溶けにくいという性質があるので、お湯で溶かしてくださいね。
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重曹の分量は200ml.のお湯に小さじ1~2杯ほどです。
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この重曹水をスプレー容器にいれて「重曹スプレー」を作ります。
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重曹スプレーを壁の汚れが気になる箇所に吹きかけ、雑巾もしくはスポンジで汚れをこすります。
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汚れが落ちたら乾いた雑巾で乾拭きをして終了です。
ヤニ取り掃除にも重曹が有効
壁のヤニ取り掃除にも重曹が有効です。同じアルカリ性のセスキ炭酸ソーダも非常に有効で、まぜて使うとより効果的です。
重曹は、自然由来の成分で、安全性が高く、汚れを落とす力があります。また、セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性であるため、油性の汚れやヤニを効果的に落とすことができます。
まず、重曹とセスキ炭酸ソーダを同量ずつ混ぜ、少量の水を加えてペースト状にします。このペーストをスポンジにつけて、壁のヤニ汚れをこすります。力を入れすぎず、ゆっくりと円を描くようにこすります。
その後、清潔な布やスポンジで、しっかりと洗い流します。これは、洗剤が壁に残らないようにするためです。最後に、壁を乾かします。
ただし、ヤニが深く染み込んでいる場合や、壁紙が痛んでいる場合は、専門家に依頼することをお勧めします。
落ちないカビや黒ずみには酸素系漂白剤が良い!
重曹ではあまりきれいに汚れが落ちなかった・・・という場合は次の作戦もあります!
我が家ではそういった場合、壁掃除は「酸素系漂白剤」に任せています。一度落ちない壁のカビや黒ずみに塩素系洗剤を使用して掃除をしたのですが、あまりの刺激臭の充満に気分を害す家族が続出・・・以来我が家の壁掃除は酸素系漂白剤です。
でも酸素系漂白剤なら刺激臭もないですし、塩素系洗剤でしか落ちないと思っていたあの汚れもきれいさっぱりと落として白くてきれいな壁にしてくれます。
酸素系漂白剤を使った壁掃除のやり方
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まずはタライやバケツなどに酸素系漂白剤を大さじ1~2杯を溶かします。
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お湯を使用すると漂白する力がさらに強くなるのでおすすめです。
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そこへ雑巾を浸してしぼり、汚れた壁をゴシゴシと拭きます。
また、汚れがあまりにも頑固な場合はこの酸素系漂白剤を溶かしたお湯をスプレー容器にいれて壁に吹きかけてスポンジで擦るときれいに汚れを落とすことができますよ。
まとめ
壁掃除に便利なアイテムを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
壁には思っている以上に汚れが蓄積されているものです。重曹や酸素系漂白剤を使えば塩素系洗剤の刺激臭に耐えながらお掃除をしなくてもきれいな白い壁にしてくれますよ。
これらを使って一度掃除を行うと白くなった壁にびっくりするんじゃないでしょうか。
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