毎日キッチンに立つたびに「あぁ、また散らかってる……」とため息をついていませんか。昨夜きれいに片付けたはずなのに、朝食を作ればソースの瓶が転がり、お弁当を作ればピックや輪ゴムが迷子になる。
お気に入りのキッチンツールは引き出しの奥に引っかかって出てこないし、乾物やレトルト食品は賞味期限が切れた状態で棚の隅から発掘される。そんな「キッチンの不機嫌なループ」に、心当たりがある方は多いはずです。
キッチンがごちゃごちゃしてしまうのは、決してあなたの性格がズボラだからではありません。実は、狭いスペースに形もサイズもバラバラな物が密集しすぎていることが原因です。一つ一つのアイテムに適切な「住所」が決まっていないから、使った後に戻す場所が分からず、とりあえず空いているスペースに置いてしまう。その積み重ねが、あの使いにくいキッチンを作り出しているのです。
この記事では、そんな日々のストレスを一瞬で解消してくれる、1000円前後で手に入る超優秀な収納グッズを厳選してご紹介します。どれも「置くだけ」「かけるだけ」で効果を発揮するものばかり。この記事を読み終える頃には、あなたのキッチンも見違えるほどスッキリして、料理をするのがもっと楽しくなるはずですよ。理想の使いやすいキッチンを目指して、まずは小さな一歩から始めてみましょう。
ワークトップとシンク周りを劇的に変える「浮かせる収納」
調理スペースに物が溢れていると、それだけで作業効率が落ちてしまいます。まずは、一番ごちゃつきやすいシンク周りや調理台をスッキリさせるための、目からウロコの収納アイデアを見ていきましょう。
ここでは、壁面や空間を有効活用することで、狭いキッチンでも抜群の収納力を確保する方法を紹介します。
強力マグネットで壁を収納スペースに変える
キッチンの壁面や冷蔵庫の横、実は広大な収納スペースが眠っていることに気づいていますか。そこを有効活用するために欠かせないのが、強力なマグネットフックです。
特におすすめなのが、レックの強力マグネットフックです。これ一つあれば、出しっぱなしになりがちなキッチンバサミや、引き出しの中で場所を取る計量カップ、毎日使う鍋つかみなどを、サッと手に取れる場所に吊るしておくことができます。フックに引っ掛けるだけなので、濡れたままの道具を乾かしながら収納できるのも大きなメリットです。
まな板を立てて収納して作業スペースを確保する
洗った後のまな板、どこに置いていますか。壁に立てかけておくと倒れてきたり、作業スペースを占領してしまったりと意外に厄介な存在ですよね。
パール金属のまな板スタンドを使えば、厚みのあるまな板もしっかり自立させて収納できます。縦に置くことで接地面が少なくなり、通気性が良くなるので衛生面でも安心です。調理スペースが数センチ広がるだけで、驚くほど料理がスムーズになります。包丁スタンドが一体になったタイプを選べば、危険な刃物も安全にまとめて管理できます。
引き出しと棚の中を「見える化」して管理する
「あれ、どこにやったっけ」と引き出しをガサガサ探す時間は、地味にストレスが溜まるものです。中身がカオスになりがちな収納スペースを整えるには、区切りを作ることが成功への近道になります。
ここでは、バラバラになりやすい小物やストック品を、誰が見ても一目で分かるように整理するアイテムをご紹介します。
仕切り付きケースで小物の迷子をゼロにする
引き出しを開けた時に、輪ゴムやクリップ、割り箸やストローが混ざり合っている光景は、主婦にとって悩みのタネ。これを解消してくれるのが、無印良品のポリプロピレン仕切り付き収納ケースです。
細かく仕切りがついているので、サイズに合わせて物を収めるだけで、まるでプロが整理したような美しい引き出しが完成します。定位置が決まることで、家族に「あれどこにあるの」と聞かれる回数も激減するはず。1000円前後という手軽さながら、使い勝手の良さは抜群です。
ワイヤーバスケットでストック品をざっくり管理する
レトルト食品やパスタなどの乾物は、買い物に行くたびに増えていき、気づくと棚の奥で眠ってしまいがち。そんなストック品の管理には、山崎実業のワイヤーバスケットが非常に役立ちます。
中身が見えるワイヤー製なので、「今何がどれだけあるか」を扉を開けた瞬間に把握できます。カゴごとに「麺類」「お菓子」「スープ」とジャンル分けして放り込むだけの「ざっくり収納」なら、忙しい毎日でも無理なく続けられます。見た目もスタイリッシュなので、出しっぱなしにしていても生活感が出すぎないのが嬉しいポイントです。
意外な盲点!冷蔵庫と家電周りのストレスを解消する
キッチンの大型家電周りも、実はごちゃつきの温床になっています。冷蔵庫の中の倒れやすい調味料や、家電の裏で絡まったコード類を整えることで、キッチンの完成度がさらに高まります。
ここでは、痒いところに手が届くような、細かいけれど効果絶大な便利グッズをピックアップしました。
冷蔵庫のドアポケットを仕切って倒れるイライラを解消
冷蔵庫を開けるたびに、わさびやからしのチューブがパタンと倒れる。そんな小さなイライラを解消してくれるのが、冷蔵庫ポケット用の仕切りクリップです。
ドアポケットにカチッとはめるだけで、調味料が倒れるのを防いでくれます。チューブを立てて並べられるので、使いたい時にサッと取り出せます。さらに、使いかけの小さな調味料パックなども紛失しにくくなり、冷蔵庫内がいつもクリーンに保たれます。100均やホームセンターで手に入る手軽なアイテムですが、その効果は想像以上です。
ケーブルホルダーで家電のコードをスッキリまとめる
炊飯器や電気ケトルの後ろ側、コードがぐちゃぐちゃに絡まっていませんか。埃が溜まりやすく見た目も悪い家電のコード問題は、エレコムのケーブルホルダーで解決しましょう。
家電の背面に粘着式で貼り付けるだけで、余ったコードをくるくると巻きつけて固定できます。コードがブラブラしないので、掃除がしやすくなるだけでなく、断線の防止にもつながります。キッチン全体の清潔感がアップし、安全な調理環境を作ることができます。
子ども用品やパンの定位置を作るソフトボックス
最後に紹介するのは、キッチンに置いておくと生活感が出やすい「お菓子」や「子どものお弁当セット」などを隠してくれる、アイリスオーヤマのソフトボックスです。
布製の柔らかな素材なので、子どもでも扱いやすく、中身をたくさん詰めても形が柔軟に変わります。朝食用の食パンや、バラバラになりやすいお菓子の袋をまとめてこのボックスに入れるだけで、キッチンのノイズが一気に消えます。使わない時は折りたたんでしまえるので、一つ持っておくと非常に重宝しますよ。
まとめ
キッチンの収納を整えるコツは、高価なシステムキッチンを導入することではなく、ちょっとした不便を「収納グッズ」で埋めていくことにあります。今回ご紹介した7つのアイテムは、どれも1000円前後で購入できる手軽なものばかりですが、その効果は絶大です。
「ここにこれがあれば便利だな」と感じる場所に、少しずつ定位置を作ってあげましょう。物が決まった場所に収まるようになると、片付けのハードルが下がり、自然とリバウンドしないキッチンへと変わっていきます。
まずは、一番気になっている場所から一つ、便利なグッズを試してみてください。キッチンがスッキリ片付くと、毎日の家事の負担が驚くほど軽くなり、心にも余裕が生まれるはずです。あなたの毎日が、より快適で笑顔あふれるものになるよう応援しています。

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