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穴から筆が上がる!面白い有明海マジャク釣り体験!申込方法や時期は?

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九州の長崎県、佐賀県、熊本県に囲まれた有明海は潮の干満の差が激しく、ムツゴロウをはじめたくさんの珍しい海産物があります。有明海で有名なマジャクをご存知でしょうか?

アナジャコのことで一見シャコのようですがヤドカリの仲間です。シャコと違って殻がとても柔らかいので丸ごと食べます。

そしてアナジャコと言われるだけあって穴に住み、筆を穴に入れると異物だと勘違いして追い出そうと穴から筆を押し上げます。その習性を利用したマジャク釣り体験を干潟で楽しむことができます。

今回は、揚げたり煮漬けたりすると絶品でファンも多い有明海マジャク釣りを一般人でも予約して申し込めば体験できる方法や釣り方や調理方法などをご紹介します。

ムツゴロウのイラスト

体験したい筆釣り!有明海マジャク釣りの申し込み方法や時期!

有明海のマジャク釣りはファンも多くわざわざ本州からも訪れる人がいるなど人気が高いので申し込み方法や時期を確認してマジャクの筆釣りを体験してみましょう。

有明海マジャク釣り申し込みは早めの予約がオススメ!

期間中といっても大潮など限られた日程しか開催していない為、希望日が予約で埋まっていることも多々あります。早めの予約をしましょう。我が家も初回は予約できす、翌年にトライしてやっと行けました。

<時期>

  • 毎年6月から9月の潮が良い日(大潮による干潮など)

<方法>

  • 予約制
  • 熊本県荒尾市観光協会
  • TEL:0968-57-9155
  • 他にメールやFAXで開催日の1週間前17時までに予約

<料金>

  • 大人1,800円、中高生1,000円、小学生700円

※料金は変更になる可能性があります。

<持参物>

  • 長靴、習字の筆、バケツ、タオル、保冷剤、帽子、汚れても良い服

※長靴と習字の筆は100円ぐらいでレンタル可能

詳細は荒尾市観光協会HPをご覧下さい。

習字の筆は穴に入れて捕獲する時に使うので、一人2本は最低あると便利です。また、干潟をしばらく歩いて穴のある場所に行くので泥ハネで服が汚れます。

着替えまでは不要ですが汚れても良い服で臨むことをオススメします。約2時間の体験の為、帽子があると良いです。

穴から筆が押し上げられる!面白い有明海マジャク釣り体験はこんな感じ!

全国的にも珍しいマジャク釣りは穴に筆を入れておくと穴から筆が押しあげられ、同時にマジャクが釣れる面白い体験ができます。さて、体験プログラムはどのようになっているのかご説明します。

マジャク釣り体験はこんな感じ!

  • ①干潟を掘ると穴らしきものを発見
  • ②穴に筆を入れておく(複数箇所入れると効率が良い)
  • ③マジャクが「穴に異物が来た!」と勘違いして筆を巣穴から押し上げる
  • ④ ③の時にマジャクは必死に筆をつかんでいる
  • ⑤筆をそっと引き抜くと筆にしがみついたマジャクが釣れる!

なんてマジャクはマヌケなんだろう…と思う瞬間です。干潟である以上、穴から出てきたマジャクはびっくりする程に泥まみれでこれを食べるの?と思ってしまいます。後ほど調理前の処理方法をご紹介します。まったく泥臭くないから不思議です。

集合場所は荒尾漁業協同組合となります。予約組が揃ったら道具の説明などが始まります。そこで不足品などはレンタルしましょう。

漁業協同組合事務所から誘導されて干潟に降り行きます。マジャク釣りの専門の人が数人同伴する為、釣れそうな場所を掘ってくれます。そして言われるがままに穴に筆を差し込んでいきます。

なかなかコツがつかめずに釣れずにいたら「釣れない~」と言ってみると、専門の人がヒョイッと簡単に筆を持ちあげて釣れることもあります。それでも釣れなければ次の穴に誘導もしてくれます。その為、初心者でも釣りが楽しめます。

有明海のマジャクの調理方法は?泥の処理方法など

一見シャコのような有明海のマジャクの調理方法や干潟でまとわりついた泥の処理方法などをご説明します。

マジャクの下処理

  • ハサミ(爪)を取る(取らなくても可)
  • お腹のヒラヒラ部分を取る(取らなくても可ですがこの部分に泥がたまって出にくい為、取り除いた方が楽に処理できます。)
  • ボールに水をためてその中で1匹ずつ歯ブラシなどで全体をブラッシングして泥を落とす
  • 違うボールに水をためて洗い、水気を切る

マジャクの調理

唐揚げは鶏肉などと変わらない方法です。煮漬けも魚の煮つけ同様です。

集合場所付近に小さな売店があります。そこにマジャク料理がパック詰めされているので見てみると調理のイメージが湧きます。

まとめ

珍しい有明海のマジャク釣りを一般人も体験できるなら是非ともチャレンジしてほしいです。1匹70円程度で販売されているので釣果を考えると買った方がコスパは良いのですが、穴から筆が上がって来るあの面白さは何度でも体験したいと思っています。

地元の人は干潟の中をなんと自転車で突進してマジャク釣りを楽しんでいます。子供達はマジャクのみならず干潟で見る他の珍しい生物にもくぎ付けです。是非、面白いマジャク体験に申し込んでみてください。

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