子供と一緒に長期休みのおでかけをする時に、愛知県名古屋市のトヨタ産業技術記念館がおすすめです。行こうと思ったきっかけは、子どもの長期休みの宿題の作文です。
おでかけするほうが書きやすいだろうなと思いましたが、あまりに勉強ばかりだとつまらないし、かといって遊びばかりでも「楽しかったです」で終わってしまいそう。
ですが、トヨタ産業技術記念館には、子どもが遊べる要素、学べる要素が両方そろっていて、規模もちょうど良く楽しめたので、後日2度目の訪問をしたほどでした。どんなところが良かったのか紹介します。
トヨタ産業技術記念館ってどんなところ?
愛知県名古屋市にあるトヨタの自動車の歴史と技術を学べる屋内型の施設です。
主な内容は、織物の機械からはじまり、最先端の自動車に至る歴史を順路に沿って見学していく展示館と、自動車に使われている技術、例えばブレーキの仕組みやエンジンの仕組みなどを遊びながら学べるテックランドというコーナーがあります。
館内に軽食の売店と飲食スペース、おみやげコーナーもあり、大人も子どもも1日楽しむことができます。
トヨタ産業技術記念館 おすすめの周り方
トヨタ産業技術記念館といっても、いろいろなところがあるので、どこから周っていいのかわかりにくいかもしれません。そんな方におすすめの周り方を紹介したいと思います。
テックランドから行こう
トヨタ産業技術記念館は子どもが社会見学で訪れるのに良さそうな展示館と遊びながら学べるテックランドがあります。
施設の構成からするとまずは展示を見る形が多いかと思いますが、低年齢の子どもがいるならまず、テックランドからまわるのがおすすめです。
テックランドには、映像で映し出されるコースを運転しながら技術を競うカート、ブレーキやエンジンの仕組みが分かるゲーム、車が受ける風を体験できる部屋など、子どもが身体を使って楽しめるアトラクションが多数あります。
説明などはあまり読みませんでしたが、次から次へと夢中になって遊べました。風速15メートルを体験できる部屋では身体ごと吹き飛ばされそうになって大人も子どもも歓声をあげて笑顔。
空いていたので、1時間ほどでほぼ全てを遊べました。程度最初に集中して遊んだことで、おでかけの楽しみをまず満喫し、展示館に落ち着いて向かうことができました。
いよいよ展示館
展示館は、当時の建物を生かした木造煉瓦造りの部分から、自動車工場のような広い部分へ、展示物も昔の手作業による自動車づくりから最先端のロボットを使った自動車づくりまで、過去から未来にむけた展示構成になっています。
最初にテックランドでしっかり遊んでおいたので、走り回ったり大きな声を出しすぎず、集中して見学できました。
木枠で作った初の国産車が、カンナを使って削り出した手作業によるものであることや、車を分解してあって、ハンドルを動かす力がどうやってタイヤに伝わるのかが分かる展示、教室ほどもあるスペースで空中にある車をロボットが組み上げていく展示など、印象深く面白い展示がたくさんありました。
展示はしっかり見ると1時間はあっという間に経ってしまうボリューム感があり、子どもには疲れすぎないように解説しながら見ていきました。
簡単にメモをとれるノートなどを持っていくと後で作文にしやすいと思います。大人も興味深く見学できる内容でもっと時間をかけて見てみたいと思いました。
館内で食事おみやげも買える
館内には軽食やおやつを販売するスタンドと付属のカフェコーナーもありました。メニューはカレーやソフトクリームなどですが、子ども向けメニューもあり、迷うことなく決められました。
トイレも近くの分かりやすい場所にあり、多目的トイレもあるので小さい子にも便利で、食事やおやつを摂りながらトイレ休憩するのに最適でした。
出口付近にはおみやげコーナーもあり、記念館オリジナルのクラッシックカーをプリントしたクッキーや、車関連のグッズが多数扱われていて、車が好きな子どもは大喜びでした。
展示館、テックランド、休憩、おみやげ、どれも広すぎず、1日で全部回って、しっかりと見られる充実感があります。
まとめ
トヨタ産業技術記念館では、小学生の子どもと一緒に、遊ぶ、学ぶをしっかりと楽しむことができ、とても楽しめ、後日再訪する約束をするほどでした。
展示館はとくに再訪問しても見応えがあると感じる内容でした。作文も遊んだ記憶、車のことについて、あっという間に必要な文字数がかけました。
他に特徴的だったことや注意点は、小学生以下は無料のサービスを行っていて嬉しかった反面、人気のためテックランドは時間入れ替え制になっていたこと、昼に近づくにつれて混雑していったことです。
テックランドは展示見学後2回目を子どもが入りたがったのですが、待ち時間であきらめました。繁忙期に訪れる際は、先にテックランドの整理券をもらい、展示館を見るのが子どもの気分的にも充実して楽しめると思いました。
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