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30分で本が1冊読めて記憶に残る高速読書とは?

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普段どれぐらい読書をしていますか?

時間がなくて全然本を読んでいないなという方も意外といるのではないでしょうか?

そんな方々にはドキッとする調査結果があります。ビジネス雑誌「プレジデント」の調査によると、年収1000万以上の人は、月平均で7冊ぐらいの本を読んでいるそうです。

億を稼ぐ方になると、それ以上読んでいるとか。読書さえすれば、お金持ちになれるというわけではないでしょうが、お金を稼ぐ人はよく読書をする勉強化ということなのでしょうね。

そうはいっても、ユーチューブを見たり、SNSに投稿したりで本を読む時間を作れないといった方もいるかも知れません。

そんな人達におすすめなのが「高速読書」という読書手法です。一般に本を早く読む方法として「速読」がよく知られていますが、この高速読書は速読とはちょっと違う読み方となります。

高速読書とは一体どんな読書方法なのでしょうか? 「死ぬほど読めて忘れない高速読書(上岡正明)」という本について紹介していきたいと思います。

ほんのイラスト

速読には訓練が必要

本を早く読む方法なんて、昔から速読があるからと思う方がいるかもしれませんが、速読にはある程度の訓練が必要であります。確かに短時間で本が読めるようになるのは魅力的ですが、そのための訓練をするのは抵抗を感じるのではないでしょうか。

今回の高速読書は、そういった訓練が必要なくできるという方法です。実際には、慣れも必要になるでしょうが、初心者でもかなり短時間で本が読める方法です。

この「死ぬほど読めて忘れない高速読書」の筆者も速読の訓練をして、早く読めるようになったそうですが、読んだ気になっても内容があまり頭に残らないという問題があったそうです。

そして、早く読めて記憶に残る読書方法として編み出したのが、この高速読書だということです。

意味のない読書してませんか?

読書といっても、1ページ目から順を追ってなんとなく読み進めてはいるものの、内容があまり頭に入っていないなと感じている方もいるかも知れません。

実は私もそんなところがあって、なんとなく字を追っていって読み進めていき、読み終わった頃にはあまり内容がわかっていないと感じたことが多くありました。

確かに読書をしたことにはなりますが、読んだ内容を覚えていないなら、それはあまり意味のない読書であって、せっかくの貴重な時間が無駄になってしまうことがわかってきました。

全体を読んで内容をぼやっとしか覚えていないようなら、ある1部分だけを読んで、その部分の内容だけはしっかりと鮮明に記憶に残すほうがはるかに有効といえます。

忘れない高速読書とは?

では、高速読書というのは具体的にどういうものなのかいよいよ紹介していきたいと思います。

読み前の準備でスピードがアップ

その前にちょっとした準備をするだけで格段に読むスピードが上がるといいます。

それは、まず「目的や課題を書き出してみる」ということです。これをすることで、自分が本から何を得たいのかを明確にすることができます。つまり、本の中で自分にとって重要な部分がわかるようになります。

30分で3回読む

高速読書というのは、約200ページの本なら30分で3回読む方法です。

30分なんて1回も読むことができないと思われるかも知れませんが、どうかご安心を。最初は少しオーバーしてしまうかもしれませんが、だれでもこれに近いペースで読むことができます。

1回目は15分、2回目は10分、3回目は5分で読みます。これらはタイマーなどを使って強制的に時間を区切ります。

試験などのときもそうですが、人間は初めと終わりの時間を区切ることで集中力が飛躍的に増します。タイマーについては、今はスマホのアプリなどで代用することができますし、100均ショップなどで安く購入することもできます。

1回目の読書

では1回目の読書はどうやるのかというと、自分に必要ないと思われるところはどんどん読み飛ばして、重要だと思うところは折り曲げてドッグイヤーにしていきます。

重要な部分とそうでない部分の選別作業といえるでしょう。

本書では付箋は持ち運び時などに取れてしまう恐れがあるので、おすすめしていないようすが、個人的には別にドッグイヤーではなく付箋でもよいかと思います。

本というのはボリュームを出すために、あまり必要ないことも付け加えていることが多いので、そういったところを読み飛ばしていけば、読む量をかなり減らすことが出来ます。

よくある読書方法では、まずは目次をじっくりと見るなどとありますが、本書では本文のタイトルを見ればよいので、目次も読み飛ばしていいとしています。

また、巻末は本を書くにあたっての協力者などへの感謝などが多く、それは内容とは関係ないので読む必要はないといいます。

最初は15分で1冊はきついかもしれませんが、このように読むことで短時間がかなりのペーしを読みすすめることができます。

2回目の読書

2回目の読書は10分で1回目よりもさらに時間が短くなります。

2回目は基本的には1回目の読書でドッグイヤーしたところだけを読んで、その他は切り捨てて読みません。

読みながら、青ペンで感じたことなどを本に書き込んでいくと、より記憶に残るといいます。書く内容は特にこだわる必要はなく、「これを○○さんに教える。」とか「この手法を○○の場面で使ってみる。」とか疑問に感じたことなどなんでもよいです。

なぜ赤ペンでなく青ペンなのかというと、青色は脳の思考力や分析力に影響を与えるといわれているからだそうです。

3回目の読書

3回目の読書は5分でさらに時間が短いのですが、2回目の読書で青ペン箇所を中心に読んでいきますが、作者は3回目までいく本は10冊中3冊程度で、その他は2回目で終わるそうです。

3回目までいくのは、自分にとって良質な内容が書かれている感じた本で、2回目までにそのふるい分けをします。

3回目の読書の後は、アウトプットノートを作ることをおすすめしておりますが、ここまで来ると慣れるまでに、多少の訓練が必要になってくると思われます。

アウトプットノートまで作れば、内容はかなり頭に残るでしょうが、3回読むだけでもなんとなく1回読むだけよりも、かなり記憶に残ることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

人生をより良くするためには読書は欠かせないものでしょうが、現代人はユーチューブやツイッター、フェイスブックなど、やることが多くてなかなか時間が取れないという方も多いと思います。

また、なんとなく1ページ目から本を読み進めていき、読み終えた頃には内容がほとんど記憶に残っていないというのでは、せっかく時間をかけて読書をしてもあまり意味がありません。

そんな方はぜひ、高速読書を試してみてください。

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