四国の北東側に位置する愛媛県にある道後温泉は行ってみたいけれどなかなか…という人も多いのではないでしょうか?
道後温泉はテレビで見るレトロな風景そのままで、タイムスリップを感じさせない訳がない!たまらなく面白い温泉街でした。四国への交通アクセスとその時間を考えると、つい先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか?
遠い旅先でしたが行ってよかったと思います。道後温泉は脳裏に焼き付いた景色と賑わいの音と匂いが今でも容易によみがえる独特の雰囲気があります。
今回は、せっかく道後温泉に行くなら見ておきたい、行っておきたい場所をご紹介します。また、道後温泉を少し離れると観光地はあるのだろうか?と思う疑問にもお答えします。
道後温泉に行くならここには行きたい!
乗り換えなど少々遠いと感じる愛媛県の道後温泉にせっかく行くならココだけは逃してほしくない観光地をご紹介します。
坊っちゃんからくり人形
坊っちゃんからくり人形時計は放生園というところにあります。園と言っても広場なので誰でも立ち入り、近くで見ることができます。
ここに行くというよりは道後温泉の入り口に行けば基本的に必ず見つけられます。正面からだとただのレトロな時計風ですが横からなど角度を変えて見ることをオススメする理由があります。
- 午前8時から夜10時まで1時間おきにからくり時計が音と共に動く
- 土日やGW、年末年始などの特別期には30分おきに動く
- 夜はぼんやりした灯りがつきますが、知っていないと見過ごすかも!
- 時間ごとにテーマ曲が違う
- 観光客が多い正午から15時のテーマ曲は「坊ちゃんのテーマ」
是非、動いている光景を見に行ってください。
鷺(さぎ)石
鷺石は道後温泉が発見されるきっかけになった石です。鷺が温泉で傷を癒していたそうです。坊っちゃんカラクリ時計とほぼ同じところにあります。
坊っちゃん列車
坊っちゃんの小説を書いた夏目漱石が松山市にゆかりがあることから道後温泉付近では坊っちゃんに関連のあるものが多くあります。
坊っちゃん列車はJR松山駅と道後温泉間を20分から25分ぐらいで結ぶ蒸気機関車です。列車から出る煙がレトロな雰囲気を漂わせながら走ります。この煙は石炭ではなく、蒸気で煙に見立てています。
せっかく道後温泉に行ったなら乗車を!と言いたいところですが乗車すると1乗車につき800円とかなりの観光価格です。せめて道路脇から坊っちゃん列車を眺めるだけでもできたら良いですね。
温泉で入浴体験
道後温泉だからあの古風な道後温泉本館に入らなければいけない!というわけではありません。
象徴的な道後温泉本館の古い建物で入るもよし!格式ある道後温泉街の旅館の温泉に入るも良し!と好き好きです。(我が家は道後温泉の温泉施設を見て楽しんでいましたが、実際の入浴は子供が公衆浴場よりも旅館を望んだ為、旅館の外来入浴をしました…)
道後温泉商店街:道後ハイカラ通り
道後温泉はぐるりと一周できるような町で、中央には道後ハイカラ通りがあります。商店街というよりは観光客目当ての飲食店や土産物店が並んでいるので効率よく道後の物産を手に入れることができます。
道後温泉に行くなら寄ってみたい観光スポット!
せっかく愛媛県に行くなら道後温泉のみならず近隣の観光スポットにも行っておきたいです。道後温泉に近い観光名所は次の所です。
松山城
日本で現存する12天守のうちの1つで、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭です。松山城へのロープウェイ入口は道後温泉から市電に乗り、大待道で下車します。
坊っちゃん列車と松山城とロープウェイのセット販売もあるので、全てご利用の際は伊予鉄HPを参照下さい。
坂の上の雲ミュージアム
司馬遼太郎さんの坂の上の雲ファンなら絶対に行きたい場所です。
道後ぎやまんガラス美術館
美術館展示品としては多くはありませんが、その建物とイングリッシュガーテンの雰囲気が道後温泉からは想像できない異国ムードが体験できます。
ガラスのオブジェと水面に映る景色などが美しい場所です。入場料は650円程度ですが併設のカフェが値引きになるなど休憩に利用したい美術館です。
まとめ
四国愛媛県の道後温泉は絶対に行っておきたい温泉や坊っちゃんを満喫できるほか、近隣にも十分な観光名所がありました。温泉入浴もすると1日では足りない程に遊び回れる、観光にオススメしたい楽しい道後温泉です。
道後ハイカラ通りの飲食店などもご紹介したかったのですが、その書ききれない楽しさは別の記事でご紹介します。是非、飛行機やフェリーやレンタカーなどアクセスを駆使してでも1度行ってみてください。
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