マコモダケを買ってきて切ってみたら、根元がカチカチで包丁が入りにくかった。そんな経験はありませんか?
「この固い部分は捨てるしかないの?」「食べられるなら、どうやって調理すればいいの?」と、手が止まってしまいますよね。せっかくの旬の食材ですから、できれば無駄なく美味しくいただきたいところです。
実は、マコモダケの固い部分は、切り方や加熱の仕方を少し工夫するだけで、ぐっと食べやすくなります。食感が気になる部分も、使い方しだいで頼れる名脇役になってくれるのです。
この記事では、固い部分の見分け方から下処理のコツ、小さなお子さんも食べやすいアレンジ方法、使い切りのアイデアまでをやさしくご紹介します。読み終わるころには、マコモダケを丸ごと楽しむ自信がきっとつきますよ。今日の晩ごはんから、さっそく試してみましょう!
マコモダケの固い部分はどこ?まず見分け方を知りましょう!
マコモダケは、筍のような見た目をしていますが、全体が均一にやわらかいわけではありません。
どこが固くて、どこが食べやすいのかを知っておくと、下処理がとても楽になります。まずは基本のチェックポイントを見ていきましょう。
固くなりやすいのは根元と外側の皮
マコモダケの固い部分として代表的なのは、根元の切り口付近と、全体を包んでいる外側の皮です。
根元は繊維が太くて詰まっているため、包丁を入れると手ごたえがあります。外側の皮は、タケノコの皮のように何枚も重なっていて、そのままでは食べにくい部分です。
まずはこの2か所が固いものだと覚えておくと、迷わず下処理を進められます。
先端の緑の葉の部分も要注意
マコモダケの先のほうには、緑色の葉のような部分がついていることがあります。ここは繊維が強く、口に残りやすい部分です。
皮をむいていくと、白くてやわらかい部分が出てきます。その境目あたりで、緑色や黄緑色が混ざっているところは、固さが残りやすいと考えておくと安心です。
食べる部分は、白くつやのある中心部分と覚えておきましょう。
固さが気になる原因は成長と鮮度
同じマコモダケでも、買ったものによって固さが違うと感じたことはありませんか?
収穫が遅れて大きく育ちすぎたものや、時間がたって水分が抜けたものは、繊維が目立ってくる傾向があります。
反対に、新鮮でふっくらしたものは、根元以外は思ったよりやわらかいことも多いです。固さの理由を知っておくと、選ぶときのヒントにもなります。
固い部分の下処理は?切り方と皮のむき方のコツ!
固い部分を美味しく食べるための第一歩は、なんといっても下処理です。
ここでひと手間かけておくと、仕上がりの食感が大きく変わります。むずかしいことはありませんので、順番に見ていきましょう。
根元は少し厚めに切り落とす
まず、根元の切り口は1センチほど厚めに落としましょう。切り口が乾いて黒ずんでいたり、繊維が太くなっていたりする部分は、思い切って取り除いたほうが食べやすくなります。
そこから先は、様子を見ながら少しずつ包丁を入れていくと安心です。
切り落とした根元は、捨てずにとっておきます。あとで出汁などに使えるので、使い道は後半でご紹介しますね。
外側の皮は一枚ずつていねいにむく
外側の皮は、手でむくと簡単に外れる部分と、包丁を使ったほうがよい部分があります。
最初の数枚は、手でぐるりとはがしていきましょう。内側の皮が薄くなってきたら、包丁で縦に浅く切れ目を入れると、きれいにむけます。
白くてつやのある部分が出てきたらむき終わりの合図です。むきすぎると食べる部分が減ってしまうので、気をつけましょう。
皮むきを楽にしてくれる道具
皮むきや固い部分のカットが苦手な方は、道具に頼るのもひとつの方法です。
なかでもピーラーは、手が滑りにくく、薄くむけるので、無駄を減らせます。切れ味のよいステンレス製なら、固めの皮にも使いやすいですよ。
ここでは、初心者さんにも扱いやすいピーラーをご紹介します。
あると便利なアイテム
貝印のピーラーは、軽くて握りやすく、切れ味がよいことで人気があります。固さの残るマコモダケの外側も、力を入れすぎずにすっとむきやすいのが魅力です。
野菜の皮むき全般に使えるので、1本持っておくと毎日の料理でも活躍します。
固い部分を柔らかくするには?加熱と切り方がカギ!
下処理が終わっても、まだ少し固さが気になることがありますよね。
そんなときは、加熱の方法と切り方を工夫してみましょう。同じ食材でも、ちょっとした違いで食感はがらりと変わります。
下ゆでで繊維をほぐす
固さが気になるときは、まず下ゆでがおすすめです。たっぷりのお湯に少量の塩を加え、3分から5分ほどゆでてみましょう。
ゆでることで、火が通りやすくなり、繊維がほぐれて食べやすくなります。ゆでたあとに食べ比べてみると、固さの違いがよくわかりますよ。
ゆですぎると食感が失われてしまうので、時間は目安にして様子を見てくださいね。
圧力鍋でぐっとやわらかく
もっとしっかり柔らかくしたいときは、圧力鍋が頼りになります。短い時間で、繊維の奥まで火が通るので、煮物やスープにぴったりです。
小さなお子さんや、歯が弱い方にも食べやすい仕上がりになります。ほかの野菜も一緒に加熱すれば、お料理の幅も広がります。
ここでは、家庭で使いやすい圧力鍋を紹介します。
時短にも便利な圧力鍋
ティファールの圧力鍋は、扱いやすさと使い勝手のよさが魅力です。ワンタッチで開け閉めできるタイプなら、はじめての方でも安心して使えます。
マコモダケだけでなく、根菜や豚の角煮など、日々のおかずづくりにも役立ちます。
繊維を断つ切り方を意識する
切り方を変えるだけでも、固さの感じ方は変わります。繊維の向きに対して直角に包丁を入れると、噛みやすくなります。
薄めの斜め切りや、細かい角切りにすると、口あたりがやさしくなります。
大きく切ると固さが目立ちやすいので、固めの部分は小さめに切ると食べやすくなりますよ。
固い部分も無駄なし!おすすめのアレンジ料理!
下処理と加熱のコツがわかったら、いよいよ調理です。固い部分は、味つけや食材との組み合わせで美味しさが引き立ちます。
ご家庭で気軽に作れるものを中心に、アイデアをご紹介します。
きんぴらや炒め物でしゃきしゃき食感に
細く切って炒めると、固さが歯ごたえとして楽しめます。しょうゆとみりんで甘辛く味つけしたきんぴらは、ごはんが進む一品になります。
ごま油で炒めると、香りがよくなり、食べやすくなります。ほかの根菜と合わせれば、彩りもよくなりますね。
お弁当のおかずにもぴったりなので、ぜひ試してみてください。
炊き込みごはんやスープで旨みを吸わせる
固い部分は、細かく刻んで炊き込みごはんに入れる使い方もおすすめです。ごはんと一緒に炊くことで、出汁の旨みを吸って、食感もやわらかくなります。
スープに入れる場合は、小さめに切って煮込むと、味がしみ込んで食べやすくなります。
マコモダケ自体の風味はやさしいので、鶏肉やきのこと組み合わせると、バランスのよい味わいになります。
ハンバーグやつくねに混ぜ込んでこっそり栄養
お子さんが野菜を残しがちなご家庭には、ハンバーグやつくねへの混ぜ込みが便利です。みじん切りにしたマコモダケを加えると、食感のアクセントになります。
お肉の旨みとたれの味で、固さもほとんど気になりません。
ここでは、みじん切りがラクにできる道具を紹介します。
あると便利なアイテム
固い部分を細かく刻むのは、意外と手間がかかりますよね。そんなときは、ハンドブレンダーやチョッパーが助けてくれます。
ブラウンのハンドブレンダーは、パワーがあり、固めの野菜も細かくしやすいと好評です。離乳食やスープ作りにも使えるので、持っておくと重宝します。
皮や端材も使い切り!保存や選び方のアイデア!
固い部分を無駄にしないためには、食べ方だけでなく、保存や選び方も大切です。
最後に、使い切るための工夫と、買うときのポイントをご紹介します。
皮や根元は出汁に使う
むいた皮や切り落とした根元は、そのまま捨てずに、出汁や煮込みの風味づけに使ってみましょう。水と一緒に鍋に入れて、弱火で煮出すだけです。
ほんのり香りがつくので、スープや味噌汁のベースに使いやすいです。煮出したあとは取り除いてくださいね。
ここでは、出汁をとるときに便利なアイテムを紹介します。
あると便利なアイテム
出汁パックがあると、皮や端材をまとめて煮出せるので、後片づけがとても楽になります。不織布タイプなら、細かい材料も漏れにくくて安心です。
マコモダケの皮だけでなく、昆布や煮干しなど、ふだんの出汁づくりにも使えます。
使い切れないときは冷凍保存
すぐに使い切れない場合は、下処理をしてから冷凍しておくのがおすすめです。食べやすい大きさに切り、軽く下ゆでして水気を切ってから、保存袋に入れましょう。
冷凍したものは、炒め物やスープに凍ったまま加えると、調理が楽になります。
保存期間は目安として、1か月以内に食べ切るようにすると安心です。
買うときは固くなりにくいものを選ぶ
固い部分を減らすには、買うときの選び方も大切です。ふっくらとした太さで、皮にハリとつやがあるものを選びましょう。
切り口が白くて、乾燥していないものは新鮮な目安です。反対に、黒ずんでいたり、しなびていたりするものは、固さが出やすい傾向があります。
売り場で見比べてみると、違いがよくわかりますよ。
よくある質問
マコモダケの固い部分について、よく寄せられる疑問をまとめました。調理の前にさっと目を通しておくと、安心して進められますよ。
マコモダケの固い部分は食べても大丈夫?
基本的には食べられますが、固さが強い部分は口に残りやすいです。根元や外皮は、取り除くか、細かく刻んで加熱するのがおすすめです。
無理に食べようとせず、食べやすい部分を中心に楽しみましょう。
固い部分を柔らかくするにはどのくらい加熱すればいいですか?
下ゆでなら3分から5分、煮物なら10分から15分が目安です。圧力鍋を使うと、さらに短い時間でやわらかくなります。
大きさや鮮度で変わるので、様子を見ながら調整してくださいね。
固い部分は子どもでも食べられますか?
細かく刻んだり、ハンバーグなどに混ぜ込んだりすれば、食べやすくなります。まだ噛む力が弱いお子さんには、無理に与えないようにしましょう。
不安なときは、小さめに切ってしっかり加熱すると安心です。
皮は食べられますか?
外側の皮は固く、そのままでは食べにくいです。出汁を取るときの風味づけに使うのがおすすめです。
煮出したあとは取り除いて、スープや味噌汁に使いましょう。
固い部分を冷凍しても大丈夫?
冷凍は可能です。下処理をして、軽く下ゆでしてから保存すると、食感が保ちやすくなります。
解凍せずに、凍ったまま調理すると、水っぽくなりにくいです。
固くない部分だけを買うことはできますか?
お店で選ぶときは、ふっくらと太く、皮にハリのあるものを選ぶとよいです。ただし、根元の固さはどうしても残りやすいものです。
下処理の方法を知っておけば、無理なく美味しく食べられますよ。
まとめ
マコモダケの固い部分は、根元と外側の皮、そして先端の葉の部分が中心です。まずは見分け方を知って、下処理をていねいに行うことが、美味しく食べる第一歩になります。
根元を少し厚めに切り落とし、皮を一枚ずつむくだけでも、食べやすさは大きく変わります。下ゆでや圧力鍋を使えば、繊維がほぐれてやわらかくなりますし、細かく刻んだり、繊維を断つように切ったりするのも効果的です。
固い部分も、きんぴらや炊き込みごはん、ハンバーグへの混ぜ込みなど、使い方しだいで立派なおかずになります。皮や端材は出汁に使えますし、冷凍保存をすれば、使い切れないときも安心です。
ほんの少しの工夫で、マコモダケを丸ごと味わえるようになります。ぜひ今日から、できそうなところから試してみてくださいね。食卓がちょっと楽しくなるはずです!

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