カクレクマノミは何を食べる?野生での食事と飼育時のエサを徹底解説

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映画をきっかけに、お子さんが「カクレクマノミが飼いたい!」と言い出したことはありませんか?水族館で小さな体をくるくる動かして泳ぐ姿を見て、目をキラキラさせている子どもの顔、思い浮かびますよね。

ただ、いざ飼うとなると気になるのが「そもそも何を食べるの?」ということではないでしょうか。野生ではどんなものを食べているのか、おうちで飼うときは何をあげればいいのか、わからないことだらけですよね。

この記事では、カクレクマノミの野生での食事から、飼育中のエサの選び方、あげ方のコツまでをやさしく解説します。お子さんと一緒に読めば、夏休みの自由研究のヒントにもなりますよ。読み終えるころには、カクレクマノミの食事のことがすっきりわかり、自信を持ってお世話ができるようになるはずです。まずは、海の中での食生活をのぞいてみましょう!

カクレクマノミは野生で何を食べているの?

カクレクマノミは、実はとても食いしん坊な雑食の魚です。海の中では、動物性のものも植物性のものも食べています。まずは野生での食事の中身を見ていきましょう。

主食はプランクトンです

野生のカクレクマノミが特に多く食べているのは、海の中をただよう小さな生き物、動物プランクトンです。プランクトンとは、目に見えにくいほど小さな生き物のことをいいます。

イソギンチャクのそばを離れず、流れてくるプランクトンをぱくっと食べるのが基本のスタイルです。遠くまで泳いでいくことは少ないので、家の近くで食事をすませる、お留守番上手な魚ともいえますね。

藻類も食べています

プランクトンだけでなく、岩についた藻(海藻の仲間)もつまんで食べます。藻は、ビタミンなどの栄養を取るために大切なごはんだと考えられています。

お肉ばかりではなく野菜もしっかり食べる、バランスのよい食生活なのですね。子どもに「好き嫌いしないで食べようね」と話すときの、たとえ話にもなりそうです。

イソギンチャクの食べ残しも食べます

カクレクマノミが暮らすイソギンチャクは、えものをつかまえて食べる生き物です。その食べ残しを、カクレクマノミがこっそりいただくこともあります。

おうちの人が作った料理のおこぼれをもらう感じでしょうか。ちなみに、カクレクマノミがイソギンチャクの中で守ってもらっている代わりに、周りをきれいにしたり、敵を追い払ったりする助け合いの関係があるといわれています。

食べ物とイソギンチャクの切っても切れない関係とは?

カクレクマノミの食事を知るうえで、イソギンチャクの存在は外せません。ここでは、食べ物との関わりを少し深く見ていきましょう。

食事の場所はイソギンチャクの周りです

カクレクマノミは、安全なイソギンチャクの近くで食事をします。毒をもつ触手に守られているので、食べている間も敵におそわれにくいのです。

たとえるなら、玄関先で安心してお弁当を食べるようなものです。この安心感があるからこそ、のんびり食事ができるのですね。

助け合いで食べ物を分け合います

カクレクマノミは、イソギンチャクの触手を食べる魚を追い払ったり、体についたゴミを食べたりして、お掃除役もこなします。

その代わりに、食べ残しをもらったり、安全な場所を借りたりしています。お互いにメリットのある関係を、むずかしい言葉で「共生」といいますが、お子さんには「お友だち同士の助け合い」と伝えると、わかりやすいですよ。

体をぬるぬるにして食事をしています

不思議なことに、カクレクマノミはイソギンチャクの毒に刺されません。体の表面が特別なぬるぬるで守られているからだと考えられています。

だからこそ、毒のある触手のそばでも平気で食事ができます。「どうして刺されないの?」と子どもに聞かれたら、一緒に図鑑で調べてみるのも楽しいですね。

飼育するときのエサは何をあげればいい?

おうちで飼う場合、野生と同じものを用意するのはむずかしいですよね。でも大丈夫です。ペットショップなどで買えるエサで、十分に育てられます。

人工飼料が基本です

一番手軽なのは、海水魚用の人工飼料です。粒タイプやフレークタイプなどがあり、栄養バランスが整えられています。

毎日のお世話は忙しいですから、手間がかからないのはありがたいですよね。まずは小さな粒のものを選ぶと、口の小さなカクレクマノミでも食べやすいですよ。

冷凍エサや生き餌でごちそうタイムにします

ときどき冷凍のミジンコやアミなどをあげると、食いつきがぐっとよくなります。野生に近い食事を楽しめるので、元気に育ちやすいといわれています。

ただし、解凍してから水で軽くすすいであげるのがポイントです。毎日ではなく、週に数回のごほうびとしてあげるとよいでしょう。

野菜成分入りのエサも取り入れます

雑食の魚なので、藻の成分が入ったエサを選ぶのもおすすめです。植物性のものを加えると、栄養のバランスがとりやすくなります。

パッケージに「雑食性魚用」「海藻配合」などと書かれているものを探してみてください。

あると便利なアイテム

飼育を始めるなら、まずは使いやすい専用のエサがあると安心です。コスパ重視なら、粒が小さくて食べやすいキョーリン「ひかりクレストなど海水魚用フード」のような定番の人工飼料がおすすめです。栄養バランスが考えられていて、初心者でも選びやすいのが理由です。

お魚をもっと元気に育てたい、ごちそうをあげたいというときには、冷凍のアミエビのような冷凍フードがあると便利です。食いつきがよく、お魚の様子を観察する時間も楽しくなります。

エサをあげるときの回数と量のコツは?

エサは「たくさんあげれば元気になる」というわけではありません。食べ過ぎは水を汚す原因にもなります。ここでは、あげ方の目安をご紹介します。

回数は1日1〜2回が目安です

成魚なら1日1〜2回、小さな子どもの魚なら少し多めに2〜3回にわけるのがよいとされています。毎日同じ時間にあげると、魚も覚えて近寄ってくるようになりますよ。

朝のバタバタした時間でも、お子さんに「エサ係」をお願いすると、楽しいお手伝いになりますね。

量は2〜3分で食べきれる程度にします

目安は、数分で食べきれるくらいの量です。残ったエサは水を汚してしまい、病気のもとになることがあります。

「少なめかな?」と思うくらいから始めて、様子を見ながら調整してみましょう。食べ残しがあれば、早めにすくい取ってあげてくださいね。

食べ過ぎにも気をつけます

かわいいからとあげすぎると、太ってしまったり、水質が悪くなったりします。おなかがぽっこりしてきたら、少し量を減らす合図です。

お子さんが「もっとあげたい!」と言っても、「これくらいがちょうどいいんだよ」と優しく教えてあげましょう。

食べないときはどうする?エサの悩み解決法!

「エサを食べてくれない…」と心配になることもあるかもしれません。でも、慌てなくても大丈夫です。原因を知れば、落ち着いて対応できますよ。

来たばかりのときは食べないことがあります

新しい水槽に慣れるまでは、緊張してエサを食べないことがあります。人間でいえば、引っ越し直後でごはんが進まないのと同じですね。

数日は様子を見ながら、静かに見守ってあげましょう。

水質や水温の変化が原因のこともあります

水が汚れていたり、水温が合っていなかったりすると、食欲が落ちることがあります。水温は、一般的に25度前後が目安といわれています。

まずは水槽の状態をチェックしてみましょう。

エサの種類を変えてみます

いつものエサに飽きてしまう場合もあります。冷凍エサなど別のものを少しだけあげてみると、食べ始めることがあります。

それでも食べない日が続くときは、お店の人や、魚に詳しい獣医さんに相談してみるのも安心です。

よくある質問

ここでは、カクレクマノミの食事について、ママたちからよく聞かれる疑問をまとめました。気になるところから読んでみてくださいね。

カクレクマノミは人間の食べ物をあげても大丈夫?

人間の食べ物は、塩分や油分が多いため、あげないほうが安心です。魚の体に合わない成分もあるので、専用のエサをあげましょう。

エサを数日あげなくても平気ですか?

元気な成魚であれば、2〜3日程度なら大丈夫といわれています。ただし、旅行などで長く家を空けるときは、自動給餌器を使うなどの工夫をしましょう。

稚魚(子どもの魚)には何をあげればいい?

生まれたばかりの稚魚は口がとても小さいため、ワムシなどの小さなプランクトンが必要です。専用のエサも売っているので、お店で相談してみてください。

イソギンチャクがなくてもエサは食べられますか?

イソギンチャクがなくても、エサは問題なく食べられます。ただ、安心できる場所があると落ち着いて過ごせるので、飼い方に合わせて検討してみてください。

1日にどのくらいの量をあげればいいですか?

数分で食べきれる量が目安です。魚の大きさや数によって変わるので、様子を見ながら調整しましょう。

水槽の中でほかの魚と一緒に飼ってもエサは足りますか?

ほかの魚とエサを取り合うことがあります。おとなしいカクレクマノミは食べそびれることもあるので、食べているかどうかをこまめに確認してあげてくださいね。

まとめ

カクレクマノミは、野生ではプランクトンや藻、イソギンチャクの食べ残しなどを食べている雑食の魚です。イソギンチャクの近くで安心して食事をする姿は、助け合いの大切さも教えてくれますよね。

飼育するときは、人工飼料を基本にして、ときどき冷凍エサをあげると、野生に近い栄養バランスを整えやすくなります。回数は1日1〜2回、量は数分で食べきれる程度を目安にしましょう。食べ過ぎは水を汚す原因になるので、少なめから始めるのがおすすめです。

食べないときも、慌てなくて大丈夫です。環境に慣れるまで少し時間がかかることもあるので、水質や水温をチェックしながら、あたたかく見守ってあげてください。

お子さんと一緒にエサをあげる時間は、きっとかけがえのない思い出になります。カクレクマノミの食事のことをしっかり知って、楽しい毎日をスタートさせましょう!

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