そっくりだけど実は別物!ワラビーとカンガルーの3つの違いを徹底解説

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「ワラビーってカンガルーの赤ちゃんじゃないの?」「どっちも同じ動物でしょ?」——お子さんに聞かれて、つい「そうだよ」と答えてしまったことはありませんか?動物園でワラビーを見かけたとき、正直なところ「カンガルーと何が違うんだろう」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

実はこれ、大人でも意外と知らない方が多いんです。見た目がよく似ているせいで、ずっと「同じ仲間かな」「カンガルーの小さい種類かな」とぼんやり思ったままにしている方がほとんどです。

でも、お子さんから「なんで名前が違うの?」と聞かれたとき、ちゃんと答えられたらとても素敵だと思いませんか?この記事では、ワラビーとカンガルーの違いを3つのポイントに絞って、わかりやすく解説します。読み終わったころには、親子で動物園をもっと楽しめるようになりますよ。お子さんへの”豆知識”としてもぜひ活用してみてください!

違い① 見た目:大きさと顔つきが全然ちがう!

「そっくりだけど違う動物」と言われても、ぱっと見では区別がつきにくいですよね。でも実は、ちゃんと見比べるといくつかの特徴が見えてきます。ここでは、体の大きさと顔つきという2つの観点から、ワラビーとカンガルーの見た目の違いをくわしく見ていきましょう。

ワラビーはずっと小さい

カンガルーというと、大きくてたくましいイメージがありますよね。実際、一般的なカンガルー(オオカンガルーなど)の体長は1.5メートルを超えることもあり、体重は70〜80キログラムに達するものもいます。大人の人間と同じくらいか、それ以上の大きさです。

一方、ワラビーはずっと小ぶりです。種類にもよりますが、体長はおよそ30センチメートルから1メートル程度。体重も10〜20キログラム前後のものが多く、カンガルーと並べて見るとその差は一目瞭然です。「カンガルーの子ども?」と思われがちなのも、この大きさの違いがあるからかもしれませんね。

顔つきや足の形にも違いが

大きさ以外にも、顔つきや体のつくりに違いがあります。ワラビーはカンガルーに比べて顔が丸みを帯びており、耳が短めです。全体的にふっくらとした愛らしい印象を持つのが特徴です。一方のカンガルーは顔が細長く、耳も長め。どこかシャープでワイルドな雰囲気があります。

また、足の形にも注目です。カンガルーは後ろ足がとても長く発達していて、時速60キロメートル以上のスピードで跳び回ることができます。ワラビーの後ろ足もしっかりしていますが、カンガルーほど極端に長くはなく、狭い森の中でもすばやく動き回れるような作りになっています。

違い② 生息地:すんでいる場所がまったく違う

見た目の次は、住んでいる環境についてです。実はワラビーとカンガルーは、同じオーストラリアに生きていても、好む環境がかなり異なります。この違いを知ると、なぜ体の形や大きさが違うのかも納得できますよ。

カンガルーは広い草原に暮らす

カンガルーの多くは、見渡す限りの草原や低木地帯を好んで生活しています。遮るものが少ない開けた場所で暮らすため、長い足を活かしてスピーディに移動することが得意です。天敵から逃げるにも、エサを探すにも、広いフィールドをダイナミックに駆け回ることが生存に有利なのです。

群れで行動することが多く、「モブ(mob)」と呼ばれるグループを作って生活します。大きな体と強力な後ろ足を使って、オス同士が激しく戦う場面を動物番組などで見たことがある方もいるのではないでしょうか。

ワラビーは森や茂みの中に潜む

ワラビーは森林や茂み、岩場など、複雑で入り組んだ環境を好みます。背が低い木や草が密生している場所では、コンパクトな体がとても役立ちます。障害物をひょいひょいとかわしながら移動できるため、カンガルーでは難しいような狭い場所でも自由自在に動き回れるのです。

夕暮れから夜にかけて活動することが多く、昼間は茂みの中でひっそりと休んでいることが多いです。おっとりして臆病な性格のものが多く、驚くとすぐに茂みの中へ逃げ込みます。動物園でワラビーが隅っこにいたり、なかなか近づいてこなかったりするのには、こんな理由があるのです。

違い③ 分類:実はちゃんと別の「種(しゅ)」がある

ここまで見た目や生息地の違いをお伝えしてきましたが、「そもそも生き物として別のものなの?」と思われた方もいるかもしれません。ここでは少し生き物の分類の話に踏み込んで、ワラビーとカンガルーがどんな関係にある動物なのかをわかりやすく解説します。

同じ「有袋類」の仲間だけど…

ワラビーとカンガルーは、どちらも「有袋類(ゆうたいるい)」と呼ばれるグループに属しています。有袋類というのは、お母さんのおなかにある袋の中で赤ちゃんを育てる哺乳類のことです。コアラやウォンバットも同じ仲間ですよ。

さらに細かく見ると、ワラビーもカンガルーも「カンガルー科」という同じ科に分類されています。つまり「同じ科の、違う種(しゅ)」というのが正確な関係です。人間で言えば、いとこのような感覚に近いかもしれません。親戚ではあるけれど、別々の家族という感じです。

「ワラビー」はひとつの種の名前じゃない

ここで一つ、多くの方が知らないポイントをご紹介します。実は「ワラビー」というのは、一種類の動物を指す名前ではないのです。

カンガルーとカンガルー科の中でも「比較的小型の種類」をまとめてワラビーと呼ぶ、というのが一般的な使われ方です。アカクビワラビー、ベネットワラビー、クサワラビーなど、種類はたくさんあります。つまりワラビーは、ひとつの正式な分類名というよりも、「小さめのカンガルー系の動物」を指すざっくりとした呼び名に近いのです。

これはカンガルーにも似たようなことが言えて、「カンガルー」という言葉もオオカンガルーやアカカンガルーなど複数の種をまとめた俗称として使われることがあります。動物の名前って、思ったより奥が深いですよね。

見分け方のポイントをおさらい

ここで一度、ワラビーとカンガルーを見分けるときに使えるポイントをまとめておきましょう。箇条書きではなく、頭の中でイメージしながら読んでみてください。

まず体の大きさを見てください。小さくてコロンとしていればワラビー、大きくてたくましければカンガルーである可能性が高いです。次に顔を見てください。丸みのある顔で耳が短めならワラビー、細長い顔で耳が長ければカンガルーのことが多いです。そして足の長さにも注目です。後ろ足がものすごく長く発達しているならカンガルー、比較的バランスのいい足つきならワラビーと判断できます。

動物園に行ったときは、ぜひこの3つのポイントをお子さんと一緒に確かめてみてください。「あ、これはワラビーだ!なぜかというとね…」と説明できたら、お子さんの目がきらきらするはずですよ。

まとめ

今回は、ワラビーとカンガルーの違いについて、見た目・生息地・分類の3つのポイントから解説してきました。

見た目の面では、カンガルーは体が大きく顔が細長い傾向があるのに対し、ワラビーはコンパクトで顔に丸みがあります。生息地については、カンガルーは広い草原を好むのに対し、ワラビーは森や茂みの中を得意とします。そして分類上は、どちらもカンガルー科の有袋類という共通点があるものの、それぞれ異なる種(あるいは種のグループ)として区別されています。

「そっくりだから同じ」と思っていた2つの動物が、実はそれぞれ個性のある別の生き物だとわかると、なんだかとても愛おしく感じませんか?お子さんと次に動物園を訪れるときは、ぜひワラビーとカンガルーを見比べてみてください。きっと新しい発見があって、いつもよりずっと楽しい時間になるはずです。

「これ知ってる!」と自信を持って教えてあげられるママの姿は、お子さんにとって最高の”生きた図鑑”になりますよ。

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